大体二年おきに行われている同窓会が、今回も上野で・・・・
なんで毎回上野?の理由は、あえて書かない僕(笑)
顔を出すと「来た来た~!」と声が上がり、なじみの顔ばかりなので皆、屈託無い。
即座に「近況報告~!」みたいな感じで話が始まり、そのうち皆がてんでに席を立って色々なところで固まって話を始める。
僕もその一つ一つに混じるけど、話を聞いていると自分は本当に運が良いというか、恵まれているのだと本当に感じる。
世の中は厳しいな~
時の流れはとても速く、 二年前、更にその前と今回とではいろいろな変化が生じていて、
“ただ騒いで楽しく過す”という事が出来ない僕にとっては、話をしていく一瞬々の連続話の中にある、同級生達の人生ストーリーが ドカドカと 心に入り込んで来てしまう、
一人だけでもそうなのに、沢山いれば当然に頭が一杯々になってしまうのが困りもの・・・・
酔っていたけど、 話しの内容は鮮明に記憶されているので、これが又厄介。
特に経済的(仕事)に相互繋がりがある彼らの、社会的なポジションや、この同窓会においてのそれぞれの立ち位置、
互いにどうリンクされているのか等、短い時間で膨大な情報が入り込むので、 どうしても処理に時間がかかる。
それぞれを頭の中でファイリングして、 地図の様な形にしつつ、尚且つ階層的に記憶していく為ですけど、それは短い期間に恐ろしいほど変化するからだ。
会社経営者がよく参加しているこの同窓会故に 当然の事ながら会は独特?(それとも普通?)の構成になっていて、
それをコアとして廻りに大企業に勤めている奴らが取り囲み、更にその外に僕みたいな仕事基盤がこの国に無い奴というふうに、少数派になっていく。
当然、常に動くこの社会経済と技術的変化等々、人を使う側に立つ友人達何かは、常に苦難と決断を求められていて、
そうした流れと戦いを繰り広げている彼らの姿は、僕にはとてもダイナミックに見える。
2時間という短い時間だったけど、 特殊で閉鎖的な環境で仕事している僕には、学ばされる事というのは本当に多いかった。
「次は泊まりだぞ~!」と最後に盛り上がり、〆を行って、 2次会に行く奴はその後3次会と、
まあ、開催場所が場所だけに色々な会の形が有るだんべ あははは!(爆笑)
僕は?と言うなら、これまでの人生で2次会に参加というのは殆ど無く、これは就職した頃から今に至るまで続く、ある意味ポリシーみたいな物。
で、当然に3次会というのも無い。
若い頃は「なんで俺に付き合わない?」と上司に怪訝な顔をされて、時として嫌がらせもされた・・・・
だらだらと愚痴や、くだらない自慢話など聞きたくもないから
僕には、“限られた時間で有るからこそ良い”と強く考えている部分があり、同時に仲の良い奴ばかりでは無く、
色々なグループとまんべんなく付き合える、そうしたバランスを好む僕にはその時間だけで十分過ぎるほどなのですね。
同窓会の友人達は良いやつらばかりだけど、不要に深く付き合うと難しい面が出てくるので、このくらいが丁度良いのです。