帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

サイドオーニング 中破

2019年07月27日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

台風が接近していて、 でも朝から快晴。

 

海は多分駄目だろうと考えて、 もしかしたら南の風が入っていて、湖なら走れるかな?とか安直に考えるのは 僕のダメなところ(笑)

 

で、やはりというか来てしまったわけですが、 初めは快晴、 風もそんなにひどくはなくブローが入ると走る感じでしたので、正直言って喜んでました。

 

ところが見る間に雲が出始めて、 セットが終わって出ようとする頃はブローが半端ない。

しかも山の上から吹き下ろす感じなので、渦巻いてるのが感覚的に判るのでやばい。

 

とは言え折角来たのだからと出たら、 セイルを上げる事もままならず 角度にして120度くらいの範囲でシフトしまくり。

 

こりゃ~駄目だ・・・なんて、セイルを落として、道具を引いて岸まで戻り。

「失敗したな~」とか思って、道具をかたずけて帰る事に決めた瞬間。

逆方向から爆風来襲 

セイルが飛ばされ、 近くの車に当たりそうになったけど、何とかセーフ。

 

で次に心配になって車をみたら 「あれ~~~~~~~~」 半分程度出して有ったオーニングが・・・・・・捲られまくり。

でも自分はセイルを抑えるのが精いっぱいで巻きにも行けない。

「なんとかもってくれ~~~~」 とか心で思うけど、 やがてバキッ!! ミシ! という嫌~~~~な音とともに破損。

 

そこいら中のキャンプサイトがパニック状態になっていて、台風は台風だなと妙に落ち着いて考える。  馬鹿です、ハイ。

 

突風が収まって、風が元の方向に戻ると、 即座にオーニングを巻き上げに行く僕。

状態を見ると 曲がっている・・・・・・  えっ!! まっすぐなはずのサイドオーニングが 湾曲している・・・。

 

まず、3つある固定ブラケットのうちの二つ、真ん中はセーフで、 でも、アームの有る両サイドがひん曲がってしまい外れているし、

ケースそのものにも歪みが・・・

記念の写真を撮ろうか?(笑) とか思ったりしたけど、雨が凄まじく、風も上がり過ぎて無理。

 

「アチャ~~~~」 とか思うけど、10万出して交換かよ!!と落ち込む僕。

まったく閉まらないで、がっつり隙間が空いたオーニングを何とか半端に巻き上げ様子見ますが、 帰る事は出来そうです。

 

それ確認すると、 こんなことしていられなくて、修理せにゃ~ならんからですが、 セイルをばらし、ずぶ濡れの道具をそのまま車内に放り込み。

こりゃ~ウインドどころじゃないぜよ!!

 

そのまま高速になると、 途中で昼飯を食って そのまま職場に直行。

 

午後はオーニングの修理をすることにしました。

明日?とかも考えたんですが、なんせ風が適度に入るので涼しいので、できれば今日中に直したい。

なぜなら、オーニングなしの夏は考えられないから。

 

脚立を使って、取り外したオーニングを床に置いて分解します。

状態を詳しく見たら、何とか修理可能な感じなので、安心しました。

一方ブラケットの方は?というと。

リア側はたいして曲がってませんが、 これは室内側に貫通したボルトがひん曲がり、 内側の3X5Cmくらいの大きさの、

押さえ版が壁にめり込んでました。

状態がもっと最悪だったら、 ブラケット事引きちぎられていたかも・・・・

真ん中はOkで、

前の方は?というと

こっちは内側は大丈夫でボルトも大丈夫。

ただ、ブラケットの曲がり方が半端ない。

写真でみるとそうでもない様に見えますが、じっさいはグニャリという感じです。

ケースばらして、 曲がった部分を見てみると・・・

とにかく外せるものは全部外し、 板金屋の開始。

トンカントンカン、万力に挟んでそりゃ!! でかいモンキー二本使って修正したり、 とにかくまっすぐになる様にひたすら修正。

ただ、オーニングケースが意外に強くて、 湾曲したのが中々なおらずで、 この作業で2時間以上。

 

まあ、何とかなるかな・・・・という感じになった。

ブラケットから外れない様にボルトが通っているところを中心にして、斜め方向によじれていたのですが、 何とかなりました。

大体の作業が完了したので、全体を組み上げて、それから巻き上げしてみると、 アームのアライメントが完全にくるっています、

その調整が案外と難しくてほぼ1時間・・・・・

完全に調整をとりましたけど、 ここで紹介するの為の写真を撮るほどの余裕もなしで、 くそ暑いのもあるけど、

とにかく必死です。

 

フィアマは各パーツが単品で取り寄せ出来るので、破損にしたいして修理が容易ですが、ただ、価格が高いですやたらと。

 

本体がOKになったので、次はブラケット。 こちらはやはり叩き直して、 車の方はリアのめり込んだプレートを

更に大きなサイズのプレートに変更することで対処しました。

 

さて、まっすぐになったオーニングを取り付けますが、 実は半端ない重さでして、

腕で支えてブラケットに取り付けるのがほぼ困難です。

そこで 天井の電動ホイストを持ってきて吊るしながらの作業。

*ブラケットに収まった状態での写真です。

ブラケットとオーニングが外れない様に付いている固定ネジを取り付ければOK

 

後はオーニングフロントの脚を取り付け、最後にオーニングを何度も出し入れして 最終微調整します。

午後4時頃に全作業が終了。

 

全く出費なく直すことができたので助かりました。 ただし全身汗だくですけど(笑)

ひん曲がっていたフロント部分は完全にまっすぐです。

ブラケットのところは少しだけ曲がりが有りますけど、これは金属が多少伸びてしまっているので

完全には修正できません。

ただ、一見では修理したのが解らない状態になっています。

リアですが、こちらもOK

最後に修理の記念写真???

 

オーニングはとても便利なんですけど、 とにかく突風に弱くて、 本来ならタイダウンしておくのが正解なんですけど、

真反対側から突風が入るなんて考えてませんでしたのでそれが油断でした。

とにかく、 少しでも風有ったら タイダウン。 そして風強ければ 収納。

これが基本かなと・・・・

 

思うんですけど、 タープの方が強いですね。

他のキャンプされている方たちは皆タープ張っていましたけど、シートロープが緩む程度で飛ばされている方たちは居ませんでした。

まったく・・・・・本当に無駄なだけの一日でした。

 

くそ~~~~