「海辺の途中で」で飼われている。輸入物のロシアのチョウゲンボウ。友人から貰ったのだそうだ。かわいい。コンデジで。次はカメラを持って会いに来るよ。
2月の初日。陶芸の申し込みやら、会計やら、仕事がある。めずらしく歩いて町民センターに行った。仕事を済ませ、2階で展示されている三宅克己さんの展示を見た。ガラスケースに入っているので、ガラスから展示物まで距離がある。この距離は老眼には見えない距離。メガネをかけてもはずしても見えない。担当に、老人が多いから、展示の配慮をしないと読めないよ、と実際に字を読んで、字が読めないんじゃないよ、見えないんだよ、と教えてきた。ここに限らず、陳列棚までの距離で、見えないことが多い。たいていガラスに額をぶつける羽目になる。三宅さんに関しては知っているし、画集も持っていることだし、強いて読む必要はないけれど、とも。
食事会を12時に予約してあるというので、海辺の途中というカフェ・レストランに出かけていく。足が達者な人たちは先に行ってしまったので、遅れて二人、あっち見たりこっち見たりしながら行く。尻掛入り口を半島に進むと、前から強風が押し返す。その恐ろしいまでのすさまじさ。なかなか前へ進めない。悲鳴をあげながら崖につかまりながら行く。連れのMさんと比べると体重は私の方があるのだが、歩いていないので、足裏にかかる力が違うのだろう、風に体をとられるのは私の方だ。半島の入り口部分だとはいえ、4年ぶり。あら、もとのマンション?ホテル?噂の何とかさんがすんでいた跡ね。
やっと着いた。
店内には階段を上ってはいる。昼時だからか、客が多かった。2階はレストラン、3階はギャラリーになっていた。でも、海鮮料理が多くて、魚が好きでない私には食べるものがない。ハヤシとカレーがあったが、こういうものは先ず食べない。カレーは作ったばかりだしね。仕方がないので生ハムのサラダと、マンゴのスムージーを頼んだ。オーナーがいたので、私の食べれる料理もメニューに加えて、と頼んできた。スムージーはいける。これだけ飲んでもいいかな。
入り口のベランダ部分に写真のチョウゲンボウがいた。鳥好きの私には何よりもの出会い。カメラを持って、もう一度来るよ。でも、もう歩いてはこないけど。私には遠足だ。風に構えたし、歩き方も悪かったんだろう、腰が痛いよ。