帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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漆喰塗り仕上げ&洗面脱衣所天井クロス張り

2024年06月16日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

依頼リフォームの続きです。

 

昨日、1階和室の漆喰基礎塗りをコテでやったのですが、 今日は仕上げます。

 

午後から予定がありますので、午前中で何とか終わらせたい事も有り、珍しく家内に応援要請しました。

現場に着いたのは9時頃、早速作業を開始しますが、今日は昨日と違って手塗りになります。

 

昨日施工した表面見ると、ヘアクラックが結構多数入っていて、湿度や温度、塗った漆喰の厚さや、下地の具合、

様々な要素でそれが起きるわけですが、西壁の窓上の元エアコンが取り付けた有った処は、パテ処理してあって、

そこに施工した漆喰はまったくクラック無し。

 

という事は、今回ヘアクラックが入っているところは、砂壁を固めて防水性を高める下地処理をしていてもまだ水分を吸い込いこんでしまい、塗った漆喰の水分を急激に奪ったことから発生したと思われます。

厚塗りになってしまっていた南窓に近い処にそれが多いので、まずそう考えて間違いない。

 

ただ、昨日の作業はあくまで基礎塗りなので、 その上に施工する今日は、そうしたヘアクラックの発生は起きないだろうと思います。

 

作業はシリコンラテックス製の手袋をして、5kGのうまくぬレールを一人一缶ずつ持ってベタベタと手作業。

できる限り厚塗りを避け、 薄くのばしながら仕上げていきますが、昨日と違うのは水を多少加えて伸びをよくした事。

スムーズに伸びるくらいの感覚で、でも、溶けるような感じでは無く、スーッと手で広げていける感じかな。

 

二人がかりで左から右回りに施工していきますが、鴨居で隔てた上部分は後回しに定、下だけを全面施行。

 

右端まで行くと、次は脚立に乗ってコテでは無く、ラバーヘラを使って施工していきます。

上と下で施工方法が違うわけですが、理由がありまして、下は手塗りのダイナミックな感じにして、天井に近い上の方は陰をできる限り造らないように、あえて平面に近い仕上げにする事によって、視覚的な違いと高級感が出るからです。

 

11時半頃に完了。

そしてマスキング剥がしを開始。

剥がし終わる頃には漆喰もある程度乾いてますので、すると結果がダイレクトに目に入ってきます。

狙い通りに上半分には陰が無くて真っ白、 下半分は手塗りのダイナミックな感覚がそのまま残ります。

 

実は、上はペイント刷毛を使ったストリーム模様(風)を施工し、桜の花を筆で書いて散らすことも考えたのですが、

うまくぬレールが足らなくなる可能性も有り、それは避けました。

 

ただ、結果として余った漆喰は5kgの5分の3程度もあり。 それ使って部分的にそうした文様仕上げにすることも考えてはいます。

ちなみに、6畳の部屋ですが、今回使った量は 18Kg一本と、 5Kg一本、 そして5kgの内2kg程度。

塗る面の下地がクロスなどの場合、18Kgと5kgそれぞれ一本で十分足りるかと思います。

今回、どうしても厚塗りになってしまう部分があったことから、少し多く、消費しています。

さて、和室の壁の方はこれにて終了。

 

すぐに次の作業に取りかかりますが、内容は洗面所天井のクロス張り。

一度色を塗りかけて、自分の感覚に全く合わなかったことから施工を途中で辞めたところですけど、改めてクロスを張ります。

施工料が少ないので、普通の壁紙に、糊をたっぷりと付けて張り付け。

天井が薄いグリーンだったことで、青みが強すぎた洗面脱衣所の雰囲気が一気に変わります。

クロス張りはこれで終了。

 

そしてさらに次の作業。

アッパーキャビネットを取り付けます。

クロス張りが終わった事で出来る作業ですけど、キャビネットがある程度重いので、助手?が来ている今日やってしまいます。

設置は二カ所。

一つは洗面所、そしてもう一つはトイレです。

まずは洗面所から施工。

取り付け面は下地を合板にしているので、どこに取り付けても大丈夫ですが、結果的に元の仮付けしていた処に収まりました。

すぐ真下の洗剤&柔軟剤置きは、今回キャビネットが付いたので、後日ウレタンのクリアペイントにて仕上げます。

 

そういえば色の選定で迷っていたボーダーですが、 ホワイトウッドのクリア塗装仕上げにすることにしました。

このボーダーを取り付けないと、 レンガ柄の3D防水ウォールペーパーとの境が惚けてしまうのでどうしても必要です。

この辺りは、施工する人間の美術的なセンスを問われますから、がさつな僕でも一応は?気を遣います。

真正面から見た写真。

下の右に、洗面台の下半分の頭部分だけが見えています。

この上に洗面シンクが乗り、さらにその上に化粧キャビネット鏡が付きます。

一般的な物では無いので、シンクと化粧キャビネットの間は隙間が空きますから、跳ねた水が壁を汚さないためと、水が壁に染みこまないように、

防水の3Dウォールペーパーを右の壁にまで巻き込んでいます。

この洗面脱衣所の大きさは内寸で幅約125cm、奥行きは176cmと2畳も無く、 洗濯機置き場として70cmを確保することで、8kgの縦型洗濯機を置けるようにするのが少し面倒でしたけど、

問題なく仕上がりつつあります。

 

今壁面に付けたアッパーキャビネットの右にスペースがまだ有るので、 もう一つ収納(扉無し)を取り付けようか?っと迷っています。

 

さて、次はトイレ。

こちらは狭くて、キャビネットを取り付ける際に、せっかく貼った壁紙を傷つけるのでは無いか???と結構神経を使いましたけど、

無事に取り付け完了。

洗面所もそうですが、 キャビネットは目一杯高い位置に取り付けるのでは無く、上に物が置ける様にするスペースを確保するのと、

扉を開けて中の物がある程度取り出せる高さにしています。

 

取り付けたキャビネットを見て思いついたのは、上のスペースに間接照明入れたら面白いな~と言う事。

トイレに間接照明?とか思われるかもしれませんが、トイレだからこそ付ける方が良く、 色はオレンジ系かな~と。

天井の照明と合わさり、夕焼けの黄金色の空とかね! 

他にも、ブルー系で青空のイメージを造れるな~ なんて   アハハハハ!

さて、これで今日の作業は終了。

思っていたより早く終わり、午後の予定しているところに大分早く着きそうです。