Cogito

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PRTR制度

2008-10-13 21:51:38 | 日記・エッセイ・コラム

PRTRって聞いたことある?

1999年、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」が公布された。この法律の柱のひとつ、有害化学物質が環境に排出される量や廃棄、移動量を公表する制度がPRTR。

Pollutant(有害科学物質) Release(排出) and Transfer(移動量) Register(届出制度)の頭文字をとったもの。要するに、化学物質がどこから、どのくらい排出されているか知って、少しでもそれらを減らして健康や環境へのリスクを減らすための制度。

対象になる化学物質は354の化学物質。

◇ 人の健康や動植物の生息や生育に支障の恐れのあるもの。

◇ その物質自体は上記のような恐れがなくても、環境中に排出された後で化学変化を起して容易に上記の化学物質を生成するもの。

◇ オゾン層を破壊し、太陽紫外線放射の地表に到達する量を増加させ、人の健康を損なうおそれのあるも。

                                                                                                                                  

身近な物質を見てみると、PRTRに指定されている物質の多くは合成洗剤の主成分が占めている。家庭から排出されている有害化学物質の55%超が合成洗剤。トップはLAS,2位は防虫剤。防虫剤やトイレの芳香剤も問題。

ちなみに最近食品から検出されたトルエンは全国すべての有害化学物質排出量のワースト10のダントツのトップ。続いてキシレン、エチルベンゼン、塩化メチレン、LAS,AEと合成洗剤成分が続く。

参考:

▼「市民ガイドブック」 環境省環境保健部環境安全課発行

▼有害化学物質削減ネットワーク 

 http://toxwatch.xteam.jp/HP/

▼神奈川県環境科学センター

                                               

(合成洗剤追放神奈川県連絡会の資料から)

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ジュリアン・オピー

2008-10-08 00:34:06 | 日記・エッセイ・コラム

9月だったか、新日曜美術館のアートシーンで、水戸芸術館でジュリアン・オピ-展が開かれていることが紹介されていた。ジュリアン・オピー、知らない画家だ。と、「日本八景」と浮世絵のような作品のひとつに「真鶴半島の上の月」というのが紹介された。真鶴半島という言葉にひっかかった。

B0044404_212635201_2 対の縦長の画面に暗い夜の水面に漂う光。そしてにじんだような丸い月。静かな、しかし美しい作品だ。

ネットをみると、この日本八景は賞賛されている。へ~、真鶴半島を取り上げてくれた実物の絵を見たいものだ。水戸へ行ってこよう。芸術館は知っているから。知人たちにも表敬訪問してこよう、なんて計画をした。

ところが骨折騒ぎで、水戸は忘れられてしまった。思い出して芸術館のHPをみると、オピー展は10月5日で終了したと載っていた。しまった。

このオピーの絵、どこが所有しているんだろう。

                                                                                                                               

註:写真は国立近代博物館の表紙から借りてきたもの。

                                          聞いた話だが、この絵、動画になっていて、波の音が聞こえたり、機体が夜空を横切ったりするのだそうだ。なるほど、新しい試みが取り入れているんだ。やはり実物をみてみたいものだなぁ。

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ミーニャ

2008-10-07 00:28:49 | 動物記

夜中のこと、障子の向こうを白い猫が横切ったように見えた。いそいで周りを見ると家の猫たちはそろっている。ミーニャかな。しばらくすると、外で猫のけんかの声。ミーニャだったのだろう。 近在のボスだったジョイスが死んでから、屋敷内に見慣れない大きなオス猫たちが現れた。我が家にはオス猫といっても去勢猫のラッキー、後は避妊手術をしたメス猫たちしかいない。それでも勢力範囲にするためか、オス猫がきているのだ。 その中の1匹、茶と白の猫がいた。二階にまで上がりこんで、かなり図々しい猫だ。見つけると追っ払ってはいたが、よくみるとかわいい顔をしている。それに野良猫特有のぎすぎす感がない。飼ってやってもいいな。そこでそれにミーニャを名前をつけた。外で下を歩いているとき、ミーニャと呼んでシフォンをやると、むさぼるように食べる。でも肉や魚は食べようとしない。家の中では警戒してか、シフォンを投げてやると口にくわえて外にもって行って食べる。 ところが家の猫たちとは相性が悪いらしく、けんかばかりしていた。そのうちミーニャの姿が見えなくなった。和美さんの話だと、ミーニャはいつも近くのスーパの駐車場で寝ている、ということだった。 だいぶ前のことだが、歩いて町民センターへ行くとき、センターの隣の家の軒先にミーニャがいるのに気がついた。ここの家の人は猫好きである。だからかわいがってもらっているのかもしれない。垣根越しに「ミーニャ」と声をかけると、猫がはっと顔をあげた。そして私を見つけると、うれしそうに声を上げながら走って寄ってきた。ミーニャ、元気だったかい、となでてやると、うれしそうにしてついてこようとする。「おっ、かわいいね。でも、だめだよ、まだ帰らないからね」ともう一度なでて、センターに行った。帰りは車で裏口から帰ってしまったので、ミーニャには会えなかった。 猫にとっては、主のいない二階は寝具も毛布もたくさんあるし、絶好のねぐら。寒くなってきたから、また戻ってきたのかも。とはいえ、ここには意地悪な小姑たちがいっぱい。ラッキーまでがいっぱしによそのものは追い払へと、懸命に金切り声をあげている。 何とか折り合いがつけば、家の子にしてやるのだが。猫社会はなかなか大変。

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花鳥園へ

2008-10-02 21:27:52 | 国内の旅

晴れていたので、掛川の花鳥園へ行ってきた。バリアフリーで車椅子も貸しだししているというので。骨折してからはじめての遠出だ。                                          

                                          いつものようにカメラを抱えて。Owlもっともこの写真はPapasanの撮ったもの。私は相変わらずフィルムカメラ。デジカメはPapasanに貸す。明日写真館にポジフィルムは出すので、出来上がってくるのは1週間後。ブログに使うのはデジカメでもいいんだけど、カメラ2台を使うので、デジカメまでは持っていられない。

                                                                                                

Owl2 これは私が撮ったものだ。ミミズクを腕に乗せて、うれしそうなPapasanが写っているものね。

                                         

                                               

花鳥園はフクロウ類が多く飼育されている。フクロウもミミズクも仲間なのだが、日本では風切羽があるのをミミズク、ないのをフクロウと呼んでいる。

1 フクロウたちの部屋を過ぎると、次の部屋には真ん中に大きな池があって、睡蓮や水草がいっぱい繁殖していた。そのまわりをインコや熱帯の色鮮やかな小鳥たちが放し飼いにされている。その鳥たちが餌を持っている人の肩や頭や腕にとまる。とまられた人はみんなうれしそう。なんとも柔和な表情をしている。鳥の写真より人間の方に目が行って、そちらばかり写していた。

Harishoku 外では鷹匠のパフォーマンス。ハリスホーク(モモアカノスリ 鳶くらいかなぁ 、写真)、ミミズク、ハクトウワシ(まだ若鳥 写真)が出演。鷹匠はイギリスからきていた。イギリスは鷹匠は伝統なんだ、以前、ストラトフォート・アポン・エイボンで 見たことがある。

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誕生日

2008-10-01 21:30:48 | 日記・エッセイ・コラム

今日は私の71回目の誕生日。午前中、ミンスクのアンドレイさんから電話があった。誕生日のことをすっかり忘れていて、「あれ、アンドレイさん、日本に来ているの?」なんて言ってしまって、はっと自分の誕生日であることを思い出した。アンドレイさんは私とPapasanの誕生日には必ず電話をくれるのだ。「ありがとう、誕生日祝いの電話だったのね」                                           

10月1日っていえば、昔は衣替え、赤い羽根共同募金の始まる日、国慶節で、テレビで言うから忘れることはなかったんだけど、最近はどれも取り上げられない。

最近では10月1日は「日本酒の日」になったらしい。今ではもっぱら日日本酒党だから、この日が私の誕生日に選定されたのはうれしい。                                                                                                   

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