■自衛隊関連行事
寒い中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週末は自衛隊関連行事は執り行われません。こういうときは部屋の掃除とか新しい資料の整理とか庭木の手入れとかを行って過ごしたいものですが、艦艇基地を眺めに行くとかいろいろな行事のない日々の過ごし方を提案しているいっぽう、本日は1月17日ですので、防災用品を確認しては、と思うのですね。
防災用品、こう書きますとなかなか気が滅入るかもしれませんが、例えば登山食などを買い求めて、レーションのようにパッキングしていく、というのも良いかもしれません。登山食には熱湯が推奨されるものの冷水でも調理できるパスタやアルファ化米などがありまして、まず何が合うのか試してみるべきやも。
戦闘糧食は先日、実物の展示を見る機会があり、特に羨ましいとおもったのは加熱パックにより温かい食事が可能となるということでした。もちろん簡易コンロとコッヘルや飯盒で加熱調理出来る体制を防災の備えとして準備しておくのも好いのかもしれませんが、最悪の場合を想定しておく必要もあるのです。
レーションを手製で、と考えますと、例えば一番簡単なものは輸入品の600gほどのコンビーフ缶詰と国産の小さなフルーツ缶詰にクラッカーを用意しておきますと、熱量的に一食分となります。缶詰というのは案外保存期間が長いものですので、時折日常食として食べて置き換える、という選択肢も好いでしょう。
登山食は、なかなか興味深い。例えばアルファ化米などは登山食ですと冷水でも五分ほどで喫食可能となる、が、パスタのほうは冷水だと20分ほど喫食可能な柔らかさになるまで時間が必要で、アルファ化米とパスタのどちらが非常食として向いているか、こういうものを個々人で食べて比べてみるのも愉しい。
非常食とはいえ、ビタミンなどは欠乏しますと健康上の問題に直結しますので、例えば常温保存可能なジャムとピクルスの瓶詰めなどを多めに備蓄しておくというのも選択肢です。これなどは日常食として応用できますし、もともと保存食は越冬の非常食であった、と考えるとなにか納得できるのではないか。
避難所への道筋というものの確認も防災では重要ですが、避難所は公共の場ですので非常食を持ち込んだ場合は公共財として融通するということが過去の地震災害ではありました。すると避難所避難も重要ですが、火災リスクと津波浸水リスクが無ければ在宅避難という基盤を構築するのも選択肢でしょう。
この場合、例えばクリップボード大の太陽光発電装置を一つ持っておくと、携帯電話の充電を筆頭に様々な用途に使えますし、またブルーシートなどを多めに備蓄し、場合によっては簡易シェルターを構築する練習など、テントで無くとも様々な構造物を利用すると案外簡単にシェルターを構築できたりします。
1月17日、阪神大震災発災30年、こういう時節には自衛隊行事は行われないのですけれども、防災への備えを新たにする、そうした週末としてみるのも良いかもしれません。あと登山食の非常食ですが、航空祭駐屯地祭などでの食事が出来なかった場合の緊急時にも使えますので、是非おためしください。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
寒い中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週末は自衛隊関連行事は執り行われません。こういうときは部屋の掃除とか新しい資料の整理とか庭木の手入れとかを行って過ごしたいものですが、艦艇基地を眺めに行くとかいろいろな行事のない日々の過ごし方を提案しているいっぽう、本日は1月17日ですので、防災用品を確認しては、と思うのですね。
防災用品、こう書きますとなかなか気が滅入るかもしれませんが、例えば登山食などを買い求めて、レーションのようにパッキングしていく、というのも良いかもしれません。登山食には熱湯が推奨されるものの冷水でも調理できるパスタやアルファ化米などがありまして、まず何が合うのか試してみるべきやも。
戦闘糧食は先日、実物の展示を見る機会があり、特に羨ましいとおもったのは加熱パックにより温かい食事が可能となるということでした。もちろん簡易コンロとコッヘルや飯盒で加熱調理出来る体制を防災の備えとして準備しておくのも好いのかもしれませんが、最悪の場合を想定しておく必要もあるのです。
レーションを手製で、と考えますと、例えば一番簡単なものは輸入品の600gほどのコンビーフ缶詰と国産の小さなフルーツ缶詰にクラッカーを用意しておきますと、熱量的に一食分となります。缶詰というのは案外保存期間が長いものですので、時折日常食として食べて置き換える、という選択肢も好いでしょう。
登山食は、なかなか興味深い。例えばアルファ化米などは登山食ですと冷水でも五分ほどで喫食可能となる、が、パスタのほうは冷水だと20分ほど喫食可能な柔らかさになるまで時間が必要で、アルファ化米とパスタのどちらが非常食として向いているか、こういうものを個々人で食べて比べてみるのも愉しい。
非常食とはいえ、ビタミンなどは欠乏しますと健康上の問題に直結しますので、例えば常温保存可能なジャムとピクルスの瓶詰めなどを多めに備蓄しておくというのも選択肢です。これなどは日常食として応用できますし、もともと保存食は越冬の非常食であった、と考えるとなにか納得できるのではないか。
避難所への道筋というものの確認も防災では重要ですが、避難所は公共の場ですので非常食を持ち込んだ場合は公共財として融通するということが過去の地震災害ではありました。すると避難所避難も重要ですが、火災リスクと津波浸水リスクが無ければ在宅避難という基盤を構築するのも選択肢でしょう。
この場合、例えばクリップボード大の太陽光発電装置を一つ持っておくと、携帯電話の充電を筆頭に様々な用途に使えますし、またブルーシートなどを多めに備蓄し、場合によっては簡易シェルターを構築する練習など、テントで無くとも様々な構造物を利用すると案外簡単にシェルターを構築できたりします。
1月17日、阪神大震災発災30年、こういう時節には自衛隊行事は行われないのですけれども、防災への備えを新たにする、そうした週末としてみるのも良いかもしれません。あと登山食の非常食ですが、航空祭駐屯地祭などでの食事が出来なかった場合の緊急時にも使えますので、是非おためしください。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関