Cogito

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ツバメご難!

2006-07-12 21:33:08 | 日記・エッセイ・コラム

今日も蒸し暑かった。気温は29度だが、湿度が90%もある。蒸し風呂に入っているみたいなもんだ。汗をかくので、水分補給、やたらと冷たい物を、といっても牛乳と飲むヨーグルトだが、がぶがぶやったら、お腹を壊してしまった。下痢、暑気あたりだな。

まだ梅雨明け宣言はないから、暑くても夏到来という感じはしない。

芦の湖畔の箱根ホテルでツバメの巣を撤去してしまったニュースをやっていた。客がツバメの糞が汚いと言ったからだそうだ。それにしても孵ったヒナたちを犠牲にしまったのはひどい。野鳥は捕獲してはいけないことぐらい知っていてもよさそうなのに。

撤去の後始末もひどい話だ。撤去した巣を生きたヒナがいるそのまま、袋につっこんであった。袋の中には既に死んでしまったヒナたち、卵。袋へつめたまま工務店の裏に放置してあったのだ。自然保護団体がかけつけて数羽は助けられたそうだが、ひどいことをするものだ。命をナンだと思っているのだろう。ツバメが巣を作れば、糞が落ちるくらい先刻承知のはず。糞がいやなら巣を作らせなければよかったのに。ヒナが孵るまで置いておいて、雛が孵ってから撤去とは。糞除けを作るとか方法はあったろうに。ツバメの命だからかまわないという考えなのか。工務店の名前は公表されていなかったが、これだって公表すべきだ。

ヒナをとられた親ツバメ達は巣のあった場所に飛んでいるそうだ。哀れ!

客を大事にするのはわかる。しかし客の言うままになることもあるまい。客優先は利益を優先することに他ならない。儲けを優先するようなホテルは、客の命だって時と場合によっては、儲けのためなら犠牲にするはず。食事に行ったことはあるが、命を大事にしないような、そんなホテル、もう二度と寄らないぞ!知人にも行くなと勧めよう!

箱根は自然環境を売り物にしているはず。ラリック美術館のレストランも庭で食事をしたが、小鳥達の声が雰囲気を引き立ててくれた。それがよさなのだがね。

箱根のイメージダウンだ。箱根を愛するものとしては、どうしてくれるんだと言いたいよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする