なぎのあとさき

日記です。

シンエヴァとか猫沼とか

2021年07月10日 | 日々のこと

少しさきの天気予報に晴れマークが並んできた。
ここ数日は雨ばかりで体も頭も重い。
モンちゃんもハラ キメオくんになって朝から腹きめて寝てるしマオちゃんも一緒にハラ キメコちゃんになって寝てる。


でもあたち、よるになったらあばれるにょ!

最近になって初めて聞く線状降水帯というのが静岡に続いて鳥取にも発生していて恐ろしい。
コロナも東京は700人とか900人とかの日が続いて4回目の宣言が7月半ばから。オリンピックは都内すべて無観客でやるらしいけどそりゃそうだよね。

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ワクチンは8月末に予約。
1回目を終えたT、全然痛くなかったそう。

シンエヴァを見てきた。
Qで、これ次で終われるのかよ、と思ったが、ほんとに終わった。エヴァが終わるなんて初めてだ。テレビシリーズ、全劇場版をリアルタイムで観てきて25年、これで終わりと思うと寂しい。以下どとうのネタバレ。

これまでの劇場版と比べても一番楽しかった。
プライムとかで何度も見てた冒頭パリシーンもスクリーンだともっとかっこよかった。マジすげえ。
大人になったトウジやケンスケが描かれるのも嬉しいし、レイの心が育って変わっていくのはエヴァの世界で特に楽しみな部分で、今回はいい環境で変わっていくレイはどんどん可愛くなって、あの声を聞いてるだけでも至福。
アスカもアスカらしさが炸裂して超絶いい子。ケンケンとの関係もいい感じ。
黒波レイがQの頃とは別人のように可愛くなり、今度こそ!幸せになってほしかったのにあんなことになって、ゲンドウめー!と怒りがわいたとこでシンジが動く。
そこからのマイナス宇宙とかゴルゴダオブジェクトとか槍とかアディショナルインパクトとかネオンジェネシスとかもエヴァ的カタルシス満載でめくるめく映像と音が迸ってめっちゃ楽しかった、が、みんながゲンドウに甘い気はする。ひでえやつなのに。カヲルくんに免じて許してってか。
まあでも、シンジが落とし前をしっかりつけられて良かったよ。よくやったな、シンジ。
マリもずっといいキャラだった。

エンドロール見ながらテーマ曲聞きながら、ほんとに終わっちゃったー、と感慨にふけった。アンノさんありがとう、おつかれ様でした。
しばらく実写のほうに行くっぽいけど、またいつかアニメ作ってほしい。使徒とかヴンダーとか、あんなに不気味でかっこいい映像を作れる人はほかにいない。

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本は、「猫沼」読了。
著者は愛情のない親のもとで育てられ人づきあいができず自分を女とも思えなくて難病もあって沼近くの家でほとんど引きこもり、という壮絶な境遇にあって、自分より大切にしてる猫たちはいっぴきまたいっぴきと旅立って、猫のために買った家に一人きりになると、ご飯も食べられなくなり何もする気がわかず、と、辛いことが重なって描かれているのに、読んでる時間の楽しさはなんだろう。それは、たくさんの猫たちと暮らしてきた著者が、ずっと楽しくて、おかしくて、幸せであることが全編に漂っているからだろう。
ここに猫がいた。ここに猫がいる。それがどんなに幸せなことか、思い知らせてくれる。
そんなこととっくにわかっていても、しょうのさんの祈るような言葉は胸に浸みる。
最後の猫を送った後で嘆き苦しんだ後で、迎えた老猫のピジョン様。
この子が相当な甘ったれで、これまでいた猫たち全部が搭載されてるような強者、おまけの写真を見てもとても可愛い。
猫名人の名前も何度か出て来て、勝手に親近感のわくしょうのさん、ピジョン様がめいっぱい長生きして、続編を書いてほしい。

○私がそれまで持っていた多くの欲望はその時に消えた。何も要らない、家族が無事であれば。

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