Cogito

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チマキ

2012-05-04 21:15:35 | 

米を契約栽培してもらっている小田原の農家から、毎年もち米を貰う。このもち米が美味しいので、4軒分を集めて、チマキをつくっている。去年も集めた。でもなかなか作らなかった。シャーミー、干貝柱、干シイタケと言った材料はいつもそろえてはある。明日は子どもの日だ、そうだ、チマキを作ろう、でないとせっかくのもち米をだめにしてしまう。

干海老のシャーミー、干貝柱、干シイタケはそれそれボールに入れて水に浸した。このだしが美味しいのだ。干シイタケは津波の被害にあった山田町のどんこ。支援のために買ったものだ。収穫は事故以前のものだから人様に上げても、放射能の心配もない。

夜、豚の肩ロースを大きめに切った。シイタケも厚めに切った。ニンニクとショウガも細切りにした。鍋に油を熱し、ニンニク、ショウガで香りを出し、豚肉を炒めた。シイタケもつけ汁ごと加えた。シャーミー、貝柱、どちらもだし汁ごといれ、酒をがぼがぼ注いだ。内容量が多いので、大きな中華なべでもはみ出しそう。やむなく大なべを出して、そちらへ移そうとしたのだが、中華なべが重くて持ち上げられない。少しずつ移せば移せないことはないのだが、Papasanを呼んで、大鍋に移してもらった。味付けは醤油のみ。

最近はこの味付けのしょうゆ味が、チマキの中身としてはどうしても薄い。佃煮みたいに濃い味の方が後で米になじんでいいのだが、薄味に慣れているので、いまは濃く出来ない。それでもこころして濃く味付けした。味をしみこませようと一晩ねかせた。もち米はといで、水に浸しておいた。

朝、具にもう一度火を入れながら、醤油と酒を足した。味はまろやかになっている。

いよいよ米をチョンロンで蒸す。竹皮は前後を切りそろえて、蒸し器の熱湯の中に突っ込んで殺菌。もち米は3回に分けて蒸した。蒸しあがったもち米を大きなボールに入れて、具の汁を吸わせるのに、分けた方がやりやすいのだ。中華料理は無駄をしないので、具を煮た後の鍋にもち米を入れ、いためて鍋についている美味しい煮汁を吸わせてしまうのだが、量が多いので、煮汁を残しておき混ぜているのである。竹の皮に米を入れ、具の肉とシイタケを真ん中におき、もち米をかぶせ、形を整えて輪ゴムをかける。ほんとはタコ糸をかけるのだが、省略して輪ゴムにしてしまっている。

竹の皮は専門店からkg単位で購入してある、孟宗竹の皮だ。問屋には孟宗竹、真竹、破竹の3種類がある。竹の皮も品種によって、模様が違うし、用途も違うみたいだが、私は孟宗竹の2号を使っている。チマキにはもうひとつ下の細身のでもいいが、蒸羊羹にはもう少し幅広いものの方が使いやすい。

このチマキは香港出身で、新宿飯店のオーナーだった先輩、と言っても大先輩に、出来たのを頂いて、美味しかったので、つくり方を教えて、と頼んで教えてもらったものだ。チマキは香港では端午の節句に作る慣わしがあるようだ。所によっては蒸米ではなく、生米に味付けして、竹の皮に包んでつるしておき、それを蒸すやり方もあるときいた。新宿飯店の厨房のもう一階下のまかない厨房で、先輩の妹さんに教えてもらった。教わったのを、私流に変えてしまったのは、私は化学調味料を使わない、その代わり貝柱とシャーミーの量を増やしてダシにしていることと、ショウガを使うことだ。飯店のオーナーだった先輩はそれからまもなくして亡くなり、思い出の1品になってしまった。

竹の皮で包むのは、単純作業で格別力は使わないはずだが、立ちっぱなしなので、腰が痛くなった。3分の2終えたところで、「もう限界」だと休憩して腰掛けた。持久力がなくなった。それでも、残りの3分の1も仕上げて、ざっと50ケ以上つくったことになる。う~ん、疲れた、チマキ作りは今年で最後にしよう。

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憲法記念日

2012-05-03 17:01:13 | インポート

恒例ながら、今日は日本国憲法 前文を声を上げて読む日。一字一字、しっかりと、かみしめて。

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ピアノソナタ

2012-05-02 20:34:57 | アート・文化

ケンプが弾くベートーベンのピアノソナタは全曲持っていた、過去形なのは、以前のはテープだったので、ネコがおしっこをかけてしまったので、ずいぶん前に廃棄してしまっていた。そのケンプの最後の録音で1~32番までの全曲 CD8枚 が4000円足らず、というのを見て、買ってしまった。それが今日、陶芸から帰ると届いていた。さっそくにかける。慣れ親しんだケンプの演奏だ。好みもあるが、時代の音というものもあるだろう。ケンプやバックハウスを聞いて育った私にはケンプの音は芸術性はもちろんだが、それ以外にも安定感がある。とうぶん我が家にはケンプの演奏が鳴り響くことになる。

もっとも隣で大きな音で聞かされるのは、テレビの横に座っているドス(めんどり)。モーツァルトは毎日聞かされているが、ベートーベンはおだやかじゃないからね。でも、そのうちになれるだろう。

ここのところPathetiqueの第二楽章が口をついて出ていた。

説明書は、英語、フランス語、ドイツ語。日本語はない。だから安いのかも。グラモフォンのマークはついている。ソナタは1番から順序に従って収録されている。ただ「告別」がフランス語で「LES ADIEUX]となっているのに気がついた。グラモフォンなのに。以前、ベートーベンがフランスの出版業者がフランス語でLES ADIEUXとタイトルをつけたことに怒ったというのを読んだことがあったからだ。

                                                         

もうひとつ口をついで出てくる曲がある。オペラのアリアだろうとは思うが曲名がどうしても思い出せない。思い出せないというのは気持ちが悪い。思いつくアリアをYou Tubeで出して聞いているが、なかなか当たらない。音楽はどうして検索するのかな、歌ってもダメだろうし。

日曜日の真夜中、内田光子 イン ザルツブルクが放映されていた。内田光子は好きな演奏家の一人である。毎日のようにかけているモーツァルトのコンチェルトは内田光子の演奏である。午前3時まで聞いていた。ソロだけでなく、室内楽やピアノの伴奏も演奏していた。そこで久しぶりにシェーンブルクの「月に憑かれたピエロ」を聞いた。昔はそうでもなかったが改めて聞くと、なかなかいいね。

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クモ日記

2012-05-01 23:44:19 | クモ日記

5月1日

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ハエをつかまえたイエオニグモ。大分慣れてきた。うん、大分迫力のある写真が撮れるようになった。

                                                                                                                                                               

5月5日

2日、大きなカメムシに網を引きちぎられて、それ以来イエオニグモは蛍光灯の基部にしがみついて、脱皮のときみたいに出てこなくなった。「まるで引きこもりだね、脱皮には早すぎる」と見上げていた。 夕べ、息子が「つまらないから」と言って、風呂場からチビクモを連れてきた。「それはオオヒメグモだよ。網の張り方が違うんだ、下手するとオニグモも餌食にされちゃううよ」オオヒメグモのチビはどこかへ行ってしまったみたいだ。

なんと垂直円形のきれいな網を張っていた。そこでハエを叩いてつけてやった。お腹が空いているらしくすぐ飛びついたが、餌を残してまた元に戻ってしまった。                                                      

                                                                                                                                                                  

5月13日

これで4日、蛍光灯の基部にしがみついていたイエオニグモ。じっとしているのは、おそらく最後の脱皮の準備だろうと予想していたのだが、まさにその通り。気がついたときはもう脱皮して、からから抜け出していた。出たばかりだったのだろう、手足をぶらんとさせて。殻は上についていた。カメラを取りに行っている間に脱皮は終わって、クモは「手足も自由にうごかせられるようになっていた。このイエオニグモは天井で孵った、いわば家付き娘だ、だからこの部屋しか知らない。おかげで脱皮の様子も二回も見た。で、網も張らず、餌も食べないでじっとしている様子を、脱皮前だと判断できたのだ。体長は8mm。こんばんは網を張るかな?

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出たて。                                                      」

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手足が自由になった。しばらくして見ると、殻は下に切り落とされていた。 

                                                                                                                                                          

5月14日

イエオニグモがやっと網を張り始めた。よしよし蚊をいっぱい捕まえて上げるよ。 

                                                           

5月30日

5月も終わり。

台所の窓の外側を歩いているクモ発見。アリグモみたいだ。捕まえモデルになってもらった。ハエトリグモだね。体長5mm。アオオビハエトリの♂かな?

Img_8342  

                                                         

Img_8347 Img_8353                                                     

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オレンジケーキ

2012-05-01 23:34:21 | ケーキレシピ

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地元のオレンジを使っていろいろつくっている。これははネーブルオレンジを使ったが、清見のジュースをしぼってシフォンも焼いた。今年は皮をよく洗って、ジュースを絞った。輪切りの姿を見せるコンポートには皮付きを利用したが、皮の摩り下ろしは今年は使わず、その代わりにオレンジ系のリキュールを使っている。

材料にバターをたくさん使ってあるものは、順次サラダオイルに代えてつくってみている。バターにはバターのコクがあり美味しいが、サラダオイルでつくったものはさっぱりしていて、引けはとらない。このオレンジケーキもバターで作っていたのだが、今年からサラダオイルに代えてみた。これで2回目。レシピを載せるのは、ブログニ入れておけばレシピを探す手間が省けるから。市販のクリームチーズの容量が、250gから200gになった。それで200gで試しているが、昔のレシピを直すのは記事を戻って探さなければならないので面倒。新しく載せたほうがラクだ。

                                                                                                                                                                

◇21cm   マンケ型 バターを塗って強力粉をはたいておく

薄力粉       130g  

強力粉        20g  

コーンスターチ    20g

B.P           小1  以上あわせて ふるっておく

たまご          2

グラニュー糖    150g

オレンジジュース   大1

グランマニエル    大1

オレンジの皮の摩り下ろしたもの 小1

サラダオイル     130cc

生クリーム       130cc  7分だてにしておく

◇オレンジジュース    110cc

グランマニエル      15cc

アンズジャム

                                                              

◇フォンダン(グラス)

粉ざとう           50g

オレンジジュース      小2

                                                               

① 卵とさとうを湯せんにかけてあわ立てる。泡だったら低速にして泡を細かくする。

② オレンジ類を入れる

③ サラダオイルを2,3回に分けて入れる。

④ ふるった粉類を入れ、40回ぐらい大きく混ぜる。

⑤ 7分立ての生クリームを入れる。

型に入れて170℃ 35分~40分 しっかり焼く

⑥ 焼きあがったスポンジに型に入れたままで、オレンジジュースを刷毛でしみこませる。

 真ん中のふくらみが平らになったら、型から出し、ひっくり返して、上、側面にジュースを塗る。

⑦ ケーキが冷めたら、裏ごしして温めたアンズジャムを塗る。

⑧ ジャムが乾いたら、フォンダンをかける。粉砂糖をジュースでねり、それをケーキの上面だ   けに伸ばすようにしてかける。天板に入れ、220℃ 2~3分焼き、淵が沸騰したら外で冷やす。

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