日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

知らない世界

2009-04-04 20:51:37 | アラカルト
今日、夕方から友人に誘われ音楽会に出かけた。
と言っても、私がまったく知らない分野の音楽。
誘われたと言っても、誘った友人には「どんなジャンルの音楽???」と、一応尋ねたのだが、その時の友人の答えは「大河ドラマの音楽みたいな感じ」だった。

実は、その友人はゲーム関連会社に勤めており、ゲームをまったくしない私にとって「ゲームと大河ドラマ????」と言う疑問符だけで出かけたのである。
そうしたら・・・会場内は若い女性がほとんど。
私の「ゲーム=男性」と言うイメージは、のっけから覆されてしまった。
もちろん、ゲームを知らないオジサン・オバサンがイメージする、「ゲーム=男性=オタク系」という若い男性の姿が無いわけではない。
しかし、その数は両手で数えられるほどしかいない。
もしかして、「『腐女子』と呼ばれるタイプの女性たちか?」とも思ったのだが、元々が「ゲーム」なのだがから『腐女子』が得意分野とされる「BL」ではないだろう・・・というコトで、イロイロな想像をめぐらすのだが、どうもイマイチ分らない。
自宅に戻り、検索をしてみてやっと分ったのだが、どうやら以前CSなどでアニメが放送されたほど人気のあるゲームのようだった。

いよいよ音楽会が始まった。
洋楽器と邦楽器が使われる楽曲と言うコトでは、確かに「大河ドラマ」チックだ。
実家に帰ったときだけしか見なかった、「篤姫」を思い出させる楽曲だ。
しかし周囲を見ると・・・私のような招待客は別にして、キチンとチケットを購入してきている若い女性たちはノリノリなのだ。
「ハァァ~、知らない世界ってあるんだ・・・」と思いながら、周囲の若い女性たちを観察する。
演奏にあわせてリズムを取ると言うのは、当たり前。
何故か目がハート気味の女性も・・・?
音楽を聴きながら、ドップリとアニメかゲームの世界に行ってしまっているようだ。

イロイロなことを見聞きしてきたつもりだったが、まだまだ「知らない世界」というモノはあるモノ。
その意味で、とても貴重な体験を友人のおかげでさせてもらった。