Cogito

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東京都写真美術館で

2006-02-08 22:59:03 | アート・文化

Viet_1 Viet2_1

発掘された不滅の記録  

1954-1975

VIET NAM「ベトナム」

そこは、戦場だった。

写真は地下の展示室にあった。私の生きてきた時代である。フランスと第一次インドシナ戦争、ディエンビエンフーの壮烈な闘いを勝ち、独立国家として安定するはずだった。しかし共産主義からベトナムを守るという大義名分のもと、アメリカが介入、ベトナム戦争は民族を二分して泥沼化していく。いわゆる2大国の代理戦争のかたちで。

1975年、終結したベトナム戦争、第二次インドシナ戦争とも言われる、そして30年余、もう戦争を知らない世代も多くなってきている。

ベトナム戦争はニュースで聞いたり見たりしていたものである。しかもベトナム戦争の生々しい写真は大勢の命をかけた写真家達によって、戦争の現実として世界に映し出されたのだった。ベトナム戦争は何であったのか。多くの人びとが命を失い、多くの人びとが傷ついた。そして大地が破壊された。あの人達の死は何だったのか。ああいう時代に生を受けたのは運が悪かったと切り捨てることが出来るのだろうか。ベトナム戦争から私達はなにを学んだというのだろう。同じことは今なおアフガンやイランで行われている。

展示されてある写真の多くは何回も見ているものが多い。とはいえ、どれも、見るたびに心に焼き付けられる写真である。

強い衝撃を受けた。

Taro_1 2階展示室では岡本太郎の写真展が開催されていた。ものおじせず、まっすぐに対象に向かっていく太郎の視点がおもしろかった。マン・レイ、ブラッサイ、キャパ・・といったカメラマン達との交際など、1930年代のパリの話も実に興味深かった。企画としてはいいのだが。しかしベトナムの印象がとても強くて、悪いけど、太郎の印象は薄れてしまった。

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寒い!

2006-02-06 10:37:25 | 日記・エッセイ・コラム

2月5日

昨日の夜降った雪で家々の屋根は真っ白。しかし、不思議なことに山にはまったく残雪がない。日が当っているところはほどなく雪は消えた、日陰には残っていたけれども。今朝はがぁちゃんの水浴び場も凍っている。

5 アカハラがハゼの実をついばみに来た。クモを撮るので、デジカメがISO800になっていたのを気がつかずシャッターを押してしまった。残念ながらハイである。

2月6日 

外のウサギ小屋の一匹がコトンと同じように固まっている。なんとか足を引きずって動く始末。ウサギの水俣病だと言いながら、部屋の中のコトンの中に入れる。しかし2匹ではケージが小さいので、もうひとつ買ってくる。大きなケージをごんべに明け渡し、子サギたちは新しいケージへ。下に敷いてある吸水性のシートを取り替えて・・・となんかウサギ達に振り回されている感じだ。

夜、通夜に行く。寒い、寒い。死は必ず誰にも訪れるもの。宿命だ。死を恐れてもいないし、いつ死んでもいまさら後悔することはないが、生きている以上は自分の生をしっかりと生きたいものだ。

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立春

2006-02-04 14:54:30 | 日記・エッセイ・コラム

4 朝起きると、といっても8時半過ぎ、屋根のひさしに氷柱が見える。でもがぁちゃんの水浴び場は凍っていない。「氷柱なんて、はじめて見た」よろこんで、外に出て写真を撮っている。「氷柱、何センチぐらいあるかな、15センチ?、20センチ?」とわめいていると、「計ってみたら」とPapasan。「ものさしが届かないよ」と言っているうちに、氷柱は溶けて消えてしまった。

桜桃の枝先にカラスのかぽがいる。のぞくとかぽの真下にチャドがいる。チャドはかぽを見上げ、かぽはチャドを見下ろしている。遊んでいたようだ。

そこでかぽにシフォンをちぎって投げてやる。先ずはチャドが確認にきたが、自分の食べるものではないと、離れた。そこへウサギのフロプシーが跳んできて食べ始めた。フロプシーはシフォンが大好物だから。かぽはじっとその様子を見ているが、チャドがいるので、地面には降りられない。「チャド、おいで」とチャドを呼ぶと、チャドは家に入ってきた。それを見るや、かぽは知面に下りシフォンをくわえた。ひとつで飛ぶと思ったら、なんとフロプシーの食べているのも横からつつきとって飛んでいった。食べていたのを横取りされてフロプシーは呆然。ほんとカラスのすることは抜け目がない。

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節分

2006-02-03 20:53:43 | インポート

2月3日。

「今日は節分だった」

「じゃぁ久しぶりに豆をまこうか」

「大豆があるからね」

「鬼は外、福は内」

「ちがうよ。鬼はウチにいるからね。」

「そうか。角の生えた鬼がいるからね。じゃぁ福は内、福は内」

「鬼も福もいていいんじゃない。鬼が家を守っているのかもよ。」

テレビで恵方巻をやっていた。去年、はじめて恵方巻のことを知ったのだった。

大阪から始まったらしいが、まったくあほらしい。

大体行儀が悪いよ。

いやそれよりかあんなものにかじりつける歯はいいんだ。

そのうちのど詰まらせてなんてことにならないようにね。

余計なお世話だ。

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クモ日記06-2

2006-02-03 11:24:06 | クモ日記

2月2日

昨日は雨で寒かったが、今日は晴れて少しは暖かい。

21 するとクモがトイレの前に網を張った。かなり支線は長い。

オオヒメグモ♂だよね。

22

もう一方にはイエユウレイグモがいる。こっちは写真を撮りたくとも手が届かない。

2月3日

天気はいいが、風が強い。

夕べのトイレの前のクモは網を撤去してしまった。風呂場を見ると、卵のうの傍のオバサンはまだそのまま。窓近くに糸にぶら下がっている小さな黒い物体を発見。クモかな。そっと触るとポトンと下に落ちた。クモか、死骸か、見えない。メガネとルーペとペンライトを持って戻ると、落ちた物体はない。移動したな、ということはクモの可能性大だ。近くを探すと、いました、いました。そっと触れるや、逃げ足の早いこと!

茶碗の中にいれ、記念撮影。

31 なかなかいい姿をしてますよ。オオヒメさん。

32 こんなじゃぁ、クモ日記が出来そうだ。

で、昨日の日記もここに持ってきた。

2月12日

カーテンで遊んでいるクモさん発見。暖かくなったのかな。

私にはまだまだぞくっとするくらい寒いんだけど。

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