我が家のサクランボ。こんなに赤くなっていたのだ。とても取れないけど。
歯医者に9時予約なので、8時半には家を出た。
6日の月曜日、Papasanが虫歯の詰め物が外れて物が挟まってしょうがないから歯医者に行くといったので、私も歯が欠けたみたいだといっしょに行った。久しぶりの山々は緑がもっこりとしてとてもきれいだ。千歳川の上の泉のお寺の緑が美しい。往復ビーチラインを通ったので、磯に砕ける波がきれいだった。
「歯が欠けたようです」とは言ったのだが、医者は、ブリッジの掛け金がしてある歯が緩んでいたので、それを抜きましょうと言うだけ。どうも私の勘違いのようだ。え~、抜くんですか~。ぐらぐらしているが、格別痛いわけでもない。どうしよう。
そのまま小田原に行き、私が行かなければ分からない物を、当分来なくてもいいように、買出ししてきた。ガスっていて、丹沢山塊は見えなかった。海も初島がぼんやり見える程度。
水曜日は素焼きをした。9時前には町民センターに行った。今回は二人の若い人に責任を持って焼いてもらった。
12時近く、仲間が部屋から出て行った。なんとYさんの畑にスナックエンドウを摘み取りに行ってきてくれたのだった。去年は絹サヤをご馳走になった。もぎたてをゆでて頂いた。甘みがあって、美味しかった。Mさんはワラビを届けてくれた。唐辛子を利かせた醤油を絡めてある。ワラビは新潟から取り寄せているそう。つくり方は、ワラビに重曹をまぶし、熱湯をかけ、洗って、漬け汁に浸すだけ。漬け汁はしょうゆ、酒、みりんが同量。毎年ご馳走になるのだが、これも春の一品。どちらも美味しかった~。
3時ごろ、家に帰ると、雨がぽつぽつと降り始めた。野鳥たちが私の帰るのを待っている。
ゲリラ豪雨、竜巻、地震、噴火、津波・・・こんなことがあちこちで起きる。こんな現象をさしずめ天変地異と言うんだろうな。
竜巻は佐渡に向かうとき、フェリーから海竜巻を見た。空の一点が黒くなり、それが海とつながり、柱が出来た状態を、そして離れていたにもかかわらず、船にすさまじい風が吹き付けて、急いで船内に避難したが、甲板においてあったものを吹き飛ばしていった。あいにくとカメラを船室においてきていたので写真は撮れなかった。後にも先にも海竜巻を見たのはこれが一回。絵本では見ていたのだが。
ケニアの砂漠ではつむじ風を何度も見た。
抜歯をした。麻酔が切れると痛くなるのは分かっているので、処方してもらった鎮痛剤をセイジョウで買って、さっさと飲んだ。これを予定して朝食に肉類を取っておいた。
はじめて玄関の上に延びたサクランボの姿に気がついた。赤く色づいている。そうか、毎年連休ごろが収穫時だから、今年は遅れていたので、今が時期なのだろう。でももう取るとることはできない。スズメにあげるよ。
美わし五月、山々の緑はそれぞれの緑で勢いがあり、深まっていく。中天は青があざやか。でも下に下るにしたがってガスが多くなり、まさにかすみ立つ、だ。熱海からの帰りお気に入りの鳴沢山の色とりどりの緑を楽しんだ。熱海で残っている数少ない自然な風景、当たり前といえば当たり前の風景なのだが、どこもここも開発で虫食い状態だから、貴重。途中に興亜観音があるが、緑に覆われて目立たないからいい。