やっと山桜を見ることが出来た 去年より二週間遅れた まあ今から今から 楽しみは多いほうがよい
古代からの人の営みがよく判るのではなかろうか。海がだいぶ入り込んでいたそうだ。
北九州とは目と鼻の先だし、朝鮮半島からも人が渡ってきたであろう。稲作にしたって北部九州と時代はかわらないだろう。
彦徳甲塚古墳の墳頂に登っている
葬られた人間が生前にここから遥を望んだかどうかはわからぬが、もしかして登って国見をしたかもしれんな。
ついでに一つ「大和には群山あれどとりよろう 天の香具山登りたち 国見をすれば 国原は煙たちたつ 海原は
鴎たちたつ うまし国ぞ 蜻蛉島 大和の国は」と感動しただろうか。
天井を見る。穹窿状に石を積みあげ、天井をすぼませておいて、大きな石でその先を塞いでいる。手が込んでいるだけの表現では物足りなかろう。相当な人出が必要だったろうから、葬られた首長は相当な権力の持ち主だったろう。また、それなりの財物も蓄えていただろう。しかし、今さら思うことではなかろうが人の力とは凄いものがある。人海戦術という言葉を思い出す。