ハシブトガラスのカポカポ夫婦が、この間から3羽のヒナをつれてきている。私達の手から親が餌を貰うのを見て、親のソバに飛んできては、羽を震わし、頂戴、頂戴と鳴く。ほぼ親と同じくらいの体格なので、あ~あ~と鳴く声も大きい。それが3羽そろって「あ~あ~」とやるのだから、うるさいくらいだ。親が餌を口に入れてやると、声は途中で途絶え「あぉん」と飲み込む音に代わる。思わず笑ってしまう。
昨日は恒例の海の日のパーティだった。常連さんに「日本野鳥の会」の人がいる。その彼の話だと、カラスの子育ては1年がかりだそうだ。
「今年の1月頃、姿が見えなくなった、ねぐら集団に帰ったのかと思った」というと、ねぐら集団に入っていても、1月頃からカラスは子別れするのだという。
「へ~、カラス、そんなに大事に子育てするんだ。人間は負けてるなぁ」
繁殖率が高いと嫌われているが、でも他の野鳥と比べると、産卵も多くないし、年一回では決して爆発的に増えるものでもない。それなのに・・の要因は、こういう子育てがあるからこそ、増えることができるともいえる。生き残れる数が少ないものはたくさんの卵を産む、それが摂理だが、嫌われ者のブルーギルも親が必死に卵を守る。その方が生き残る数は多くなる。もちろん成長過程で、失われていく命も多いが。
子育てを上手に出来ない生物は、自然の摂理から言えば、いずれは滅んでいくのだろう。
昨日は恒例の海の日のパーティだった。常連さんに「日本野鳥の会」の人がいる。その彼の話だと、カラスの子育ては1年がかりだそうだ。
「今年の1月頃、姿が見えなくなった、ねぐら集団に帰ったのかと思った」というと、ねぐら集団に入っていても、1月頃からカラスは子別れするのだという。
「へ~、カラス、そんなに大事に子育てするんだ。人間は負けてるなぁ」
繁殖率が高いと嫌われているが、でも他の野鳥と比べると、産卵も多くないし、年一回では決して爆発的に増えるものでもない。それなのに・・の要因は、こういう子育てがあるからこそ、増えることができるともいえる。生き残れる数が少ないものはたくさんの卵を産む、それが摂理だが、嫌われ者のブルーギルも親が必死に卵を守る。その方が生き残る数は多くなる。もちろん成長過程で、失われていく命も多いが。
子育てを上手に出来ない生物は、自然の摂理から言えば、いずれは滅んでいくのだろう。