帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

札付きの意外性

2005年10月25日 | 僕という人間 その他

色々とやらかしてきたアンちゃん、これからは、分かりやすくするために、”タグボーイ”(タグ=札、ボーイ=少年の組み合わせで造語、この掲示板だけに使います)と書きます。
どのくらい真面目にやるだろうか? と心配していたのですが、本当に真面目に仕事をしています。
私の言う事も素直に聞きますし、放って置くと休み時間も取らず、昼飯も取らないで仕事しようとします。
この場合の仕事は、私の施すトレーニングですが、このタグボーイをトレーニングをするにあたって、指名した際に、チーフの顔が曇ったの見ています。
何が原因で問題を起しているのか?を知りたくているのですが、ここまで従順だと・・・・・・・・
まあ、彼らの世界には、日本人の私でさえも理解しきれいない、様々な壁や問題があり、それが彼を思わぬ行動に走らせているのかもしれません。
色黒の私より、さらに肌の色が黒い彼は、愛嬌のある大きな目をくりくりさせながら説明を聞きます。
カレーが好きだという彼は、時折それを”母親の味”として食べています。
無心にぱくつく姿をみていると、遠い日本ですごしている息子を、どれだけ母親が心配しているだろうか?と考えてしまいます。
年齢が私の息子と近い為、親の気持ちが痛いほど分かります。
若い彼には、まだ理解する事が難しいにしても、休暇で母国に帰ったとき、母親から「仕事はどう?」、「きちんとやっている?」とたずねられ、問題ばかりで何も話す事が無いのでは・・・・・・・
私が当面の目標とするのは、この青年に、どれだけの栄誉を与えられるかです。
教育ですから、たいした事は出来ませんが。
一番早く作業を終わった記録、一番丁寧にオーバーホールできた記録、一番上手に調整した記録など等。 上司や仲間を見返せる何か、そして母親に自慢できる事の一つでも、もたらしてあげる事が出来たら・・・・・
そう考えるのです。