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雨の中を歩いた

2016-05-06 23:49:37 | 日記
八芸会の現役の会員がなくなったのは初めて、今日がお通夜なので、お焼香に出かけた。享年73歳。
訃報が届いたのが水曜日の夕方。午前中に受け取った会計表には彼女の5月分の会費が納められていた。
聞くと、火曜日に見えて作品に釉薬をかけ、みんなとお昼を食べ、談笑して帰ったそうだ。だから火曜日の人たちは「うそでしょ!」信じられなかったという。

往きは火曜日さんのお仲間に車に乗せて行ってもらったが、焼香を済ませて6時半近く斎場を出て、歩き始めた。雨はぽつんぽつん程度。
傘をさし、例によってきょろきょろしながら歩いている。岩の街中を歩くのは何年ぶりだろう。家並も変わっている。雨だし夕方だからもあるが、
人っ子一人歩いていない。焼香に来た車が数台追い抜いていく。一車線の町道、こんなに狭かったかな。それにしても沿道の塀は石積みが多い。
ブロック塀もあるが、素敵な石を積んであるところも多い。ブロック塀の弱さは指摘されているが。石積みはどうなんだろう。
石の方が強度はあると思うが、揺れには、どうなんだろう。あの堅牢な熊本城の石垣ですら崩れたくらいだから、なんて思いながら歩いている。
しかもかつての道を確認したり・・灯りに誰が住んでいるのかな、と思ったり、坂を何度も立ち止まりながら上った。途中、岩忠さんの前の駐車場から岩の海を眺めた。
雨で薄暗さも手伝って、落ち着いた、とてもきれいな海だった。
胎中さんの旧別荘のあったところは門が開いていた。まさか入るわけにもいかないので横眼で眺めただけ。反対側の旧水田さんの別荘あとも塀越しの眺めた。

家の周りもブロック塀が目に付く。かくいう我が家もブロック塀がかなりある。家に帰ってpapasanに、地震のときは家を出ない方が無難だ、なんて話している。

はずれから歩いたからさぞや歩いたと思ったが、よそ見しながらでも20分程度で来てしまった。

昨日、胎中さんの別荘の隣に住んでいた葉子さんに、その時は筒井さんという方が住んでいらしたが、筒井さんのお宅に伺ったことがる?と聞いてみた。するとよくうかがっていた、床の間に胎中さんの像が飾ってあった、お庭のテッセンがきれいだった、と話してくれた。そんな話をすると、やおらpapasanが、その家に石井という小学校の同級生がいて、よく遊びに行った、と話はじめた。家は洋風の造りだった、中は和洋折衷の広い屋敷だった、と。中学校はpapasanは東京へ出てしまったから、石井君のその後は知らないそうだが、早くなくなったと同級生から聞いたそうだ。和美さんのお母さんが存命なら、石井さんのことも知っていたろうけど、和美さんじゃ筒井さんからだろうなぁ、と言いながら聞くと、石井さんのことは聞いていた。筒井さんのおじさんに当たると言っていたような、ということだった。思い出話もつながるねぇ。

葉子さんちから頂いたばかりの甘夏を3個、ママレードを作るために皮をむき、刻んで水に浸した。果肉はほぐして別のボールに入れておいた。明日からマーマレードづくりにいそしむ。
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