英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

『900点特急』、再び・・・

2017年09月20日 | TOEIC・英検など
今やTOEIC受験者の定番参考書となっている朝日新聞出版・特急シリーズから、加藤優先生の900点特急の改訂版『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』が出版されました。
手持ちの特急シリーズがこれだけになりました。
思い起こせば、TOEICで満点を本気で取ろうと決意した2012年秋。最も真剣に取り組んだ一冊が『900特急』。その改訂版も、今の自分の原点を思い出させてくれる一冊です。

TOEIC云々ではなく、特急シリーズは英語学習者の読み物としても面白いです。簡潔にまとまっているし、英語力で強化したい分野に特化できるので、実力がついていくのを実感できます。

次回のTOEIC受験予定は11月です。ちょうど2ヶ月あるので、『900点特急 パート5&6』を繰り返し、もちろん、5年間一日も欠かさず続けているパート3と4のスクリプト音読、『金フレ』のパート1例文の音読も続けていきます。


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ボキャビルは身の回りから

2017年09月19日 | 英語勉強法
英単語を覚える時、教科書や単語帳から覚えるのが定番ですが、身の回りのもの・目に映るものを英単語にして覚えていくのも効率的なように思います。昨日の夕食時に子どもがテーブルを拭いていたので、wipeという単語を覚えさせました。そこから私が留学中に日常生活の中で覚えた英単語の話になり、eczema と ooze がとっさに口から出てきました。

ホームステイ先のホストマザーが慢性的な皮膚炎に悩まされていて、民間療法に頼っていたのですが、いつも引っ掻き傷から膿が出てしまっており、eczema と ooze を何度も言っていました。辞書で確認した後、すぐに覚えてしまいました。そしてそこから、scratch, itchyなどを一緒に覚えていくわけです。

その民間療法で魚油を使って治療していた時があり、家中が生臭い魚の匂いがしましたが、その時にホストマザーがsmell fishyというイディオムを使った時に、二人で大笑いしたのも思い出です。

英単語を覚えたい学習者は、まずは身の回りの物や動作をすぐに英単語に出来るか確認するところから始めましょう。手軽で効率的、そして、英検の二次試験でも役立つボキャビル法です。

University of Washington
今月で留学のために渡米してから十六年の月日が経ちます。あの頃の葛藤や行動が今の自分を創っていると考えると、すべての時間に大きな意味があったと感じることが出来ます。


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本を読もう

2017年09月18日 | 趣味
塾業界にいると、生徒や保護者の方から「どうしたら頭が良くなりますか」と聞かれます。“頭が良い”をどのように定義するか、何を基準にするかは人それぞれですので、明確な答えはないですが、確実に言えるのは、それまでにどれだけ活字に親しんできたかで決まると思います。「学力の基本は国語力」といわれる所以もここにあります。

私は高校を卒業するまで本を読んだことがありません。これは自信を持って言えます。しかし、浪人した時に活字に触れる重要性と、学校・予備校の授業やテキスト以外から知識を得る意義に気づき、浪人時代から本の虫になり、それと並行して、成績全般も上がっていきました。

大学1年の時、中央大学法学部在学中の友達の部屋を訪れて本棚に目を向けた時、『「成田」とは何か』という岩波新書があり、知的武装した友人が眩しく輝いていたのを思い出します。
大学生では専門的な新書を読み漁る・・・。いつからか現実的な目標となり、常に新書と共に大学生活を送ったといっても過言ではありません。今でも記憶に残っている一冊は、中公新書『複合不況』。日本経済と金融システムの動態について研究しようと決意した一冊でもあります。
季節は読書の秋。お気に入りの一冊をいつも手元に、秋の夜長に知的好奇心に駆られるのもいいですね。


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変わる高3生

2017年09月17日 | 指導現場にて
高3生たちが変わった。

9月第1週、高3生たちに基本イディオム・語彙100問テストを行いました。覚えなければならない約2000個のイディオムと、5000語前後の単語から、たった100個を出題。しかも、「大学受験するなら知っていて当然でしょう。こんなのも知らないのに大学受験をしようとしているの?」というものばかりです。

結果は案の定。テスト後は、一人一人全員に本気で活を入れ、中には涙する女子もいました。しかし、全員見事に目の色が変わり、翌週の再テストでは、満点もしくはそれに近い点数で捲土重来を果たしてくれました。そして、来るべき受験シーズンへ向かっていく勇気を手に入れたような表情に変わるまでになりました。

自分自身の人生と向き合わせ、彼らを変わらせるのが私の仕事です。そして、変わるその瞬間を目にできるのが、教育という仕事の醍醐味です。


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貪欲に知識を吸収しろ

2017年09月16日 | 指導現場にて
「何か分かった気がする・・・」

英検4級を来月受験する小6生が予想問題を解いていて発した言葉。英語の勉強を始めてからこれまでの一年間、彼女は英語の音読を徹底してきました。そして、最近は『パス単』を使って集中的に語彙力を強化。この言葉は、当然の帰結です。

「貪欲に知識を吸収しろ。もっともっと力をつけろ。」

これは、高1の時に担任の先生からいただいた言葉です。英語は常に努力を続ける人の味方になります。さあ、可能性は目の前に広がっています。


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ノルマや上司に追われていませんか

2017年09月15日 | 趣味
池井戸潤『七つの会議』を読了。
何のために仕事をするのか、サラリーマンとは何なのか・・・。ノルマの達成に常に追われ、厳しいだけの上司にビクビクするのが仕事だろうか。結局、そんな組織はいずれ衰退していくのです。企業ガバナンスやマネジメント等のあるべき姿についても考えさせられます。

一回きりの人生。好きな仕事を通して他人のために役立っているという意識がもてないと自己実現をできず、後悔しか残りません。小説でありながら、仕事観・人生観についても思慮を巡らすことができる一冊です。


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独り考える時間

2017年09月14日 | 閑話
一ケ月後・半年後・一年後にどんな自分になっていたいか、その他のことは何もしないで、独り考えてみる。

そして、その想いを人に話してみる。考えを文章で表してみる。言葉にすることで、それは抽象的なものから具象的なものへと変化し、人生の明確な目標となって突如として現前します。

私が独りになって考えられる時間は、ランニング中です。目に入ってくる信州伊那谷の自然を目にしながら、将来どうしたいか考えると、図らずもいいアイディアや具体的な行動指針が浮かんできます。

そして、ブログやSNSを使って自分の想いを述べ、目標を公言する。それが行動へ踏み出す一歩となり、大きな成果へとつながっていきます。
最近は日々深まっていく秋を自然の中に感じながら走っています。こんな雄大な自然を眺めながら走れるのは、田舎に住む特権です(^^)


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TOEICと筋トレがバロメーター

2017年09月13日 | TOEIC・英検など
TOEIC当日は松本駅前のマックで、ホットティーを飲みながら直前まで問題を解くのをルーティーンとしています。

TOEICがまだ970点で満点を取りたいとは口では言いつつも、これといった努力をしていなかった5年前。マックで問題集をめくっていた時、自分の腹が出ていて、ジーンズのベルトの上に乗っかっていました。ウエストが80cmを超え、「40を過ぎて体型も変わってきて情けないな、俺」と思わざるを得ない瞬間。TOEICも受け続けてはいたものの、満点取得のために血のにじむような努力をしていない自分もいて、己を律することができていない姿に嫌気がさしました。

独立開業を目指し始めた時でもあり、絶対にTOEICで満点を取ることが必要だったので、その後はTOEICの勉強は徹底し、2014年に満点を取ることができましたが、腹はたるんだままで、TOEIC直前にマックに寄るたびに情けなくなりました。

以降、ロングブレスダイエットや植森式ドローインなどをやりましたが、効果は一時的なもので、気がつけば元の腹、元の体型に戻ってしまいました。やはり、有酸素運動で循環器系もしっかりと鍛えながら体の脂肪を芯から燃やし、筋力アップをしないと体型を維持することは難しいと気づき、昨年からランニングと筋トレを始めました

そのおかげで、ウエストは74cmで安定し、今回のTOEICでは腹を気にすることもなく、受験できました(笑)。私にとって、TOEICと筋トレは自分を律することができているかどうかのバロメーターと言えそうです。


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工夫

2017年09月12日 | 英語勉強法
相も変わらず、TOEICのパート3・4のスクリプト音読を毎日続けています。それぞれ1セットを10回ずつ音読するので、毎日20回、時間にして毎日20分前後の音読学習ですが、2012年11月に始めて、もう5年近く一日もサボらずに続けている勉強法です。

最近は、音読している自分の声をICレコーダーで録音してチェックしています。ネイティブっぽく発音できているか、英文中の間合いは大丈夫か。教材に付属のCDになるべく近づけるようにすると、自然と発音矯正と英会話のトレーニングにもなります。
TOEICは所詮試験のためのもの?そう考える人はTOEICを表面的にしか知らず、勉強法を工夫する発想力が欠如しているんでしょう。TOEIC教材も工夫すれば使用価値は無限大です。TOEICの問題集を解いただけでは点数も英語力も伸びません。いかに使い倒すか、その工夫が学習者には求められます。

さて、今日のブログ更新で1,700日連続更新となりました。昨日と一昨日は第223回TOEICの直後ということもあり、連日700UU以上のアクセスをいただきました。ブログも英語の勉強も継続が大切です(笑)。


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イディオムを操る

2017年09月11日 | TOEIC・英検など
昨日の第223回TOEICでは、解答に直接関係ないものの、second to none(誰にも劣らない)が出てきました。これはお気に入りのイディオムの一つです。

私がよく使うお気に入りの熟語を挙げると、

beyond description(筆舌に尽くしがたい)
after a fashion(曲がりなりにも)
keep ~ posted(~に進捗状況を教える)

いずれも大学入試でも出題されていますが、ネイティブとの会話でさりげなく使うと、一目置かれるかも知れません。会話では相手の発言に対してリアクションが大切です。とっさの一言がコミュニケーションを円滑にします。

TOEICでは、大学入試のように空欄補充問題としてイディオムの知識が問われるケースは少ないですが、文意を把握する上では絶対に必要となります。


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