帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

鯉を真っ二つ、フォイルの怖さ

2022年09月01日 | Weblog

先々週の木曜日に、フォイルでざっくりとやってしまった右足のくるぶし。

ボードの向きを変えようと、脚で漕いでいたら”ガツン!”という衝撃と供に痛みが発生。 「痛つつつ!」

 

フォイルの先端にある二枚のウイングのどこかにぶつけた訳ですが、ボードの上に乗ると血がダダ漏れ。

 

で、「まあいいや!」 なんてそのまま数時間もそのまま乗っていたわけです。

 

カーボンの、太さ2mm程度の針みたいなの(多分ささくれ)も同時に刺さっていて、 それはその場で引き抜いたのですけど、とにかく流血が酷い。

 

”乗ってりゃ~傷口も洗われてすぐに治るだろう!”なんてたかをくくっていて、ところが、

現実はかなり酷かった(深かった?)様でして、中々治らず。 

 

ここ数日で、やっと傷口からジクジクと流れ出るのが収まって、簡単に言うと大体治ったわけだ  (笑)

 

大抵の切り傷は数日で塞がり、長くても1週間程度なので、今回は10日以上ですから、かなり深傷だったのが判る。

 

そんなわけで、久しぶりに朝ラン。

手首をクキクキと鍛えながら、軽く1.5km程度の距離なわけですが、 今日は蒸し暑い朝ではなくて、

比較的爽やかで、 気持ちいいです。

そういえば、先週のウインドの時に、 フォイルで鯉を真っ二つにしてしまう出来事がありました。

風が落ちて、フルプレーニング状態からかなり減速した、60%程度の速度だったんですけど、突然”ゴン!!”という衝撃。

 

フォイルに何かぶつかったのは間違いないのですけど、初めは釣り船のためのフロートかなにかかな?と・・・・

すぐに風がはいったので、パンピングするも全然加速せず、 +ボード後ろに変な水流が出来ている。

 

なんだろうな~と、思いつつ、とりあえずは岸近くまでそのまま乗っていき、軽くジャイブした後でセイルを落とすと、ボードの下に潜ってみた。

 

するとフォイルのマストに何か黒くてデカいのが張り付いていて、それがすぐに魚だと判ったのですけど、

死んだのを引っかけたかな?と思って取り外そうとしたら、動きがある。

 

「おっとと!」と思いつつ、ゆっくりと外してみたら、大きさにして40cm有ろうかという程のデカいコイ。

フィルのマストが真横からぶつかって背骨を真っ二つに折って尚かつ切り開き、 反対側の表面近くまで食い込んで、

ほぼ皮一枚で繋がっている感じ。

 

変な水流はこの鯉が引っかかってV字型になっていたせいなんですね。

あ~~~~ と思うけど、 助ける事など不可能なのは見て取れて、もうどうすることも出来ない。

 

静かに水のなかに離してあげると、そのままユックリと湖底の方へ沈んでいきました。

 

ウインドのスピードが半端なじゃないのは解っていますが、あんなデカい魚を一瞬にして真っ二つにしてしまうという事実。

デカい鯉は鱗もあるし、野生のですから筋肉も厚くて、しかも背骨は相当に硬いはずなのにです。

 

ウインドサーフィン・フォイルは、基本的に自分が乗っている時にはフォイルそのもので怪我をする事が殆ど無く、それは爆沈でも同じ。

ただ、うっかり脚をぶつける事はどうしても有り、 ただ、それはあくまで自分のみの範囲。

 

もし、ですがフルスピードで人なんか引っかけたりでもしたら、一瞬で腕とか飛ぶだろうなと・・・・そう考えるとかなり恐ろしい。

フィンも、フォーミュラー用はかなりの長さも有って同様ですけど、横に張り出した翼が無いので、余りぶつけることは無いし、実際にこれまで切ったことは無い。

長くて細く、鋭いウイングがあるからこそ気をつけなければいけないんですが  爆汗

 

またやりそうだよな~と思う翔です