春です

前の日記を呼んだら、沈丁花が咲く前のこと。
今は沈丁花は咲ききって、桜の蕾がどんどん大きくなっている。
河原に咲き出したハマダイコンが、
西日にあたってきらきらする姿を見ていて、
美しい世界が自分から離れてるような感じがした。
平日は頭の中が課題でいっぱいで、世界を感じるひまがなくて。
でもあと２週間で終わり。
忙しいと早いなぁ～。

最近のこと。

早咲きの桜に鶯の大群が来て、
みんなで花に頭をつっこんで蜜を吸っていた。
鶯はスズメよりさらに小さくてかわいい。
花の美しさもこの世のものと思えないほどで、
がっつくように打ち眺める。
パソコンでどんなにがんばってデザインしたものも、
この花びら一枚にもかなわない。
一つ一つの花、花の房、折り重なって咲く木の全体、
あらゆる角度から花を見る。
ピンクの桜と鶯の組み合わせは本当にかわいい。
できたらモンチもあしらいたい。
鶯は蜜に夢中で、誰も鳴き声を聞かせてくれなかった。

この桜を遠くから見ると、青いビニールのシートが見えたので、
もう花見？と思ったけど、近くに行ったら手作りのおうちだった。
ずいぶんな一等地に。

その後で、緋桃の木にも鶯がいっぱいいるのを見た。

パパママと銀座で待ち合わせ。
ガラス張りのカフェの中から、
歩行者天国を歩いてくる私を見ていたパパは、
カフェに私が着くと開口一番、
「行きかう千人のなかで一番素敵だったよ」って、
「このカフェオレおいしいね」っていうのと同じくらいのさりげなさで。
前世はパリジャンだと思った。
その後行った加賀料理のお店では、
さくら豆腐、治部椀が特においしかった。

フラダンスを見にいく。
体のやわらかい、子供のダンスは見ていて気持ちよかった。
ハワイ人の先生の、カヒコの歌も気持ちよくて、
独特の雰囲気に飲み込まれて最後まで飽きずに見ていた。

鎌倉に行こうとしたら車の調子がおかしくて、
スタンドの人に「高速はやめなさい」とこんこんと諭され、
中華街に行く。にくまん、ホットのココナツジュース。
お土産の水餃子としなちくもおいしかった。

用賀のＯＫでお買い物。
めっちゃ安いのに、うるさいポップやＢＧＭもないし、
やたら広くて天井高くて楽しい。

庭のクリローちゃんがついに咲く。
冬になるまでバラの陰にかくれて忘れられてたのに。可愛い。

猫たちはあいかわらず、
モンチは名前を呼ぶだけでくねっ、くねっとしてやたらかわいく、
殿はまた窓を開けて諸国を漫遊し、
ビーは朝私の顔にぴったりお尻をつけている。
そしてダーは仕事で忙しく、今週の平日はほとんど顔を合わせずじまい。

ダーは私がファンでもないのに宮迫の夢を見る、
って話に触発され、初めて夢に芸能人が出てきたのが雨上がりだったとか。