河邉徹『蛍と月の真ん中で』(ポプラ社)を読了。
伊那市の隣町・辰野町を舞台にした小説です。同町で書店「ブックスいとう」を経営する高校時代の同級生が紹介していて、迷わず購入。地元が舞台になっているだけあって、一心不乱に読破してしまいました。
自分の今と将来だけでなく存在価値までに疑問を抱いてしまい、大学を休学してしまった主人公・大野匠海。写真館を経営していた父が撮影した辰野の蛍の写真に導かれるように、辰野駅に降り立つところから物語は始まります。
フィクションではあるものの、地名は実際のもので、登場するゲストハウス、農家民宿、甘酒屋さんなど、実在します。是非お読みいただき、辰野を含めた信州上伊那の土地や人の温かさを感じてもらえれば嬉しいです。
伊那市の隣町・辰野町を舞台にした小説です。同町で書店「ブックスいとう」を経営する高校時代の同級生が紹介していて、迷わず購入。地元が舞台になっているだけあって、一心不乱に読破してしまいました。
自分の今と将来だけでなく存在価値までに疑問を抱いてしまい、大学を休学してしまった主人公・大野匠海。写真館を経営していた父が撮影した辰野の蛍の写真に導かれるように、辰野駅に降り立つところから物語は始まります。
他人との比較から始まる焦燥感・劣等感といった苦しみ。そのような負の感情から離れられた時から、本当の人生が始まります。自分の好きなことと出来ることを夢中でやっていけば、自分の気づかないうちに人の助けになっていて、なりたい自分になれる・・・。そんな強いメッセージを感じられるはずです。
辰野町HP「ほたる暮らし」より
フィクションではあるものの、地名は実際のもので、登場するゲストハウス、農家民宿、甘酒屋さんなど、実在します。是非お読みいただき、辰野を含めた信州上伊那の土地や人の温かさを感じてもらえれば嬉しいです。