先日エントリをした「ディナーメニューか?マックの100円キャッシュバック」に、コメントを下さったエカワさん、ありがとうございました。
おそらく1年ほど前、コメントを下さった和歌山のエカワ珈琲店の管理人さんだと記憶している。
そして今回頂いたコメントを拝読しながら、改めて「地方で商売をするコト」を考えてみた。
と言うのも、今現在日本を元気にする素は地方にあるのでは?と、考えるからだ。
拙ブログに来てくださる方は、私の実家が鳥取県米子市であると言うことは、ご存知だと思う。
そして、お盆や法事などで実家に帰る度に感じることが「元気のなさ」だ。
それも実家に帰る度に、「(急速に)元気がなくなってきている」と感じるのだ。
かつて、米子と言う町は「山陰の商都」と言われていた。
市内には、皆生温泉(かいけおんせん)などがあり、賑わっていた時代もあったのだ。
それが今では、駅前商店街などは閑古鳥すら鳴かない状態となってしまった。
地元の商工会などが、何とかしようと策を練っているようなのだが、なかなか結果が出せない状態のようだ。
ところが、米子市に隣接する境港市や大山町などは、観光客などの誘致に成功している。
それは農業・水産業と言った昔からの産業を、業態変化させる事で観光誘致をしているのだ。
確かに米子市にはある観光施設というのは皆生温泉ぐらいで、昨今の「温泉ブーム」にも関わらず、今や皆生温泉に来る人も激減している。
では、何故米子市周辺の市町村が元気になり、米子市が沈滞してしまったのだろうか?
一つは政府が地域活性策として打ち出した、「地域ブランド」政策が効を奏し始めたと言うこともあるだろう。
実際、大山町などはインターネットなどを始めとした、「情報発信」にとても熱心だ。
そこで発せられる情報は、地元の自然と現地の農・水産業と連動させ、個々の生産者が連携している。
境港市などは、漫画家・水木しげるさんの出身地と言うコトで「鬼太郎」と、水産業が盛んというコトを活用し、「産直お買い物市場+グルメ」をキーワードに展開している。
もう一つは、米子経由で各地に行くと言うかつての交通システムから、高速道路などの整備により、直接目的地へ行けるようになった、と言うのも大きな理由だろう。
とすれば、米子市はそのまま衰退の一途を待つだけなのだろうか?と言うコトになる。
(長くなるので、2につづく)
おそらく1年ほど前、コメントを下さった和歌山のエカワ珈琲店の管理人さんだと記憶している。
そして今回頂いたコメントを拝読しながら、改めて「地方で商売をするコト」を考えてみた。
と言うのも、今現在日本を元気にする素は地方にあるのでは?と、考えるからだ。
拙ブログに来てくださる方は、私の実家が鳥取県米子市であると言うことは、ご存知だと思う。
そして、お盆や法事などで実家に帰る度に感じることが「元気のなさ」だ。
それも実家に帰る度に、「(急速に)元気がなくなってきている」と感じるのだ。
かつて、米子と言う町は「山陰の商都」と言われていた。
市内には、皆生温泉(かいけおんせん)などがあり、賑わっていた時代もあったのだ。
それが今では、駅前商店街などは閑古鳥すら鳴かない状態となってしまった。
地元の商工会などが、何とかしようと策を練っているようなのだが、なかなか結果が出せない状態のようだ。
ところが、米子市に隣接する境港市や大山町などは、観光客などの誘致に成功している。
それは農業・水産業と言った昔からの産業を、業態変化させる事で観光誘致をしているのだ。
確かに米子市にはある観光施設というのは皆生温泉ぐらいで、昨今の「温泉ブーム」にも関わらず、今や皆生温泉に来る人も激減している。
では、何故米子市周辺の市町村が元気になり、米子市が沈滞してしまったのだろうか?
一つは政府が地域活性策として打ち出した、「地域ブランド」政策が効を奏し始めたと言うこともあるだろう。
実際、大山町などはインターネットなどを始めとした、「情報発信」にとても熱心だ。
そこで発せられる情報は、地元の自然と現地の農・水産業と連動させ、個々の生産者が連携している。
境港市などは、漫画家・水木しげるさんの出身地と言うコトで「鬼太郎」と、水産業が盛んというコトを活用し、「産直お買い物市場+グルメ」をキーワードに展開している。
もう一つは、米子経由で各地に行くと言うかつての交通システムから、高速道路などの整備により、直接目的地へ行けるようになった、と言うのも大きな理由だろう。
とすれば、米子市はそのまま衰退の一途を待つだけなのだろうか?と言うコトになる。
(長くなるので、2につづく)