あたりに甘い香りを漂わせている。白モクレンも咲き始めた。相変わらず5時前には起きだす。
今日は最終日。
一番の話題は当初予算否決だろう。天野委員長の報告によると、総務経済委員会に付託された予算案は、賛成少数で否決された、というもの。否決かぁ、お調子者の議員たち、予算案を否決ということは、町民に迷惑がかかるんだ。この落とし前はどうつけるんだい?と思わず声をあげると、高橋さんと天野さんから修正動議が出された。前もって打ち合わせができているから、この動議は賛成で、すぐに議事にかけられた。
ここのところ、3階の会議室が夜遅くまで灯りがついていたが、こういう相談をしていたのかな。まぁ自治法解釈の勉強にはなっているだろうから、それもいいと思う。それにしても町民目線が欠けてるなぁ。
176条だったかな、議会が修正案を出せることは知っている。高橋さんが修正案の歳入歳出はそのままに内容を変更して、と例えば25万の研修費を100万に増額するとか説明していたが、メモしていないので、後で再生してもう一度聞くが、内容を聞いているかぎり、修正がどうしても必要なものだとは思えない。否決だけだと町民からうとまれるから修正案を出すことによって、保身を図っているように思えた。
修正案に対して長は10日以内に再審議にかける必要がある。再審議とは修正を受け入れ、新たな予算を作るか、突っぱねるか、どちらも可能ではある。
一番気になったのは、職員の意識改革のための研修、議員たち、職員の程度知っているかい、やる気のない人間に研修させたって、効果はないよ、むしろ経費の無駄遣い。まずやる気を起こさせ、役立つ人材にする方法を考えなければ。議会が責任もってチェック出来るかい。やる気を出させるのは飴と鞭だよ。まず飴を用意することだろうな。課長たちもやる気を出して、飴を考えてみてよ。今はやりのポイント制、自治法何条までクリアしたらポイント1点とか、ポイントがたまったら、ボーナスに上乗せしてやるとか、明確にしておけばやっかみや情実は通用しなくなるから。うん、少なくとも自治六法はクリアしてほしいよ。
あ~、言っておくけど、全員が全員やる気がない子ばっかりじゃないよ。真面目に一生懸命取り組んでいる人たちもいるよ。そういう子を見ると激励したくなる・
この時期だ。開催されている開館40周年記念名品展 第1部 に出かけた。もちろん目的は光琳の紅白梅図の屏風だ。毎年のようにお目にかかりに来る。今年が最後かと思いながら、だから「また今年もお会いできましたね」と思わず声をかけてしまう。MOAには高校生の時から通っている。未だ瑞雲会館に付属していた時からだから長い。ほとんど客もいなくて静かに作品と対峙できた。私の美意識を育ててくれた美術館でもある。
常設展のものはほとんどおなじみ、だから40年記念なのに、慣れし親しんだ、あれがない、これもないと、残念がっている。
紅白梅の展示されている部屋は薄暗い。当然なのだが、今の私には薄暗さは歩くのに支障をきたす。恐る恐る歩く。隣の部屋にはこれまた国宝の仁清の藤壺がある。この藤の花瓶は以前から好きではない。
寒いとか雨が降りそうだとか、言い訳をしていたが、お天気もいいので、重い腰を上げて確定申告を済ませてきた。
出かける前に町民センターに電話して「エレベーター動いてる?」「動いてます」「じゃ~、確定申告に行く。ありがとう」ついでに肉屋さんで肉を仕入れてこよう、と前もって注文して、後で取りに行くからと、ガラガラを押しながら出かけた。お客さんも少なかったので、すぐにやってもらえた。これで今年のお役目は終了、ほっと。
こっちの方が坂がきつくないかな、と裏口から出て工芸室の横を上り始める。この道は側溝が道の真ん中についている。道路がザラザラでガラガラが走らない。失敗だったな、と思いながら役場前に出る。えっ、この道も路面はザラザラ、しかもここも歩道はない。こういう道って、どこを歩けばいいの?
帰って道交法を調べた。
「歩道も路側帯もない道路は、右側の端を1列で歩きましょう。 車は道路の左側を走るので、左側を歩くと、後ろから自分に近づい てくる車の動きが見えません。 右側を歩くと、前からくる車が見え るので、危険な時は安全な所に止まって待つことができます」と解説してあった。 道交法って車のためのもの、歩行者優先ではない。
真鶴町で歩道のある道ってどこだろう。駅前の135号線沿いには確かに歩道は有る。でもあれは国道。県道沿いにもあったような。町道はどうだろう。それにしてもガラガラが走らない町道。役場前の横断歩道の白線も消えている。ここは消えても問題はないだろうが。
みんな車族で歩かないから、でこぼこ道路なんて気が付かないんだろうなぁ。
町道丸山線を上りながら数人に聞いた話、道は確かにひどいけど、こんなものだと慣れてしまっている。ただ車が増えたし、車道も狭いから車は怖い、と異口同音。ぶすぶす言っても、この道しか歩くところがないんだから仕方ない、ね。
今度議会があったら、3階まで傍聴に行って、議員たちに気にしながら町を歩けって言ってやりたい。
おそらく返事来ないだろうとは思ったが、簡単に「みんな元気?papasanは2週間前に退院した」とベラルーシにメールした。案の定、返事は来ないが、メールが戻ってきていないから受け取れたのだろうか。検閲はされているのかな。だから余計なことは書かないのだが。
はい、やっとここも春一番。通常より1ケ月遅いとか。桜桃のつぼみも膨らんできたし、季節は確実にめぐっている。
我が家には3羽のめんどりがいる。2羽は毎日卵を産んでいた・それがここしばらく小屋で杷産んでいない。卵自体はどこで産んで、どうなってもいいのだが、腐って爆発すると臭くて迷惑。で、へyなお腹の段ボールを探していた、がなかった。外かもしれない。歴代のめんどりたちが生んでいた場所、洗濯機の後ろ、とか玄関などを見たがなかった。
朝、ロートを外に出すと崖の方に向かって行った。崖あたりかな?でもなかった。
昨日の朝、ロートを出しながら行方を見ていると、ちょっと竹がこんもりしているところに潜り込むのが見えた。息子に「あそこに入った」と教えると、もぐってくれ「あった。16個ある」と。結局二羽分だが、26個あった。卵はオムレツにしてアニプロさんのわんこたちの胃袋に消えたそうだ。