今日は桃スタにボランティアに行ってきましたが、その話は明日。向かう道中で読んでいた山陽新聞に、「ベル苦境 不況でメーンスポンサー撤退」というタイトルでドキっとする記事が載っていました。紹介します。以下抜粋して紹介。
長引く景気低迷が、湯郷ベルの運営を圧迫。なでしこリーグ開幕から約1ケ月経ちましたが、胸のメーンスポンサーが決まっていません。経費を切り詰め始めるなど、チーム運営に影響が出始めたそうです。
不況による業績悪化で3月末で、チームのメーンスポンサーを4年半務めた企業が「本業に力を入れたい」と契約を解消。
例年、運営費約6,000万円の半分を50社のスポンサー料が占めてきましたが、約1,000万円がそのまま予算縮小になる模様。そのため、遠征に行く選手もベンチ入りギリギリにしたり、トレーナー派遣も減らしたり、また印刷物を安価に務めたり、経費削減に力を入れておられるそうです。
チームフロントは県北を中心に、県南へも営業を強化するそうですが、「ファジやシーガルズと競合するケースが多く、新規開拓は難航している」と記事はあります。メーンスポンサー不在が続けば、チーム弱体化を招きます。
財政基盤強化に向け、ベルも企業頼みから個人重視に方針転換し、現在1,000人いるファンクラブ会員を3倍に増やす計画だそうです。記事からも黒田GMのご苦労が伺えますね。
昔、NPO時代のファジ役員さんがスポンサーまわりをした時に、スーパーマーケット会社で「うちは主婦が購入者層だから、男子チームよりも女子チームがいい」と言われた事があるそうです。女性アパレルメーカーなど、支援するなら女子チームの方がいいという企業が絶対にあると思います。頑張って欲しいですね。
9月に桃スタでベルの試合があり、OSS委員会で運営サポートをする予定ですが、その頃にはニッコリしたGMの顔を拝見したいものです。
また今日の読売新聞には、昨日4日、バレーの男子NECと女子武富士が最後の公式戦を終えたと報道していました。活動休止を公式に発表している武富士に対して、NECは、会社から正式な休部が発表されず、廃部検討とされています。
もう、こういうチームを出してはいけませんね。他人事と思うなかれ、岡山にも過去に廃部チームを出しています。それは男子バレーの旭化成です。もうこのような残念なニュースは聞きたくないです。
以前にオヤGK氏とFリーダーとオブザーバ参加させていただいた、チーム岡山ですが、様々なスポーツチームをサポートする後援会組織「チーム岡山・スポーツクラブ県民後援会(仮称)」の設立を進められています。おかやまYEGの有志メンバーさんで運営されていますが、こういう岡山のスポーツチームのためにもぜひ頑張って欲しいと思います。
また機会があれば、参加させていただきたいですね。
チーム岡山関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090227