朝起きると、といっても8時半過ぎ、屋根のひさしに氷柱が見える。でもがぁちゃんの水浴び場は凍っていない。「氷柱なんて、はじめて見た」よろこんで、外に出て写真を撮っている。「氷柱、何センチぐらいあるかな、15センチ?、20センチ?」とわめいていると、「計ってみたら」とPapasan。「ものさしが届かないよ」と言っているうちに、氷柱は溶けて消えてしまった。
桜桃の枝先にカラスのかぽがいる。のぞくとかぽの真下にチャドがいる。チャドはかぽを見上げ、かぽはチャドを見下ろしている。遊んでいたようだ。
そこでかぽにシフォンをちぎって投げてやる。先ずはチャドが確認にきたが、自分の食べるものではないと、離れた。そこへウサギのフロプシーが跳んできて食べ始めた。フロプシーはシフォンが大好物だから。かぽはじっとその様子を見ているが、チャドがいるので、地面には降りられない。「チャド、おいで」とチャドを呼ぶと、チャドは家に入ってきた。それを見るや、かぽは知面に下りシフォンをくわえた。ひとつで飛ぶと思ったら、なんとフロプシーの食べているのも横からつつきとって飛んでいった。食べていたのを横取りされてフロプシーは呆然。ほんとカラスのすることは抜け目がない。