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財政再建

2017-08-23 07:31:42 | 日記
福地町のついでに、財政破たんして一躍有名になった、こういう比喩は悪いな、夕張市の今をのぞいてみた。
ネットに35歳の夕張市長 「見せしめはもう勘弁」夕張破綻10年、35歳市長の覚悟 北海道夕張市長 鈴木直道氏が語る、という談話が載っていた。当時の赤字額は353億、財政再建計画は18年計画で、今年で10年、昨年、予定通り95億を返済した、とあった。タイトルの「みせしめはもう勘弁」、この言葉、痛いほどよくわかる。私が読んだ限りでも、地方財政の本には必ずと言っていいほど夕張市の例が載っていた。いかにして赤字隠しをして、決算を切り抜けたのか。よく覚えている。初め赤字額に、どうして議会がチェックできなかったか、不思議に思っていたのだが、チェックできないほど巧妙なやり方だったのだった。

談話はここ↓
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO03666070W6A610C1000000?channel=DF180320167086&style=1

切り詰められるところは切り詰め、緊縮財政を貫いているとはいえ、そのシビアさに愕然とするばかり。「高負担、低サービス」で、「希望がない」と夕張市を去っていく人たちが増え、しかも流出できる人から出て行くので、出ていけない人たち、高齢者の割合がが高くなることになる。これが一番の負債だろう。一方、市民が力を合わせてできる所は協力しているところは、これからの地域の財産になるだろう。





よそ事だと思っている財政破綻(いろいろな事情が加味されてくいるから単に放漫財政とは言えないのだ)、そんなことがわが町におらないように、やはり住民もチェックしていく必要性を感じている。そのためにも、情報公開が大事なんだが、今の町はあんまりよろしくない。こういう例は町民も読んでおいたほうがいい。ネットには論文もいくつも載っている。
コメント
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