J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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サッカーを語る会

2009-05-17 00:36:54 | サッカーを語る会
語る会情報です。
     
日時: 5月31日(日)19時から
場所: スクリーンのあるスポーツバー


※この日は日本代表戦(キリンカップ2009 ベルギー戦)があります。久しぶりにみんなで生観戦です。親善試合ですが、また岡田監督を語る会になるかもです。


 昨日、本屋で立ち読み(すいません)していたら、面白い雑誌を購入しました。私は歴オタなのですが、なかなか趣深い内容でした。当ブログで時々「公器」というキーワードが登場しますが、改めてこの辺から頭に植え付けられていたのかなと思い直す内容です。すいません、今回は歴オタネタ(最近、「歴女」など静かなブームでだそうですね)なので、興味がない方はスルーして下さい。

  「名将の決断」の勝海舟特集です。この人は好きですねー 視野が広く、幕臣として要所要所をこなし、江戸城無血開城させ、長生きして明治政府の要職も務めました。回顧録の「氷川清話」は現在読破中です。
 将軍慶喜は大政奉還したが、引き続き新政府のトップに居座ろうとしたが、排除される。それに激怒した慶喜は武力行使を主張。そこで勝は、国の「公」を忘れて新政府と戦えば日本が滅ぶ、あくまで「私」の徳川家ではなく、「公」の国全体を考えるべきと意見書を提出。「天下の大勢は『私』に帰せずして、『公』に帰するや必せり」という言葉で説いています。

 ところが勝は、薩長に通じていると疑いの目で幕府から見られてしまいます。(正しい事を言う者をねたみ、邪魔しようとする抵抗勢力というのは、いつの時代にもどこにでもいますね)
 そして、戊辰戦争で幕府は滅んできますが、勝は再び幕府の窓口として活躍し、江戸の町を救うために無血開城をし、徳川をソフトランディングさせるのです。

 以前から「徳川家の臣ではなく、日本国家の臣である」と自覚し、列強を利する内戦は回避せよと説き、「公」を重んじ朝幕双方を説得。江戸開城には「私を滅して公に生きる」という態度で臨んだのですが、「日本人のために”新しい皮袋(器・体制)”を希望した」と当誌にはあります。新しいというよりは公の器という意味で、この辺を覚えていたのでしょうか。
 堅苦しい話になりましたが、要は大きな仕事を成し遂げようとしたら、「私」(私利や私的なこだわり・私的な価値観)を見ずに、視野を広く「公」を見ろという事なのでしょうか。自分もまだまだ勉強中です。歴史は学ぶ事が多いです。何しろ本当にあった究極の事例ですから。
 気にしないで下さい。歴オタワールドでした。好評だったらまたやります。
コメント
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