先日、トラックバックを頂いた「京都から徒然なるままに」さんの記事を、拝読させていただいた。
この夏、オリンピック水泳で何かと話題になった「LR」の対抗水着として注目された、通称「タコヤキラバー(正式名称:バイオラバー)」のジョイント企業が決まったという内容だった。
「タコヤキラバー」の製造・企画企業は、同じ大阪にあるスイミングウェア中心の小さな会社スポーツ・ヒグで、商品名は「KOZ」になったようだ。
スポーツウェア大手と呼ばれるトコロでは、素材として部分的に使うということはあったようだが、全面的にこの「タコヤキラバー」を使うということはなかった。
やはり大手企業のプライドというのか、開発力への自信などが「部分使い」というコトになったのだろう。
それも、「LR」への緊急対抗措置的な要素が、高かったような気がする。
私が大手企業で働く立場であれば、同じように「部分使い」による緊急措置ということを考えただろう。
だから大手スポーツウェアの今回の対応に、不満を述べる気はしない。
だが将来的なことを見据えた時には、ジョイント企画・製作という含みも持たせていたような気がする。
あくまでも「ロンドン」を見据えた、商品開発という意味だ。
山本化学工業もそこまで待てなかったということもあるだろうし、素材として完成さたモノであれば、いち早い商品化を考えたということも分かるのだ。
そしてその相手企業が、同じ大阪の小さな競技用スイムウェアの企画・製造会社であった、というコトなのだろう。
そのこと自体、よかったのではないだろうか?
大手と手を結ぶことだけが、何も認知度を上げ、ブランド構築をする方法ではない。
むしろ、そのモノ・コトが本当に必要な人たちに直接的に届けることもまた、認知度を上げブランドを構築する方法だからだと思うからだ。
言い換えるなら「プロ用」とか「専門」という、市場で認知されることで一般の人たちから大きな信頼を得、ブランドを作っていくという方法である。
実際「LR」が話題になり始めた頃から、スイミングスクールなどに通う一般からの問い合わせが多くあったといわれている。
その結果、競技者用ほどではない作りの「LR」一般モデルが、販売される予定となった。
大阪の企業同士が「スイムウェア」というモノで手を結び、ひとつの大きな産業を作り出すキッカケとなれば、大阪経済にもプラスになるだろうし「企業の大きさではなく、モノ・コト作り」で大阪がリードするという点でも注目されるコトにも繋がっていくように思うからだ。
「大きい」というだけで、市場の恩恵に得るわけではない。
小さな企業が集まることで、大きな力を生み出すというコトもまた、十分あるコトなのだ。
それを具現化できるのか?チョッと楽しみにしている。
この夏、オリンピック水泳で何かと話題になった「LR」の対抗水着として注目された、通称「タコヤキラバー(正式名称:バイオラバー)」のジョイント企業が決まったという内容だった。
「タコヤキラバー」の製造・企画企業は、同じ大阪にあるスイミングウェア中心の小さな会社スポーツ・ヒグで、商品名は「KOZ」になったようだ。
スポーツウェア大手と呼ばれるトコロでは、素材として部分的に使うということはあったようだが、全面的にこの「タコヤキラバー」を使うということはなかった。
やはり大手企業のプライドというのか、開発力への自信などが「部分使い」というコトになったのだろう。
それも、「LR」への緊急対抗措置的な要素が、高かったような気がする。
私が大手企業で働く立場であれば、同じように「部分使い」による緊急措置ということを考えただろう。
だから大手スポーツウェアの今回の対応に、不満を述べる気はしない。
だが将来的なことを見据えた時には、ジョイント企画・製作という含みも持たせていたような気がする。
あくまでも「ロンドン」を見据えた、商品開発という意味だ。
山本化学工業もそこまで待てなかったということもあるだろうし、素材として完成さたモノであれば、いち早い商品化を考えたということも分かるのだ。
そしてその相手企業が、同じ大阪の小さな競技用スイムウェアの企画・製造会社であった、というコトなのだろう。
そのこと自体、よかったのではないだろうか?
大手と手を結ぶことだけが、何も認知度を上げ、ブランド構築をする方法ではない。
むしろ、そのモノ・コトが本当に必要な人たちに直接的に届けることもまた、認知度を上げブランドを構築する方法だからだと思うからだ。
言い換えるなら「プロ用」とか「専門」という、市場で認知されることで一般の人たちから大きな信頼を得、ブランドを作っていくという方法である。
実際「LR」が話題になり始めた頃から、スイミングスクールなどに通う一般からの問い合わせが多くあったといわれている。
その結果、競技者用ほどではない作りの「LR」一般モデルが、販売される予定となった。
大阪の企業同士が「スイムウェア」というモノで手を結び、ひとつの大きな産業を作り出すキッカケとなれば、大阪経済にもプラスになるだろうし「企業の大きさではなく、モノ・コト作り」で大阪がリードするという点でも注目されるコトにも繋がっていくように思うからだ。
「大きい」というだけで、市場の恩恵に得るわけではない。
小さな企業が集まることで、大きな力を生み出すというコトもまた、十分あるコトなのだ。
それを具現化できるのか?チョッと楽しみにしている。