久しぶりに姪が遊びに来ました、いかにも高校生だった彼女も、いまでは綺麗な女性へと変わりました。
大学は楽しい?と聞くと、「誰かもらってくれないかなー、永久就職しちゃいたいなー」とのこと。
れれ、まだ早すぎるだろー・・・・・いくらなんでも・・・・・
と思いながらも、自分はこの娘の年齢の時には結婚していました。
今思うと、なんて無茶な事をしてたのだろう!? と思う事しきりですが、
それから22年。 「あっという間に過ぎてしまった」という感覚が正直なところかもしれません。
色々な話をしましたが、「自分は何をしたらよいのか分からない、どうしたらよいのか分からない」という事を何度か言ってました。
今の子は、みんな同じ事を”必ず”といってよいほど口にします。
子供達にとって恵まれすぎている社会、しかし、心というものに対しては今ひとつ恵まれていない社会、それが今の日本ではないのか?と思ってしまいます。
「映画でも行くか?」と聞いてみると「うん」との返事、しかし、自分の年齢を考えると、援交と間違われかねないなー・・・・等と考えてしまいます。
こっ恥ずかしさもあり、なかなか動けず、さらにいろいろ話しているうちに時間も流れ、夕方になってしまいました。
話をしていく中で、読み取れた彼女の心の中に有る、たくさんの葛藤。
「かえるねー、ありがとう!」という声を残して駅のホームに向かう後姿を見ながら、「頑張れよ」と心で声援を送ります。
そして、「自分の道を、自分で歩ける事が大人なのだから・・・」と、一人でつぶやきました。