その1では、 ロータリーコントローラータイプのWebastに汎用タイマーを取り付ける方法を書きました。
でもって、その2は、 タイマーコントローラーに汎用タイマーを取り付けてみようか?いな???という、とても邪道な物です。 爆!
「タイマーにタイマー?」、「何じゃそりゃ!」と思われるかもしれませんが、べバストの取り付けインストラクションマニュアルを読んでみると、
タイマーコントローラーそのものにクイックスタートボタンが有るのですが、そのボタン機能を外部に取り出して運転出来るようになっていることが判ります。
た~だ、問題がある・・・・・
まあ、その辺は後に書くとして、 取りあえずは図面から。
昨日紹介した物と同じですが、実は 赤丸の部分に S4という記号がある。
このS4ですが、プッシュボタンとしてマニュアルに記されていて、 インスタント・ヒート用と明記されている。
タイマーコントロラーの裏にある端子番号7番から配線を取り出して、プッシュスイッチを取りつければここから運転操作が出来るということ。
なので、昨日紹介した汎用タイマーのSwitchをここに接続すれば、ロータリーコントローラーと同じように、
”理屈的”にはタイマーコントロール出来る事になる訳ですが、そう簡単には行かない・・・・。
スイッチは”プッシュボタン”と書かれていることから、操作は一瞬押すだけが基本。
そしてこのスイッチをもう一度押せばヒーターは停止する。
純正のタイマーコントロラーを実際に見た事が無いし、操作した事が無い僕なので、よく分らない面もあって、
なのである意味、推測みたいな感じすから自信が無いのですが、このS4スイッチは下の写真にある 温泉マークみたいな赤いボタンと、内部で並列に接続されているのでないか?と思うんです。
上に書いた事と又同じ事を書きますが、タイマーの表面にインスタントスタートボタンが有り、同じ機能の作が、離れた場所で出来るようになっていると、この場合考えるのが普通なので。
ちなみにこの赤い温泉?(笑)ボタンですが、
http://techwebasto.com/heater_timers/1531-comfort.htmlから
Switching the heater on
Manually: by pressing the button (continuous heating mode). Automatically: by programming the heater starting time. The button will be illuminated during operation.
Switching the heater off
Manually: by pressing the button. Automatically: after the programmed operating time has elapsed. With the heater running: by programming the remaining operating time. The button light and operation indicator will extinguish.
と記載されていて、であるなら、汎用タイマーのSwitchをS4に接続すれば セットした時間で一応?コントロール出来る・・・・・一応。 冷や汗
問題は、取り付けるのが”プッシュスイッチ”と記載されていることでして。
押しっぱなしで運転可能ならいいのですけど、そのまま押していると違う操作になることがこうした機器には多くて、それだと汎用タイマーは使えないことになります。
紹介しているタイマーが、そうした(プッシュ接続的な)機能を持っていないことから、可能な方法としては起動させたい時間にONして、その一分後とかにOFFとする設定(その間スイッチが導通状態)しか出来ない。
停止の為の時間も同じようにして設定しなければならない。
残念なことにWebastoのマニュアルにはこのS4スイッチに関する記述がほとんど無く、詳細を知ることが出来ないんです。
あともう一つ、
タイマーコントローラーの後ろにある配線アダプター
端子の7番はこの図面からすぐに判るのですけど、純正のアダプターからはこの7番端子の配線が出ておらず、
新たにコネクターキットを注文して レシーバーピンに配線して現行アダプター手を加えて配線を出すしか無いんです。
キット番号は
ですが、果たして日本のベバストディラーや取扱店から、このアダプターキットを取り寄せできるのか?
もしタイマーに手を加えて、瞬間プッシュと同じ事が出来るようにする簡単な方法が有って、
尚且つアダプターから7番端子の配線が取り出せれば、両方のタイマーを併用して使う(切り分け使用)等の事が出来るのですが、果たしてどうでしょうか?
追記:
もしかしてワンショット回路(コンデンサーに電圧をかけた瞬間、全チャージまでの間に電流が流れる特製を応用した)を思い出し判りやすい紹介をしているところはないか?、
ネットで調べたら有りましたので一応紹介します。
http://www.tsystem.jp/freecircuit/freecircuitrelay18.html
ただ、別に電源をひいてタイマー接点に通し、その先にコンデンサーと抵抗絡めたリレー回路を組んで、その接点をS4の位置に入れる。
いや、S4の位置に置くタイマー接点の後にコンデンサと抵抗をパラに接続して、
それをマイナスに接続してもいけるかと・・・
ただ、時定数設定の問題や、計算等が有るので・・・・ 普通の方には多少・・・
うむむ