英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

文法が英語力の礎となる

2016年10月21日 | トラスト英語学院
昨日は伊那商工会議所主催「実践ビジネス英会話講座」の2回目の講師を務めさせていただきました。
前回は「主語+動詞+α」の基本を押さえ、be動詞と一般動詞、時制を中心に講義させていただきましたが、今回は英語での自己紹介とお互いへの質問、写真やイラストを見てその状況を英語で説明するなど、前回より発話を意識した内容で行いました。
これは昨日のセミナーで使った写真ですが、シアトルのスターバックス1号店で買い物をする私です。パッと見て、

・A man is paying for something.
・Two men are facing each other.
・Some items are on display.
・There are light fixtures above the counter.
・A menu is laid out on the counter.

という英文がスラスラ出てくるようにするのが、英語の発話をスムーズにするトレーニングになります。TOEICのパート1で求められている力ですね。

講義の最後には、英語力を高めるための勉強法の話をさせていただきました。結論を言えば、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのすべての礎になるのは文法です。単語を覚えるのももちろん大事ですが、文法軽視ではいつまでたっても成長はありません。

今回のセミナーはきっかけに過ぎません。受講された方の今後の英語学習の起点になることを祈っております。


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行動に移すことで人生は変わる

2016年10月20日 | 趣味
月曜日に受講したSNSセミナーとアマゾンから届いた書籍『ブログ運営×集客×マネタイズ』を参考に、ブログをいじっています。英語で言うところの tinker ですね(笑)。

tinker
… to make small changes in order to make it work better

書籍はたまたまFBで気になったので購入したのですが、セミナーと絶好のタイミングで重なりました。これまでの経験上、こういうタイミングは良い変化につながる前兆だということが分かっていますので、できることはすぐに行動に移しています。

セミナー・読書・学校・塾等々、人は多くの学びの機会を持っています。しかし、果たしてどのくらいの人が学んだことを行動に移せているでしょうか。行動に移すことで人生は変わるということを、私自身これまで経験してきました。一歩を踏み出すだけで人生が動き出し、それを継続していった先に、自分の望む未来があります。
学びの機会を多く持っていても行動に移さなければ、いつまでたっても旧の木阿弥。様々なセミナーに出たり、自己啓発本を読み漁っても変われない人は、学んだことを行動に移しておらず、理想を追い求めているだけです。学んだたった一つのことでもすぐに実行してみる。それだけで、それまでの日常が非日常になります。そして、その非日常が習慣化し日常になった時、人生が変わり始めているのを実感できるはずです。

継続力と意志の強さが試される筋トレとジョギングを続けることができています。最初は辛いと感じましたが、一歩を踏み出して実行に移した結果、今はやめられない自分がいます。この先、自分がどう変わっていくか・・・?今から楽しみです(*^-^*)


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一日一英単語

2016年10月19日 | トラスト英語学院
トラスト英語学院では、【今日の英単語】として絶対に覚えておきたい英単語を一日一つずつ、入口のボードで紹介しています。
授業だけでなく自習でも毎日学院に来て一日一つずつ覚えることを習慣化すれば、語彙力も少しずつついていきます。まさに、「塵も積もれば山となる」ですね。そういえば、中学校時代に階段の踊り場に毎日新しい単語が一つ掲示され、その単語の意味と例文を調べてノートにまとめて提出する「一日一単語」という取り組みがあったのを思い出しました。

語学習得の秘訣は、継続と習慣。今日も少しの努力を積み上げましょう。


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地域の英語塾として

2016年10月18日 | トラスト英語学院
伊那商工会議所主催の「SNS活用セミナー」を受講してきました。いつもはセミナーで講師をさせていただく立場ですが、今日はセミナーを受ける側でしたのでとても新鮮でした(笑)。

SNSについて非常に実践的な内容でした。セミナーする側の経験則から、学んだことを実行に移せるのは1割前後のように感じます。その少数派になれるよう、今日からすぐに実践していきます。

また、SNSのこと以外にも、受講者の求めているものを的確に伝える大切さを学べた気がします。今週20日(木)には同じく伊那商工会議所主催の「実践ビジネス英会話講座」の第2回を開催し、講師を務めさせていただきますし、月末30日(日)には当学院でW無料セミナーを行いますので、受講者の方に満足感と達成感を与えられるよう、全力で講義させていただきます。

実践ビジネス英会話講座(第1回)の様子(10月14日)
いくつも英語塾は存在しますが、伊那市を代表する英語塾・英語学校として、持てるすべてを地域に還元していきたいと思っています。


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第213回TOEICの結果

2016年10月17日 | TOEIC・英検など
先月受験した第213回TOEICの結果が出ました。
リーディングで一問間違えたのは覚えていますが、残りの(おそらく)2問がどこか見当がつきません。前回第210回受験時はリーディングが満点でしたが今回はリスニングが満点で、二つそろえるのはやはり難しい。まだ何かが足りていない証拠ですが、それは知識的なものよりむしろ、あらゆる場面で動じない精神的なようなものだと思っています。来月のTOEICまでその足りないものを補うべく、トレーニングを積んでいます。

心・技・体、すべてがそろった状態で来月を迎えたいと思います。



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主語と動詞を意識しなくなる瞬間

2016年10月17日 | 英語勉強法
「長文になると英語が頭に入ってこなくて、英文が読めません」という相談を多く受けます。それはただ単語の意味をつなげてるだけであって、英文構造を意識していないのが原因です。常に「S+V+・・・」を心に留めて読まなければ、一向に読めるようにはなりません。経験上、TOEIC900点を超えるくらいから英文構造を瞬時に把握できて、語順通りに読めている自分に気づくはずです。

瞬時の英文構造把握力は、4つのスキル(reading, listening, writing, speaking)すべてに共通する大切な力です。英語を英語の語順で理解して操るには、英文を“型”でとらえる、つまり英文構造を瞬時に把握し、主語と動詞を指摘できることが不可欠です。

私は大学受験英語を勉強し始めたときから、英文を読むときは常に「S+V+・・・、S+V+・・・」と心の中でつぶやいていました。大学に合格しても、英検準1級に合格しても、TOEICで800点以上を取れるようになっても、英語に触れる時は常に「S+V+・・・、S+V+・・・」。その繰り返しでした。

ところが、ある時を境に、SとVを意識せずに英語に接することができるようになりました。それは、留学中、ビジネス英語の授業でプレゼンテーションをせねばならず、University of Washington の図書館で大量の関連文献を読み漁っていた時です。締切りまで時間も限られていたため、来る日も来る日も図書館にこもり、大量の英文を速読せざるを得ない状況が続きました。そして、ある瞬間気づいたのです。「そういえば、日本語を介さないのは当然のこと、SとVも意識せずに、英文を英語のままで読めている!」と。
私の実体験から、英検1級に合格したりTOEIC900点以上とれる人は、瞬時の英文構造把握ができていると思います。しかも無意識にです。そこに到達するには、長い時間が必要となります。なぜなら、知識を無意識化するためには大量のインプット学習が必要だからです。普段の学習から、文法に基づいてSとVを意識し、英文を読んだり聞いたりして、それを繰り返す。つまらない単純な作業ですが、英語ができる人は、自ずとその作業を積み上げてきただけなのではないでしょうか。


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真似の大切さ

2016年10月16日 | 指導現場にて
教育現場にいると、真似が出来ない生徒は学力が伸びないことに気づきます。

例文をノートに書かせても、つづりが違っていたり、コンマが抜けていたり、どこかしら間違っている。そんな単純な真似さえも出来ないと、向上はなかなか難しい。厳しい言い方かも知れませんが、これが現実。そして、その勉強姿勢を正し伸びる方向へ導くために、指導者が存在します。

書道やスポーツも、まずは徹底した型を覚えます。その基本姿勢が真似できないと、上達は望めません。そのために基礎トレーニングも毎日やるわけです。畑村洋太郎著『組織を強くする技術の伝え方』に、茶道や武道の世界の教えである「守・破・離」が紹介されています。

「守」・・・決まった作法や型を守る段階。すべての学習は真似から始まる。手本に従ってそれと同じようにする。決められていることを生真面目に守るこの段階は、繰り返しも多く非常に面倒。なによりもやっているほうは面白くもない。しかし、手本を素直に真似るほうが結果として早く進歩する。

「破」・・・「守」の状態を破って作法や型を自分なりに改良する段階。自分で創意工夫しながら試行錯誤できる。作法や型を破るのは悪いことのようだが、「守」を徹底した人はしっかりとした経験と根拠に基づいているので、合理的な方法の創出につながる。

「離」・・・作法や型を離れて独自の世界を開く段階。「破」の段階で試行錯誤を繰り返した人は、従来とはまったく別のものを新たに生み出すことができる。制約条件や外的要因にあわせて全体をつくり変えることができる。つまり、過去の経験や知識に加えて、先人の理解などを織り込んで判断ができる。
勉強も一緒です。例文を覚える。公式を覚える。語彙を覚える。つまり、暗記は真似をする礎となります。そして、基本を大事にして何回も繰り返していくうちに、自ずとその基本事項を追究する姿勢が生まれ、違った角度からとらえられるようになり、いわゆる応用力が身につくようになります。

「学ぶ」の語源は、「まねぶ」です。習い、真似をすることが、学問をすることにつながります。勉強の基本は真似をすることであると、生徒たちには自覚を促してまいります。


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実践ビジネス英会話講座

2016年10月15日 | トラスト英語学院
昨日は伊那商工会議所セミナー「実践ビジネス英会話講座」の講師を務めさせていただきました。30名ものお申込みいただき、英語に興味を持っていらっしゃる方がいかに多いか、改めて知ることが出来ました。受講者のほとんどの方と初めてお目にかかりましたが、中には普段指導させていただいているお子さんの保護者の方、友人、英語の学習仲間の方もいらっしゃり、心地良い緊張感と受講者の方からあふれ出る熱気に包まれて、講義させていただきました。
小難しい文法はさておき・・・という副題でしたが、基本的な文法(=主語+動詞+α)は絶対に必要で、「『文法はいいから英会話ができるようになりたい』では一生英語は話せません」とくぎを刺し、動詞を極めることが英会話の第一歩になるという観点から、be動詞・一般動詞の区別と時制にフォーカスを当てました。

来週20日に第2回を行いますが、より実践的な内容になります。ヤル気のあふれる方ばかりですので、今から楽しみです。


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自分の弱さを打ち破る

2016年10月14日 | 指導現場にて
「英語ができるようになりたい」と言いつつも努力せず、変わらない日々を送っている方を多く目にします。「毎日これだけはやろう」と決めた15分もあればできるルーティーンの勉強を、やらなくなってしまう人間の弱さ。特に仕事を言い訳にしてしまう社会人こそ、限りある時間を有効に使うしかありません。その努力と工夫が人生を変えていきます。

人生の方向を決めるのは自分の意志以外にはなく、英語の勉強の継続は、その試金石でもあるような気がします。日々の小さな努力の継続が夢の実現へつながる。英語が人生の水先案内人になることを祈ってます。


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諦めない心

2016年10月13日 | 指導現場にて
ツイッターではあまりリツイートしませんが、以下に引用させていただいたある方のツイートが、痛快なほど的を射てるのでFBでもシェアさせていただきました。以下引用です。
勉強できない人の特徴は「諦めがよすぎること」だと思う。英文を読んでいて、意味が分からなくなるので読むのをやめてしまうんですけど、どうしたらいいですか、とか。このメンタリティのまま大人になると「仕事でうまくいかない。じゃ、転職でもしよう」みたいな人になるのではないか。

勉強に限ったことではなく、一つのことを徹底できない人は何をやっても結局は中途半端になってしまう傾向があり、環境を変えることでその場から逃げているのだと思います。教育現場にいると、勉強とは忍耐力を培うものだとつくづく感じます。勉強は誰にでも平等に与えられ、そして自分の忍耐力を証明できるものだと思うのです。難しいことにも立ち向かっていく子が進学校に進み、一流大学に入る。当たり前のことなのに、それを認めたがらない風潮があるのも事実です。


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