goo blog サービス終了のお知らせ 

J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Jリーグディヴィジョン2を往く17(草津)

2009-05-20 00:26:37 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 J2クラブ紹介シリーズ・その15です。このシリーズも大トリとなりました。
 自分的には、Jリーグの飛び級制度を活用したクラブ、湯郷ベルのように温泉街(草津温泉)で選手が働いていたクラブ、そして手塚監督や以前に臨時コーチとして来られた小島さんが所属されたクラブというイメージがあります。ザスパ草津編です。5月24日(日)の第17節ホーム戦の相手です。
    
  '95年にリエゾン草津FCとして発足。群馬県社会人リーグからのスタートでした。'99年にその中心的存在だった東日本サッカーアカデミーの閉鎖に伴い、チームの維持が困難になったが、選手が草津温泉の宿泊施設などでアルバイトの斡旋提供を受けることとなり、チームが維持できました。

 '02年に将来のJリーグ入りに向けて組織を改変、㈱草津温泉FCとして法人化して現チーム名になり、関東リーグ2部へ昇格。'03年に日本サッカー協会が設置した「飛び級制度」を適用して、全国地域リーグ決勝大会に出場して優勝。'04年度からのJFL昇格を達成。その後、翌年からの参戦を念頭にJ2加盟を申請。成績も伴って、J2への参戦が正式に決定。'05年以降はJ2に所属されて戦っています。ちなみにJ2初年度の監督は、手塚監督が務められたようでした。

 J2昇格した時期に、Jサテライトリーグ参加に向けたチャレンジャーズチームを編成。登録選手はアマチュア選手契約での出場のため、チャレンジャーズチーム登録の選手はやはり草津温泉の宿泊施設等でのアルバイトをこなしながらプレーを行うこととなったようです。草津のサテライトといえば、ファジの山口選手。山口選手もこの時代を知っているのでしょうか。
 ちなみに、'07年にチャレンジャーズチームがU-23として改組され、草津町で活動を続けています。

 クラブ設立から3年でJリーグ加盟を果たしたその早さ、温泉地での町おこし、地域企業と労働力と運営資金というバーター取引を結んだことなど、マスコミでの露出を高めて群馬県外の企業を多くスポンサーに付けた宣伝力など、運営面で特徴があり、注目をされているようです。
 また、Jリーグの公式試合安定開催基金の適用第1号として5,000万円の融資を受けています。この制度は'05年度から制度化され、不安定な経営環境にあるチームを対象にJリーグが資金を融資する制度です。ちなみに第2号の適用は、FC岐阜で、融資額は同じ5,00万円です。

 公式HPを観てみました。
 まず目に入ってくるのが、「クールMVP」。第1クール(開幕からファジ戦まで)の期間を通して、最も活躍した選手をサポーター投票によって選ぶとか。投票場所はホーム戦会場等です。第1クール、第2クール、そして年間MVPが表彰されます。それぞれにスポンサーによる協賛賞品が進呈されたようですね。
 ホーム会場内にファンクラブブースが設置してあるそうです。1年を通して会員が楽しめ、リピーターになってもらうべく頑張っておられます。

 選手が着用するオフィシャルスーツ(春夏用)も発売されています。ネクタイも含まれているのでしょうか??
 あと、群馬県、前橋市、前橋市のリンクバナーが貼られています。この辺りは行政との連携度が図られますね。
 こちらのクラブにも協賛店制度があります。「サポートショップ」という名称で、会員証提示で様々なサービスを受けることができるようです。地域に密着していますね。業種も幅広く、内容も面白いです。加盟店カテゴリも2コースあり、それぞれの店舗に合わせた提供・協力内容が掲載されています。
Jリーグ公式サイト(J2):http://www.j-league.or.jp/j2/
ザスパ草津公式HP:http://www.thespa.co.jp/top.html  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする