田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

驟雨に落ち着きを見せる山の木々

2014年11月02日 | 日記

11月2日(日) 濃霧  雨交じりの霧  昼頃 薄日が射す 夜 再び雨

雨音が消えてボンヤリとした障子を開けると濃霧

窓の下のベンチもも霧で姿が消されている

明るくなるのを待ち 裏山へ向かう

一年のうちこの季節しか自己表現をしない木々たち

一面の錦ではないが 皆 俺好みの秋色に装いを変えた

  

誰に遊ばれることないインク草 落とす実に何を託すのだろう

水滴を溜め込んだ木の葉は重みに堪えかねて音もなく落ちる

濡れ落ち葉 仲間意識ではないが身近に感じる俺

秋に想う心の奥を名も無き山の木々は承知している

頭上でカケスが騒がしく啼きたて 美味いモノがあると知らせる

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