紅白の芍薬だ
夏吉21号石室内である。ちょっと首を上げるだけでこのような巨石を見る。肝が冷えるとはこのことだ。
奥壁ならいざしらず、鴨居にこの様な巨石を使うなよと言いたくなる。側壁も内側に傾いて台形をなしている。
ご覧のように開口部が落ち込んでしまっている。前面では土が大きくえぐられている。石材が散乱している。
石室の中はこの様な状況である。きれいな水平が出ているのが見えるが、鴨居と同じ役目をしている石材だ。それに垂直に薄っすらとした線が見えると思うが、袖石の陰であろう。これも綺麗な直線を作り出している。
最初に覗いた石室が3室に分けられていたからここも恐らくその様な構造になっているのではないかと思われる。
節丸古墳公園 布団を着て行儀よく寝ている姿を思い出していただければ納得していただけるのではないか。
我々の胃袋がお世話になる軽食喫茶である。ママさんは優しく腹にも懐にも優しいのがお気に入りで、ちょっと遠くにいてもここまで走ってくるのが当たり前になっている。犀川駅にある。何度も来たのだが写真を撮って初めて名前を知った。
八景山古墳群はこの様な角度で墳丘を造っている場所もある。だから歩き渡るのも一苦労である。
古墳群の或る石室を覗いているが、狭いのだ。ところが袖石を使い部屋を二つに分けるなど丁寧に造っているといえる。ただ積み方には問題があるかもしれない。少々乱雑かな。ここにもベンガラが塗られているように見える。果たしてそれはどうだろうか。