劇作家・評論家の山崎正和さんが19日に亡くなられました。大学受験で現代文を勉強した人で山崎さんの名前を知らなければ、もぐりでしょう。
山崎正和さんの『柔らかい個人主義の誕生』、外山滋比古さんの『思考の整理学』・・・。大学受験時代、模試や入試本番で、その文章を何度目にしたことだろう。
高校時代は「なぜこんな難解な文章を読まなきゃいけないんだ」と思っていましたが、それは自分が知的に未成熟だっただけ。大学受験を通して成熟すると、論理的思考の最たるものを、現代文で出題される評論文の中に感じられる自分がいました。
評論家の二大巨匠が他界された今、その代表的著書をもう一度読み直してみる時かも知れません。合掌。
同じく評論家の外山滋比古さんも先月30日に亡くなられました。
『最新国語便覧』(浜島書店)より
山崎正和さんの『柔らかい個人主義の誕生』、外山滋比古さんの『思考の整理学』・・・。大学受験時代、模試や入試本番で、その文章を何度目にしたことだろう。
高校時代は「なぜこんな難解な文章を読まなきゃいけないんだ」と思っていましたが、それは自分が知的に未成熟だっただけ。大学受験を通して成熟すると、論理的思考の最たるものを、現代文で出題される評論文の中に感じられる自分がいました。
評論家の二大巨匠が他界された今、その代表的著書をもう一度読み直してみる時かも知れません。合掌。