小・中・高すべての夏休みが終わり、いつもの日常が戻ってきた信州伊那谷です。
「受験の天王山!」と意気込んで夏休みに臨んだ高3生たちですが、夏休みが終わってしまえば、当初の意気込みも忘れてしまっているから不思議ですね。
私は夏休みを「受験の天王山」と称するのは好みません。だって、夏休みの勉強だけで受験結果が左右されたら、それまで真面目に積み重ねてきた受験生が馬鹿を見ることになりますからね。大学受験はそんなに甘いものではありません。
夏休みだけ勉強を頑張っても、望む結果は手にできません。もちろん、それまでの勉強量が大切ですが、もっと大切なのは夏休み以降です。夏休みに出来上がりつつあった受験勉強に向かう姿勢を維持していくこと。
いくら夏休みに頑張っても、これから行われる模試では良い結果が出ることは少ないでしょう。だって、周りの受験生もやっているわけだから。もし一般受験で大学合格を目指すのなら、模試の結果に一喜一憂せず、また、指定校推薦などの推薦組の動向にも流されず、夏休み以降もただ淡々と日々の勉強を積み上げて、入試当日に最高のパフォーマンスで、ボーダーラインを1点でもいいから上回る戦い方をしてきましょう。
ランニングしているとまだそこら中で、大好きなアオイの花が咲いているのを見かけます。本来は梅雨明けと同時に花の時期が終わると言われているアオイですが、今年は大きな花をまだまだ楽しめそうです。受験生たちにも、「第一志望合格」という大輪の花を咲かせてもらいたいです。