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スズメも少子化?

2012-05-20 20:23:52 | 動物記

巣立ちした子スズメたちが餌を貰いにやってきて、舌足らずの声で鳴いている。下に落ちた餌は拾えるがフライングキャッチはまだ無理。親がキャッチしたシフォンを、羽と体を震わしながら、頂戴、頂戴、とねだるのだが、その様子を見ていて気がついた。それは親にくっついている子スズメの数が少ないことだ。口移しで貰わなくてもよくなった子スズメも親の後を追いかける。その数も少ない。たいてい、1羽、多くても2羽。

スズメの数が激減しているという報告が発表されてから久しい。スズメのねぐらになるような家が少なくなってしまったこと、餌が取れないことなどなど、理由のひとつにスズメの少子化もあった。どうも少子化が減少の理由に上げられていたのが分かる。しかし天敵に狙われたら、少子化だとさらに減るのではなかろうか。

日本のみならずロンドンでも激減している、その理由を懸賞金つきで募集していたが、結果は読んでいないので分からないが、その後はどうなっているのだろう。我が家に来るスズメたちは餌付けしているからだが、減っているようには見えない。庭の餌台もスズメのためだが、これはPapasanの分野。台所の窓は私のショバ。ここでフライングキャッチを仕込んでいる。

スズメの行動範囲は半径150m内と研究されているから、台所の窓を150mの外円と考え、スズメのお宿を推測している。スズメたちは町民センターの裏の方からと、庭のほうからと、診療所の方から、の3方向からやってきている。お宿はどこにあるんだろう、以前はよく知っていたが、最近はで歩かないから分からない。

一人前になった子スズメたちは若者集団を作り親元から離れ、別の地を求めていく。集団を大きくはしないようだ。若者集団で移動していくとき、数が少なければリスクも大きくなる。う~ん??

コメント
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