日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

今年のヴァレンタインは、コレで決まり?(ただし、20歳以上に限る)

2009-01-06 17:57:14 | トレンド
昨日が「仕事始めだった」と言う方がほとんどだと思うのだが、既に、2月に向かって様々な企業が動きはじめているようだ。

朝日新聞のWEBサイトに、「ビール味の発泡酒」と言う記事が掲載されている。
3、4年前だろうか?「チョコビール」がバレンタイン向け商品として、話題になったという記憶があったのだが、今年は発泡酒になるかも知れない。

以前話題になった「チョコビール」と言うのは、チョコレートを原材料に使っているわけではなかったと思う。
アルコール度も高く、「チョコレートフレーバーのビール」だったと思う。
今回の「チョコ発泡酒」は、サッポロビールと同じくチョコレートなどで有名な、北海道のロイズコンフェクトの共同開発によるモノのようだ。
どちらも「チョコレート麦芽」を使っているのだが、サッポロビールのほうは、カカオを加えている点で、似て非なるモノということだろうか?
確かに、「ビール」と「発泡酒」との違いがあるので、その点で発泡酒はカカオを加えることが出来たのかも知れない。

不況が日々進行している中、「ヴァレンタインなんて・・・」と言う気持ちになりがちだ。
バブルの頃のように、1粒400円するような生チョコやチョコトリフと言うコトも、期待できないだろう。
ウェッジウッドのような老舗有名ブランド企業ですら、簡単に破綻してしまう時代なのだ。
それに、チョコなどがいくら「和風テイスト」だとか、山椒や唐辛子などのスパイステイストなども、行き着くとこまで行ってしまったような感がある。
その意味で、チョッと目先の変わったヴァレンタインギフトとなるだろう。
ただし、贈る相手は20歳以上に限ると言う点と、家でゆっくり飲めると言う条件が満たされるコトが大切なのだが。