依頼リフォームの続きです。
昨日散々シフト風に揉まれたせいで体が怠い・・・・ う~~~~~筋肉痛が・・・・
何時もの様に起きると、週一の家清掃。
それが終わって朝飯を食ったら現場に出発!
途中の信号待ちで、”腹出ているかな~?” の一枚とか、突然思いついて撮ってみたりする翔です(笑)
ホームセンターによって、室内履きとして使う作業スニーカーとスリッパなどを買い込みますが、
というのは、そろそろ床の施工に入るので、これまでのように安全靴(土足)での作業が許されなくなる。
安全面から靴下だけという訳には行きませんから、 真新しいソフトタイプのスニーカーを買って施工して、
仕上げのさらに仕上げとなるとスリッパになるんです。
新品の床に少しでも傷とか付けたく無いので。
*スニーカーは最後には、 朝のランニング用の靴になります。
到着するとすぐに着替え。
今日は午後から蒸し暑くなることが予想されるので、半パンに汚れても良いTシャツという出で立ち。
それでも汗は出るわけでして、午前中にやったクッションフロアー(CF)張りは窓を開けて出来ますが、午後のペイント準備は密封に近くなるので、マジ大変。
さて、CF張りの準備は2階の西、6畳の部屋でして、元和室を洋室にしたところです。
まずは合板の突き合わせ部分の隙間にシリコンコーキング。
これは。この上に施すパテ(アースタック)が将来崩れる事があった場合に、継ぎ目の下に落ちて行くのを防ぐのと、床鳴りの原因を防止します。
人が生活する空間の床は、常に上からの体重がかかり、合板を固定してはいても、わずかに動きます。
アースタックは木に対するなじみが良いのが特徴ですが、如何せん堅いので、少しずつその合板の動きで割れ崩れてくる、
厚さ25mm厚の合板は、床の高さ調整(不陸調整)した上に張っていますので、パテ崩れると下に落ちて行ってしまうんです。
やがて最後は何も無くなってしまい、その部分だけ床が凹みますから、クッションフロアの表面にはそれが出てきてしまう。
なので、かなり長い目で見た防止措置です。
ほぼ完全な四角の部屋なら、きっちりと名刺の厚み程度の隙間を開けて施工するので、そんなに大きな隙間は出来ないのですが、
現在やっている現場の建物は、四角とか直線といういう概念すら無いので、
どうしても隙間が出来てしまいますから、仕方ない。
なので、こうしてシリコンコーキングをある程度圧入し、そのコーキングがまだ乾かないうちに上から更にパテ処理するんです。
パテその物も、ある程度の圧力で施工しまので、最終的に合板の厚さの下半分がシリコン、上半分がパテという感じ。
シリコンは柔軟性がありますので、将来、パテの継ぎ目の両サイドの接着が万一離れても下のパテで支えられます。
こうした施工は技術屋である僕のオリジナルになります。
僕は大工でも無く職人でもありませんので。
さて、シーリングの後はパテ作業。
床は25mm厚の”ネダノン”という構造合板で、安いですが、針葉樹林合板でもあるので、 表面が粗い傾向があります。
それをアースタックで埋めていくのですが、この上に張るCFの厚さは2.4mm。
そんなに気にしなくても良いけど、可能な限り平面にします。
後日、全面が乾いたら、ケレン、そしてサンディングして、ボンド施工を施してクッションフロアを張る、という手順になります。
さて、乾くのをノンビリ待って居られませんので、次の作業を開始。
と、その前に昼飯タイム。
そくさくと食べると休まず作業に移りますが、 今度は1階リビングルームの天井と壁のペイント準備。
この部屋はタバコのヤニ後が残っていて、もうすでに全く匂いは無いのですが、 濡れた雑巾で拭くと色が移ります。
この状態ではペイントできないので、出来る限りそのヤニを拭き取ってから、強力な灰汁止めシーラーを施すことで、
ペイントにヤニ灰汁が浮いてくるのを防ぐと同時に、塗ったのが剥がれてくるのを防ぎます。
ここは他の部屋と違って、キッチンとかの設備器具があるので、それ含めてマスキングを開始。
シーラーとかペイントが付着するのを防ぐためですが、面倒なんですよね~これが。
マスキングした境目にコーキングを施して今日は終了。
午前中はまだ比較的涼しかったですが、 午後からはかなり蒸し暑くなってきて、 全身汗だく。
ただ、上記の作業をきちんとやらないと、まともな結果になりませんから非常に重要な作業です。
時計をみると午後の4時。
一区切り付きましたので、 今日はこれで終わりです。