Cogito

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

歩けば

2016-04-19 23:56:31 | 日記
火曜日はビンごみだった。ビンを出しに行くと、マナー違反とスッテカーが張られた袋があった。昨日の可燃ごみに指定袋を使わずに出した人がいたようだ。私はいつもゴミ袋を締めずに集積場まで行く。指定袋に入れていない人のごみを自分の袋に入れて出そうという考えからである。マナー違反は、放っておいてもいいのだが、ゴミが置かれていれば、結局近所みんなが迷惑する。昨日、私が行ったのが7時半。マナー違反は私より後に出されたようだ。明日は可燃ごみだが、私は出さない。誰か気が付いて入れてくれるといいのだが。

月曜日は視野検査の予約がしてあったので、9時には家を出て、眼科へ行った。予約は10時なのだが、ちょうどいい電車がない。のそのそと歩いていくと10時近くになる、と9:21に乗った。湯河原につくと、幸い鍛冶屋行きのバスがあったので、それに乗っていった。眼科に着いて手続きをし、時計を見るとまだ9時半だった。あら、早すぎた。
眼圧、視力測定、視野検査、眼底撮影をして診察。「(目は}悪いけど悪くはない」といういつものような言い方。検査結果は見るからに真っ黒、悪い野はわかる。しかしいまのところ病気は進んでいないということだろう。視野検査は集中するので結構疲れる。薬をもらい、外に出るとちょうど駅行きのバスが停留所にいる。手を上げ急いだが、バスはつれなく行ってしまった。仕方がない歩くか。そこで以前教えてもらった近道を思い出して行ってみることにした。消防署の前を過ぎて右に曲がり、エレベーターがあるところに出るのだ。アップダウンがないから、この道は歩きやすい。次からバスがなかったらこの道を歩こう。エレベーター近くにお店があった。どうも衣料品の店のようだ。店の名は、湯河原病院へ行くとき、エレベーターで降りて、送迎バスに商工会館の前で乗っていたので、知ってはいたが、なんの店だかは知らなかった。外にスラックスが吊る下がっていた。ジーンズがほしい。で、入ってみた。ジーンズは気に行ったのがなかったので、春用のスラックスを2本買った。

小田原行きのバスがいたので乗ると、あとから4,5人の女性グループが乗ってきた。「真鶴に行くのだ」と言っている。
お節介オバサンが声をかける。「このバス真鶴行きますよ。私も真鶴まで行くんですよ」というと、中の一人が親し気に話かけてきた。川崎から来たのだという。向こう側の席の方が景色がいいですよ」と言ったが、私の後ろに座った。そしておもむろにバッグの中からパンフを出して「7月に選挙があるんだけど、これ見ておいて」と差し出した。見えない目でさっと見ると某政党の候補者だった。「支持していないから入れない」と返すと「名前だけ見ておいてくれればいい」とまたよこした。話には聞いていたけど、見ず知らずの人からのいきなりの選挙依頼は初めて。で、なぜこの政党を支持しないか、あなた方はそれでもこの政党を支持するのか、やさしく、丁寧に聞いた。何にも知らなかった。「それでいいの、教えに反するのじゃない?」相手は戸惑っていた。「この人はきっといい人だとは思うけど、ちゃんと政策を知って納得してから、人に勧めましょうね。勧めた以上、未来が恐ろしいことになったら、あなた方も責任がありますよ」

それでもお節介おばさん、真鶴駅で観光案内所を教え、「美味しいお魚食べてってね」と言って別れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本の地震

2016-04-15 20:36:45 | 日記
先週、「ぶらたもり」で熊本城や水の町熊本の地質や歴史を見ていただけに、地震災害にはびっくり、と同時に加藤清正が念には念を入れて造ったあの堅固な熊本城も自然の脅威の前にはお手上げだったのか、とがっくり。
震源地近くの益城町、ここには熊本空港も高速道路のICもある。熊本市のベッドタウン的な人口の多い町だ。気の毒!
余震の数を数えながら、まだまだ収まらないのかなと不安を覚えている。すぐそばに活断層がいくつもある。
地震多発地帯の私たちは、地元のこういった地質もある程度は知っているが、九州は活火山を抱えている割には、地震は身近ではなかったのかも。

16日、またもや大きな地震。M7.3、今回の地震の本震だと発表されてた。しかも震源地が連続的に移動している。地下にナマズが何匹もいるようだ。
時間がたつにつれて、被害状況がわかってきた。う~ん、ひどい。
昨夜、YAHOO募金に協力しようとしたのだが、うまくできなかった。再度挑戦してみよう。

阿蘇があり、温泉地が広がってはいるが、それにしても活断層が多い。四国の佐田岬までつながっている。あそこには伊方原発がある。




◇ ネット記事から

住宅が点々と並ぶ神奈川県小田原市の東部。せみしぐれが響く緑深い丘に沿った坂道を下ると、左手に高さ3メートルほどの斜面が現れた。「地震で形成されたものです」。同行した名古屋大の杉戸信彦研究員(34)=自然地理学=が立ち止まり、続けた。「次に動くと、地盤がずれ、3メートルほどの新たな斜面ができる。突然、建物の1階が2階になってしまう感覚です」

 神縄(かんなわ)・国府津(こうづ)―松田断層帯。静岡県東部と神奈川県西部にまたがり、複数の活断層があちこちの方角に延びる一帯だ。杉戸研究員とは、小田原市のJR小田原駅から北東へ車で30分ほど走ったところにある地区を歩いた。

 国の地震調査研究推進本部(地震本部)の資料を見ると、付近には活断層が地中にあると書かれている。だが、活断層が動いてできたと思える危険な崖や急な斜面は見あたらない。

 活断層がある場所のほぼ真上に立つ木造2階建て住宅に立ち寄った。近くで梅やミカンを栽培する柏木茂高さん(64)が家族3人と住んでいた。

 「この辺の住民なら誰でも知っている」。柏木さんは淡々と語る。4代にわたって150年近く暮らしてきた。地震に備えて家具を固定し、飲料水も備蓄している。一方で、あきらめたように言った。「交通事故と違い、どれほど注意しても家の下で地盤がずれたら被害は防げない」

 小田原市の北に隣接する同県大井町。町立の大井保育園から子どもたちの笑い声が聞こえてきた。

 町によると、鉄骨平屋建ての園舎の一部が活断層の上にあるが、震度7の揺れに耐えられる造りになっている。避難訓練も毎月取り組む。それでも石渡正次園長(60)は「地割れした時のことを考えると、不安です」と話した。

 断層帯は東海道新幹線と接し、相模湾に近い丘陵のトンネル付近で交差している。「この丘は数万年の間に地盤が数十回ずれて隆起したとみられます」と杉戸研究員。内陸側では東名高速道路とも交わる。地震本部の調査では、断層帯は地盤が最大3メートルずれる可能性があるが、JR東海と中日本高速道路は「特別な備えはしていない」という。

 杉戸研究員は「列島を線状に走る道路や線路が活断層と交わるのは避けられない。地震による寸断に備えた代替路の確保が復旧を素早く進めるために欠かせない」と指摘した。(中川文如)

■新幹線と交わる活断層62カ所

 活断層帯と交わるのは新幹線が25カ所、高速道路は121カ所――。芝浦工業大の岡本敏郎教授らが「活断層詳細デジタルマップ」(02年発行)と線路、道路の位置を重ねて調べたところ、こんな現状が分かった。

 活断層帯は複数の活断層からなる。岡本教授らによると、新幹線と一つの活断層が交わるのは62カ所、高速道路では東日本で119カ所、西日本は297カ所に上る。

 活断層対策について、JR東日本、西日本、九州は新幹線の高架やレールの補強、脱線しても大きく逸脱させないシステム構築などをしているが、地表のずれへの対応はないという。東日本高速道路も揺れへの対策だけという。

 地震の揺れをめぐっては、以前から建物や橋などを強くする耐震工学の研究が進んできた。一方で、地表のずれに対しては、大きな被害が出た1999年のトルコや台湾での地震後、対策の必要性が認識されるようになった。取り組みは始まったばかりだ。(瀬川茂子、小坪遊)

     ◇

 〈神縄・国府津―松田断層帯〉 静岡県小山町から神奈川県小田原市へ南東に25キロ以上延びる複数の活断層の帯。国の地震調査研究推進本部によると、最後に起こした地震は12~14世紀前半。今後30年以内にマグニチュード7.5程度の地震が起きる最大確率は、約100ある主要活断層の中でも高い16%。神奈川県が09年に出した被害想定では、同県内だけでも約1500人が死亡し、建物約33万棟が全半壊する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男女雇用機会均等法

2016-04-10 19:18:19 | 日記
チャンネルを回すと、おや、見覚えのある赤松良子さんの顔が映った。年を取ったとはいえまだまだお若い感じ。なんだろう。それはNHKアーカイブス「男女雇用機会均等法の施行から30年」というものだった。憲法で男女平等がうたわれていても、当時の世相では、女の地位は低く、働く女性は30歳になったら退職するという不文律があった。仕事を続けたくとも女性たちは泣く泣くやめざるを得なかったのだ。

時はちょうど国際婦人年、先進国はすでに男女雇用機会均等法があったが日本にはなかった。世界の女性たちは、どの国もが均等法を持つべきだと訴えた。何とか作らねば、と赤松良子さんをリーダーに労働省婦人少年局のメンバー(女性は3人)が法律を作る、その任務に就いた。法の成立には、それこそ戦いの日々だった。基本的な女性の現場調査、無理解な経済界、男社会そのものの論理への説得。審議会の軋轢。彼女たちの必死な努力の結果、1985年、法は成立した。見ていて涙が出た。

もう一人、懐かしい名前が出てきた。山野和子さん。当時総評の婦人局長。彼女の活躍が目覚ましかったのを覚えている。

もちろん、男女雇用機会均等法が成立したことは知っていた。法そのものが、まだ不備であることも知っていた。その後改正されていくのだが、その時はこれでいいのだろうかと思っていたものだ。しかし今、当時の彼女たちの戦いぶりを見ると、あの時不備であっても、法を作る必要があったのだ、ということがうなづけた。そして、これに限らず、女性の道を切り開いてくれた、先人たちの努力に改めて頭が下がる思いだった。

明治や昭和の初めならいざ知らず、たった30年前の話である。改善されたとはいえ、現実、女性の地位はまだ低い。女は・・という偏見や差別はまだまだある。それを改めて行くのは働く女たちの前向きな努力以外ない。がんばれ、女たち、能力は十二分にあるのだから。
とはいえ、女たちの問題はすべての女たちの問題、力を合わせて、一つ一つ改善していこう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファイト

2016-04-07 07:22:17 | 日記
ファイト、ファイトと自分を叱咤激励している。やる気は十分だけど体力がオッついていかない、シャクだけど。

火曜日5日、和美さんがネパールから帰ってきた。カトマンズの表通りはきれいになっていたが、一歩裏に回るとまだまだ傷跡が残っていた。
スダさんが、車と地元に詳しい案内人を手配してくれていたので、しかもどういう目的かも伝えておいてくれたので、しっかり案内してくれた。バクタプルにも行ったが、あそこはまだまだがれきの山がそのまま残っていた。バクタプル(バドガオン)は世界遺産にふさわしく一番風情のある町だ。木造建築なので痛みもひどく、もう半世紀近くドイツの専門家の修復が行われているところだ。世界遺産は簡単には復帰しないだろう。

水曜日、仲間が一人やめるので、本焼きを兼ねて、お別れ会ならぬ、今のはやりの言い回し卒業式をした。リクエストのケーキを6種類用意した。朝からローストビーフも焼いたり働いたので、それでも私は本焼きは免除してもらっているが、終わって帰って来て、会計を済ませると、さすがに疲れて寝てしまった。気が緩んだのかも、いやいや、気を緩めるわけにはいかない、金曜日は総会だ。総会に取り上げてほしいという提案も届いている。これは、前もって打ち合わせをしておかなければならない。

木曜日、朝から雨がビショビショ降っている。寒い。桜が咲いてから青空の日がない。青空を背に桜をとろうと思っているのだが、なかな、か。散り始めてた。ソメイヨシノの木も大きくなったものだ。私が植えてから、かれこれ50年近くになる。もうじき寿命かも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

類似団体Ⅱ-2

2016-04-04 09:09:12 | 日記
朝いちばんで、議会事務局に電話をし、局長に礼を言った。そして電話を財政に回してもらった。礼を言いながら、真鶴町の一番新しい財政力指数を聞いた。「0.499」だという。「え~、0.5を割っちゃったの~」と思わず叫んだ。驚きを隠せない。「類似団体は変わった?私のころはⅡ-2だったけど」というと、「Ⅱ-2」は変わらないという。
財政力指数がすべてはないとはいえ、真鶴の未来は決して甘くはない。むしろ厳しい。将来的な条件を考えると、これからの財政運営は大変だろうなぁ、と思う。と、それを見据えた意識もなく、無定見に、おそらく勉強していないから、財政分析もできず、ただ自分たちの慾で簡単に値上げをしている議員たちに腹が立つ。

総務省は全国の市町村を「指定都市」「中核市」「特例市」「都市」「町村」「特別区」に分類し、さらに人口、産業構造などで細分化して、35のグループに分けている。その中で同じグループに属する自治体を類似団体という。
そのグループが、真鶴町は町村のⅡー2。Ⅱの2は72団体あり、神奈川県では真鶴町がただひとつ。Ⅱ-2が財政力が低いとか、そういった悪いイメージのものでは決してない。
http://chiiki-chienowa.net/04OLD-2/0002OLDexcelRUIJI-6(2-2).html

Ⅱは人口5,000~10,000のグループという意味である。減ったとはいえ、まだまだⅡだと納得。
何か比較しようとするとき、ともすれば同じ県内の町村と比べてしまうが、内容が(人口も財政力も)違うので、どうしても無理が出る。そういう点では同じグループの町村と比べると、自分の町を客観的にみられるという利点がある。比較するとき便利なのが総務省が発行している類似団体別指数表。以前は4年に一回、分厚い本が発刊されていた。値段も7000円と高かった。それを買っていたが、今ではネットで公開されている。おかげで、調べる方も、便利にもラクにも節約にもなっている。
http://www.soumu.go.jp/iken/ruiji/


類似団体リストⅡ-2の隣にⅡ-1がある。見ると、福島県矢祭町が入っている。矢祭町は議員報酬を日当にしたことで有名である。その後どうなっているだろう、野次馬でのぞいてみた。健全化率はすべて「-」、要するに赤字がないということ。実質公債費比率だけ「1.5%}。お見事!
ちなみに真鶴町も実質赤字比率と連結実質赤字比率は「ー」だが、実質公債費比率は「11.7%」将来負担比率は「168.7%」だ。


横道ついでに、矢祭の住民が書いたブログで、矢祭町が行った政策を見つけた。ウチの町だって、やれるんじゃないかな。矢祭町の財政力指数は0.27、だからこその取り組みといえる。

◎最盛期108人いた職員を83人にまで減らし、今後は50人体制への移行を考えている
◎7課を3課に減らす。グループ長は業務に精通していれば若手でもなれるし、課員に戻ることもできる。徴税課の係長は部下なしだったが、でも誰も手伝わない風潮があったが、グループ制にして助役以下みんなが手伝って恒常的に徴収できるようにした。滞納額が目に見えて減った
◎電話は空いてる人がとる。、トイレ清掃も自前、町長以外の当番制。お茶も自分で入れる
◎フレックス勤務。開庁時間を午前7時から午後6時45分。休日も午前8時30分から午後5時30分
◎職員の自宅を出張役場にした。近所の職員の家に行けば窓口業務を代行してくれる
◎商店会のスタンプや商品券で公共料金や税金の支払いができる
◎行財政核の進行と共に、町民は行政サポーターとなり、無償の公園掃除などをしてくれる
◎もったいない図書館。届いた本の多さに急遽1億8千万円かけて閉架書庫を作ったが、全国からいただいた45万冊の本の整理は全部ボランティア
◎議員定数を18人から10人に減らす
◎町長の給与を総務課長と同額にした。助役、教育長も総務課長と同額
◎議員の報酬を日当制にした。カネの問題で議員の魅力がなくなれば、勤め人でも主婦でも、本当にやりたい人が選挙に出ると考えている。選挙にカネがかからなくなる。職業をもちながら議員をやるのがいい。議員が家業になったらダメ。(ちなみに根本さんは家具販売業の社長さん)
◎合併しない宣言
◎誕生祝金。3人目を生んだら総計100万円。4人目150万円。5人目以上は200万円。2歳から11歳までに年5万円づつ50万円。それ以外を出産直後に支払うという。
◎ゼロ歳から3歳は保育所、4歳から5歳は幼稚園。保育料月1万1950円。幼稚園でも希望者には保育所と同じ時間まで無料で預かる
◎住基ネット接続拒否、議会で決定
◎介護保険料、全国で8番目の安さ

(註:根本さんは当時の町長、今は違う。現在、議員定数は10人になっている。)



仕事があるので中断するけど、まだまだつづくよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする