肩が痛い、肩だけでなく左腕が痛い。何にもしていなくとも、ずきずき、しくしく神経痛のように痛い。寝ていても痛い。気なしに左腕でものを引いたりすると、それこそ飛び上がるくらいに激痛が走る。
私の利き手は右。右手は酷使している。とはいえ、痛くなってみると、左手も使っていることがわかる。左肩にはいつも重いカメラバッグをかけているから疲労がたまったんだろう。
痛みを自覚したのは2ケ月ぐらい前の八丈島行の時だ。電車のつり革に左手でつかまろうと手をのばしたとき、ぎくりとした。どっか筋違いをしたぐらいにしか思わなかった。マッサージをしてもらったし、鍼にも行った。
五十肩経験者達は「それは五十肩の症状だ。ほっとけば知らないうちになおるよ。でも治るのに一年はかかる」と口々に言った。
一応外科に行った。診療所の外科は先生が変わってからはじめてである。優しそうな先生だった。「典型的な五十肩です」と模型を使って、どうして痛くなるのかそのメカニズムを説明してくれた。治療法は痛みをとるには肩に注射をするのだと言ったが、注射はイヤだと断った。後は薬と湿布。薬も飲まないから、痛くて我慢できないときのための頓服の処方と、湿布をたくさん貰ってきた。
「50肩だって」と家に帰ると、Papasanが「あれ、20も若くなったんじゃないの」と言って冷やかした。まったく~。「気休めだ」と言いながら湿布をぺたぺた貼っている。
webで50肩を調べると、姿勢が悪いのが原因だと書いてあった。いまは若い人たちにも五十肩は増えているそうだ。パソコンの前に座っていることも原因のひとつだとか。確かに姿勢は悪い、猫背気味だ。もっと先に腰痛があるとも書いてあった。なるほどね。
時間のかかるのはいいけど、不意の痛さはやはり辛いね。