11月2日(日) 濃霧 雨交じりの霧 昼頃 薄日が射す 夜 再び雨
雨音が消えてボンヤリとした障子を開けると濃霧
窓の下のベンチもも霧で姿が消されている
明るくなるのを待ち 裏山へ向かう
一年のうちこの季節しか自己表現をしない木々たち
一面の錦ではないが 皆 俺好みの秋色に装いを変えた
誰に遊ばれることないインク草 落とす実に何を託すのだろう
水滴を溜め込んだ木の葉は重みに堪えかねて音もなく落ちる
濡れ落ち葉 仲間意識ではないが身近に感じる俺
秋に想う心の奥を名も無き山の木々は承知している
頭上でカケスが騒がしく啼きたて 美味いモノがあると知らせる
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます