帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

2018年10月17日 | ど下手な 詩集やエッセイ等

になるとね、ガサツな僕でも、少しだけセンチな気持ちになる。

大雑把なのが僕なんだけど、少し気温が上がれば虫たちの囁き、

風冷たければ、空に現れる季節の変化。

少しだけ秋風にかさつく木の葉のお喋りは、やがて紅葉と風のメロディに乗って消えていき。

秋の一時を語り尽くした一夏の思い出は、虫たちが春まで過ごす暖かき寝床となり。

弱き陽光は彼らにとって幸せな微睡みとなる。

落ち葉の上を歩むその不思議な感触は、過ぎ去った夏がくれるもの。

ふと、足をとめ、その次に深呼吸をする。

清らかでいて、清々しくて・・・・

掴めるはずのない、秋を右と左の手の手のひらで包んでみる。




いいや、特に理由なんて無い、なにかを感じられるような、




そんな気がしたから。


By 翔