■自衛隊関連行事
台風13号と台風15号が揃って日本列島に接近する中ではありますが皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の行事紹介です。
三沢基地航空祭が8日日曜日に行われます。三沢基地は北部航空方面隊司令部が置かれる我が国北日本防空の重要拠点です。そして航空自衛隊初のF-35戦闘機、第五世代のステルス戦闘機が配備される基地でもあり、更にアメリカ空軍の戦闘機部隊が前方展開する日本唯一の日米戦闘機部隊共同基地でもあります、今年はF-35も飛行展示を予定しています。
F-35,F-16,F-2と日米三機種が並びます。第3航空団はF-2戦闘機運用の第3飛行隊とF-35戦闘機運用の第302飛行隊が展開しており、第3飛行隊は来年3月に百里基地へ移駐予定である為、最後の三沢基地航空祭参加でもあります。またF-16は三沢基地へ展開する第36戦術航空団で日米戦闘機80機、更に警戒管制航空団のE-2C早期警戒機も配備されている。
F-1支援戦闘機を運用して平成を迎えた三沢基地はF-1支援戦闘機の老朽化とF-2支援戦闘機開発遅延を受けてF-4EJ改戦闘機への転換、F-2戦闘機の導入とF-2戦闘機2個飛行隊航空団への転換、更にF-35戦闘機のマザースコードロン化、令和二年にはF-35二個飛行隊編成へ進む、平成航空自衛隊史を体現するような基地です。台風進路が唯一心配ですね。
航空祭では注意事項としまして三辺の合計が100cmを越える荷物の持ち込みは出来ません、この為500mmF4長望遠レンズ等複数のレンズを収容するコンテナ等を愛用される方はご注意ください、臨時荷物受託施設が開設されるとのこと。昨年三沢航空祭は北海道胆振東部地震により飛行展示がありませんでした、F-2とF-35による慰霊フライトも行われます。
富山駐屯地祭、第382施設中隊が駐屯する富山県唯一の駐屯地です。駐屯地は富山県の砺波市に在り、中隊そのものは豊川駐屯地第7施設群隷下にあります。また中部方面後方支援隊新編と共に施設科部隊を支援する第104直接支援大隊整備第2中隊富山派遣隊も駐屯していますが、駐屯地業務隊や警務隊派遣隊等を合せても100名という小規模な駐屯地だ。
施設中隊の富山駐屯地祭ですが、最大の見どころは訓練展示までの距離感ということでして、74式戦車が真横で空包射撃を行った、そんなすごい写真を見せて頂いた事も。ただ、こちらも台風の進路が心配です。台風13号に警戒していましたが突如出現した台風15号が本州に接近し上陸する予報です。お出かけの際は最新の台風と交通情報を御確認下さい。
艦艇広報について。小松島港掃海艇なおしま一般公開が明日7日土曜日に徳島県小松島市小松島港新港南岸壁にて行われますが台風15号の進路に御注意を。錦江湾潮風フェスタ掃海艇あいしま一般公開が鹿児島県鹿児島市本港新町ウォーターフロントパークにて行われていますがこちらは台風13号の進路に御注意下さい、台風は実に二つも来ているのです。
さて撮影の話題を。満員御礼が多い自衛隊行事に在って、始発バスや始発列車でも現地到着では既に満員御礼立ち見続出、という事は数多くあります。こうした中で写真の撮影ですが思った事を、喩え良い撮影位置を確保出来なかった場合でも諦めるべきではない、と。例えばバリアングル液晶採用カメラならば、満員の行列の奥からでも撮影できるものは意外と多いです。
一眼レフにズームレンズを装着できるならば、バリアングル液晶を採用していない機種であっても、私のEOS-7D等は正にそうであり且つ脆弱なバリアングル液晶は不要とも考えているのですが、前の人の頭上と頭上、帽子と傘の隙間から、案外に行事などは視る事が出来る角度はあるものです。特に動きのある観閲行進や訓練展示はその可能性がたかい。
諦める事も勇気だ、とは登山家やビジネスマンなどがよく用いる表現ですが、登山家の場合は諦めねば次の成果に繋がりませんが、後者の場合は諦めると何も実りません、写真撮影の場合の諦めは、どちらかというと後者に近いのですね。撮れるものを撮る、群衆が写ってしまう場合は敢えて群衆を画角に収めまして、賑やかさを演出するのもいいでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・三沢基地航空祭…https://www.mod.go.jp/asdf/misawa/
・富山駐屯地祭…https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/
・小松島港掃海艇なおしま一般公開…https://www.mod.go.jp/msdf/
・錦江湾潮風フェスタ掃海艇あいしま一般公開…https://www.mod.go.jp/msdf/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
台風13号と台風15号が揃って日本列島に接近する中ではありますが皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の行事紹介です。
三沢基地航空祭が8日日曜日に行われます。三沢基地は北部航空方面隊司令部が置かれる我が国北日本防空の重要拠点です。そして航空自衛隊初のF-35戦闘機、第五世代のステルス戦闘機が配備される基地でもあり、更にアメリカ空軍の戦闘機部隊が前方展開する日本唯一の日米戦闘機部隊共同基地でもあります、今年はF-35も飛行展示を予定しています。
F-35,F-16,F-2と日米三機種が並びます。第3航空団はF-2戦闘機運用の第3飛行隊とF-35戦闘機運用の第302飛行隊が展開しており、第3飛行隊は来年3月に百里基地へ移駐予定である為、最後の三沢基地航空祭参加でもあります。またF-16は三沢基地へ展開する第36戦術航空団で日米戦闘機80機、更に警戒管制航空団のE-2C早期警戒機も配備されている。
F-1支援戦闘機を運用して平成を迎えた三沢基地はF-1支援戦闘機の老朽化とF-2支援戦闘機開発遅延を受けてF-4EJ改戦闘機への転換、F-2戦闘機の導入とF-2戦闘機2個飛行隊航空団への転換、更にF-35戦闘機のマザースコードロン化、令和二年にはF-35二個飛行隊編成へ進む、平成航空自衛隊史を体現するような基地です。台風進路が唯一心配ですね。
航空祭では注意事項としまして三辺の合計が100cmを越える荷物の持ち込みは出来ません、この為500mmF4長望遠レンズ等複数のレンズを収容するコンテナ等を愛用される方はご注意ください、臨時荷物受託施設が開設されるとのこと。昨年三沢航空祭は北海道胆振東部地震により飛行展示がありませんでした、F-2とF-35による慰霊フライトも行われます。
富山駐屯地祭、第382施設中隊が駐屯する富山県唯一の駐屯地です。駐屯地は富山県の砺波市に在り、中隊そのものは豊川駐屯地第7施設群隷下にあります。また中部方面後方支援隊新編と共に施設科部隊を支援する第104直接支援大隊整備第2中隊富山派遣隊も駐屯していますが、駐屯地業務隊や警務隊派遣隊等を合せても100名という小規模な駐屯地だ。
施設中隊の富山駐屯地祭ですが、最大の見どころは訓練展示までの距離感ということでして、74式戦車が真横で空包射撃を行った、そんなすごい写真を見せて頂いた事も。ただ、こちらも台風の進路が心配です。台風13号に警戒していましたが突如出現した台風15号が本州に接近し上陸する予報です。お出かけの際は最新の台風と交通情報を御確認下さい。
艦艇広報について。小松島港掃海艇なおしま一般公開が明日7日土曜日に徳島県小松島市小松島港新港南岸壁にて行われますが台風15号の進路に御注意を。錦江湾潮風フェスタ掃海艇あいしま一般公開が鹿児島県鹿児島市本港新町ウォーターフロントパークにて行われていますがこちらは台風13号の進路に御注意下さい、台風は実に二つも来ているのです。
さて撮影の話題を。満員御礼が多い自衛隊行事に在って、始発バスや始発列車でも現地到着では既に満員御礼立ち見続出、という事は数多くあります。こうした中で写真の撮影ですが思った事を、喩え良い撮影位置を確保出来なかった場合でも諦めるべきではない、と。例えばバリアングル液晶採用カメラならば、満員の行列の奥からでも撮影できるものは意外と多いです。
一眼レフにズームレンズを装着できるならば、バリアングル液晶を採用していない機種であっても、私のEOS-7D等は正にそうであり且つ脆弱なバリアングル液晶は不要とも考えているのですが、前の人の頭上と頭上、帽子と傘の隙間から、案外に行事などは視る事が出来る角度はあるものです。特に動きのある観閲行進や訓練展示はその可能性がたかい。
諦める事も勇気だ、とは登山家やビジネスマンなどがよく用いる表現ですが、登山家の場合は諦めねば次の成果に繋がりませんが、後者の場合は諦めると何も実りません、写真撮影の場合の諦めは、どちらかというと後者に近いのですね。撮れるものを撮る、群衆が写ってしまう場合は敢えて群衆を画角に収めまして、賑やかさを演出するのもいいでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・三沢基地航空祭…https://www.mod.go.jp/asdf/misawa/
・富山駐屯地祭…https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/
・小松島港掃海艇なおしま一般公開…https://www.mod.go.jp/msdf/
・錦江湾潮風フェスタ掃海艇あいしま一般公開…https://www.mod.go.jp/msdf/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関