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選手・現場の声58

2022-08-26 00:01:09 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 TBS(RSK)の日曜劇場の「オールドルーキー」。毎週観させていただいています。早いものでもう第8話まで放送されました。プロスポーツ選手のセカンドキャリアと、スポーツマネジメントがテーマであり、セカンドキャリアも時折取り上げている当ブログとしては、とても参考になります。
 放送済みのストーリーについて、ポイントを押さえながらリスペクト記事にしようという事で、今回第4話から第6話まで一気に取りあげていきます。新町家のヒューマンドラマ部分は省略。
   
【燃え尽きろ! 戦力外の野球選手(第4話)】
 現役引退に伴い、横浜ベイスターズの北芝謙二郎選手との契約を終了する事になる。まだ24歳だが、2軍6年目で実績を残せず、クビが確定。新町と対話する。シーズン終了までのモチベーションは若い選手のためで、真剣に練習すると聞く。マネジメント契約は11月までで、残りの期間を新町が担当する事になる。新町はスポーツマネジメントは、利益を上げることと、リスペクトして寄り添う事の間で苦しむ。
 2軍の最終戦は風物詩として全員出場する。トライアウトもあるが、まだ使えると思われている選手は、クビが決まった途端にオファーが来る。だから自分みたいな選手がトライアウトに出る。トライアウトは自分みたいな選手にとって、引退試合みたいなものと北芝選手。燃え尽きたいから頑張っているという事で、新町はセカンドキャリアの面倒を見る。話の中で「引退試合」に新町が反応。
   
 妻からどこかで踏ん切りを付けさせたいという意図で了解があり、もう一度現役復帰への挑戦を決断。現役選手として本当に通用しないのか確認する、ダメだったらサッカーをあきらめるという事で、ヴィクトリー社に籍を残したまま、湘南ベルマーレの加入テストを受ける事になる。結果は不合格。
 最後までやり切って終われる北芝選手がうらやましい、自分は不完全燃焼のままと口から出てしまう。新町が納得できる終わり方をして欲しいために引退試合をやって欲しいと、妻がヴィクトリー社に依頼。
 ジェンマ八王子OBも加わった草サッカーでの引退試合。代表時と同じボレーシュートを決める。試合後の引退セレモニーで、「これで燃え尽きることができた。もうサッカーに未練は無い」と新町。「次は泉実の番」と長女にミサンガを渡す。

 このドラマのいい所がほとんどのチーム名が実在している点。各競技の現役選手やOBがちょこちょこ出ている。それを見つけるのもこのドラマの魅力ですね。プロ野球選手(サッカーもそうか)にとってのトライアウトの意味合いがよくわかりました。受かるのは1~2名程度で、燃え尽きるための引退試合の意味が強いんだと。
 新町の引退試合良かったですね。草サッカーの引退試合は、ジェンマ八王子(まさかリアルが発生するとは思っていませんでした)色も強く、ジェンマのさよなら試合にも見えました。泉実ちゃんはサッカー選手を目指していくのかな。「サッカー指導・監修 大久保嘉人」というのが光っていました。


   
【突き破れ!美女フェンシング選手】
 五輪強化選手のフェンシングの三咲麻有選手をスカウトする事になる。。三咲選手には競技を超えたスター性があると口説くが、マネジメントを受ける理由は、フェンシングの活動費を受けられるから、競技を世の中に知ってもらえるならと言われる。ただし、本人はメディア出演は抵抗(TV番組やグラビアは嫌だ)があるし、社内からはルッキズム(外見で人の価値を決める)という言葉もあると。
 そこにFC東京の伊垣選手から、海外移籍で代理人に騙されたとして、直接新町にマネジメントのオファーが来る。まだ契約社員と言う新町に、サッカーの事しかわからないから相談相手でいいと。高柳社長曰く、サッカー選手の海外移籍に携わるためには資格が必要と言われ、エージェントの勉強をしたいと言う。
   
 撮影した三咲選手のグラビア写真に、高柳社長はネガティブな反応するが、ファンサービスへの意識改革について、新町は疑問を持つ。化粧品メーカーからTVCMのオファーが来る。商談で三咲選手は「自分はタレントではない。笑いとかしゃべるのは無理」と固辞。「スポーツマネジメントは、アスリートのベストな環境を整える事だが、スポンサーにもアスリートと関われて良かったと思ってもらわなければいけない。アスリートのエネルギーを企業のエネルギーに変えていくのが理想」と高柳社長。その後、ヴィクトリー社との契約も無くなる。
 三咲選手がストーカー被害に遭い、新町がフォロー。新町は会社に関係無くマネジメントを申し出て、スポンサー探しをやる。化粧品メーカーと再交渉になり、三咲選手の譲歩を条件に新町は試合を申し込む。0-44まで進み、今度は城が交代で試合をと言うと、負けたと三咲選手。CM契約成立し、ヴィクトリー社とも再契約。三咲選手が社名を口にした事で、会社の宣伝にもなり、新町も正社員に。
 
 それにしても美し過ぎるフェンシング選手でした。そういえば大昔、当ブログも美人アスリート特集記事を出した事あったな。確かにアスリートはCMに出ても、ペラペラしゃべる選手は皆無かも。今も柔道選手だったか、単語だけ繰り返し口にするCMやってますね。
 このドラマのパターンとして、選手をリスペクトするのがマネジメントじゃないのか、いや売上・利益を生み出すのがマネジメントだという、2つの価値観のぶつかり合いがずっと続いています。新町がその競技をかならず体験するシーンも多いです。最後は理想のスポーツマネジメントを目指して独立するのかもしれませんね。勝手な個人的予測ですが。


   
【決めろ!ベテランのバスケ選手(第6話)】
 4年前から契約している千葉ジェッツの新垣選手(PG)。チームとの3年契約の最終年で、地元チームである琉球への移籍を希望。移籍交渉を新町がエージェント(国内チームでは資格不要)として担当。Bリーグは野球やサッカーに比べて移籍が多いので誰も驚かない。その後練習中に新垣選手が大けが(前十字靭帯断裂)を負う。復帰は早くても半年後。
 琉球との移籍交渉はストップするが、新町は千葉との契約更新を宣言する。しかし、別の選手の入団を千葉が希望し、新垣選手の復帰は無くなる。会社としても契約の解消の可能性が出てくると高柳社長。怪我はアスリートにとって大きな問題だが、そんな時こそマネジメントすべきでは、自分がチームを探すと新町。
 移籍先候補の5チーム(宇都宮、大阪、秋田、島根、川崎)と交渉するが、復帰できるという言葉に説得力が無く、難航する。新垣選手は怪我のまま、練習を始めてしまう。新町はJ1鹿島で大怪我をし、違和感を隠して試合に出て怪我が再発し、J2に移籍した経験がある。無理をしてはダメと説得すると、「僕の現役人生を預けます」と新垣選手。
 説得する具体的なデータ無しで今まで交渉していた新町。前十字靭帯断裂から復帰した選手(全スポーツ)のデータを集めたいが、パソコンのスキルの低さで苦戦。そこで、他の社員に協力(情報収集等)を依頼。チームプレーで徹夜で資料づくりを実施。琉球と交渉したところ、契約成立。
 
  

 前十字靭帯と聞いて、「復帰した選手いくらでもいるじゃん」と思いました。テロップに「写真 中村憲剛 渡嘉敷来夢 大倉颯太」とテロップに出ました。渡嘉敷選手もそうでしたね。今は日本代表のエースに復帰。憲剛さんも調べてみると、2019年の39歳の時にやっています。大倉選手はB1千葉Jの選手で、今も活躍中です。
 Bリーグは移籍が多いというのも耳に留まりました。確かに外国人選手を中心に移籍が多いイメージがあります。何か一度契約解除をどんどんやって、移籍しやすくしてから契約交渉を進めていくイメージもあります。この記事を書くのに、それぞれ3回観ました。普通に留守録を観るため、書くため、撮るためです。こういう番組のリスペクトは本当に時間がかかるし、パワーを消耗します。でもやった感とリスペクト感が大きいです。次も3ついこう。
TBS公式HP「オールドルーキー」ページ:https://www.tbs.co.jp/OLDROOKIE_tbs/
オールドルーキー関連④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220819
   〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220731
   〃      ②:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220402
   〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220621
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers  

コメント
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