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日本酒

2009-05-05 21:04:40 | 日本酒

久しくお酒を飲まなかったPapasanが「今夜は飲みたい気分」と言った。「うん、じゃ~、いいお酒を開けてあげるよ」と言って、先日高島屋で買ってきた木箱入りの羅生門龍寿を開けた。ぐい呑みにつぐと、ちょっと白く濁っている、斗壜採りの澱がらみ原酒、限定品だと言っていた。これは美味しい。口当たりはやさしいし、甘く感じる。「ね、美味しいでしょう」

                                          高島屋のお酒売り場にいつものように「こんにちは~」と入っていくと、半纏を着た若い女性が「いらっしゃいませ」と挨拶した。並んでいる壜を見て、「あら、今日は羅生門ね」と言うと、「羅生門、ご存知ですか」とうれしそう。「うん、初めてネットで買ったモンドセレクション受賞のお酒が羅生門だったのよ。竜寿と鳳寿をね」「それはありがとうございます」 

                                          まずは「七人の侍」本醸造をついでくれた。飲みやすくて美味しい。「でも本醸造は飲まないのよ、純米か純米吟醸にして」「では、今回特別に持ってきたのが斗壜採りの澱がらみの龍寿、限定品でこれだけしかないのです」まろやかで美味しい。

この若い女性は蔵元の孫娘だそうだ。「若い女性が一生懸命なのはいいわね、どちらかといえば東北のお酒の方が好きだけど、和歌山のお酒は羅生門が一番好きよ。じゃ~、それ頂いていくわ」「ウチの杜氏は東北の人です。だからお口にあうのかもしれません」「あらそうなの、そうかもね」ちょっと値段も良かったけど。同じく、龍寿と純米吟醸の羅生門も買ってきた。

                                          ずいぶん、前のことになるが、モンドセレクションという賞をそのとき初めて知ったのだった。そのとき初めて口にした龍寿は秋のこともあってか、金木犀の香りを感じた。美味しいと思った。しかしお酒を始めたばかりだったので、とにかくいろいろな酒を試してみたくて、はじめのうちは同じ酒を買うことはなかったから、それ以来飲んではいなかった。高島屋に来たのも、これが初めてだという。「出てくるのは大変でしょうけど、出てくればお得意さんも出来るわよ。そのうち蔵を訪ねていくわ」するとパンフを出してくれた。

Ra_2 Ra2

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