5月1日
ハエをつかまえたイエオニグモ。大分慣れてきた。うん、大分迫力のある写真が撮れるようになった。
5月5日
2日、大きなカメムシに網を引きちぎられて、それ以来イエオニグモは蛍光灯の基部にしがみついて、脱皮のときみたいに出てこなくなった。「まるで引きこもりだね、脱皮には早すぎる」と見上げていた。 夕べ、息子が「つまらないから」と言って、風呂場からチビクモを連れてきた。「それはオオヒメグモだよ。網の張り方が違うんだ、下手するとオニグモも餌食にされちゃううよ」オオヒメグモのチビはどこかへ行ってしまったみたいだ。
なんと垂直円形のきれいな網を張っていた。そこでハエを叩いてつけてやった。お腹が空いているらしくすぐ飛びついたが、餌を残してまた元に戻ってしまった。
5月13日
これで4日、蛍光灯の基部にしがみついていたイエオニグモ。じっとしているのは、おそらく最後の脱皮の準備だろうと予想していたのだが、まさにその通り。気がついたときはもう脱皮して、からから抜け出していた。出たばかりだったのだろう、手足をぶらんとさせて。殻は上についていた。カメラを取りに行っている間に脱皮は終わって、クモは「手足も自由にうごかせられるようになっていた。このイエオニグモは天井で孵った、いわば家付き娘だ、だからこの部屋しか知らない。おかげで脱皮の様子も二回も見た。で、網も張らず、餌も食べないでじっとしている様子を、脱皮前だと判断できたのだ。体長は8mm。こんばんは網を張るかな?
出たて。 」
手足が自由になった。しばらくして見ると、殻は下に切り落とされていた。
5月14日
イエオニグモがやっと網を張り始めた。よしよし蚊をいっぱい捕まえて上げるよ。
5月30日
5月も終わり。
台所の窓の外側を歩いているクモ発見。アリグモみたいだ。捕まえモデルになってもらった。ハエトリグモだね。体長5mm。アオオビハエトリの♂かな?