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Jリーグの話題207

2022-08-12 00:01:00 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先日のニュースでACLで正式に秋春制が導入されると聞いて、ちょっとビックリでした。日本では田嶋日本協会会長が執拗に導入を主張するも、Jリーグでは村井チェアマン時代に理事会で正式に却下されていました。すると、協会直轄のような形で開幕したWEリーグで秋春制を実現させたが、降雪時期に導入したウィンターブレイク(1~2月)ですっかり認知度が激減してしまった経緯があり、それが現在のWEリーグの低迷の要因の一つではないかと言われています。そんな中での今回のニュース。田嶋会長も飛び上がって喜ばれているのではないでしょうか。

ACLの「秋春制」導入でJリーグの移行も本格化するのか? “障壁だらけ”なのは日本と他国で大きく異なるスポーツの捉え方にある | サッカーダイジェストWeb

ACLの「秋春制」導入でJリーグの移行も本格化するのか? “障壁だらけ”なのは日本と他国で大きく異なるスポーツの捉え方にある | サッカーダイジェストWeb

 

 

【ACLの「秋春制」導入でJリーグの移行も本格化するのか? “障壁だらけ”なのは日本と他国で大きく異なるスポーツの捉え方にある】
「2023年からACLが秋春制に移行することになった。当然Jクラブへの影響は小さくない。9月に始まるグループリーグ(GL)が12月まで行なわれ、ラウンド16が2月中旬から下旬、準々決勝が3月の開催になる。ワールドカップが冬に開催される今年は、11月の第1週にJ1が終わるが、例年通りならJクラブは12月と2月にACLの重要な試合を迎えることになり、オフの確保もコンディション調整も難しい。
 ベスト8を懸けた一戦は、W杯の日本代表と同様に成否の分水嶺と見ることもできるが、この大切な試合には新体制で臨まなければならない。もし準備不足が露呈して劣勢が顕著になれば、春秋制への異議が再燃する可能性もある。
 ただし、これまで何度も議論が繰り返されながら実現に至っていないように『秋春制』への移行は障壁だらけだ。何より英国で生まれたサッカーは、暑い時期を避けて行なう競技として世界に広まった。ところが学校単位の部活が軸を成す日本では、競技の特性を問わず夏休みに最も集中的に活動する習慣が根づいている。」
「それでもACLのシーズン移行程度では、Jリーグの変革を促す理由としては脆弱だろう。実際、Jリーグ内で直接被害を受けるチームは限定的で、クラブ・ワールドカップの開催も4年に1度の構想に変わっており、アジアを制す価値も揺らぎつつある。過去にJFAは、冬にW杯が開催される今年から『秋春制』への移行を提案した。だが圧倒的な数の論理で否定されている。
 いつかは温暖化などの理由で『秋春制』への移行を迫られる時が来るのかもしれない。現代の戦術的な変化を考えても、夏の開催や活動は『強化』『興行』の両側面からデメリットは少なくない。だが変革には『出来る』『やり遂げる』ことを前提にして、強烈なタクトを揮うリーダーが要る。残念ながら、そういう牽引車が唐突に現れるとは思えない。」

 今までのACLは1月か2月からプレーオフが始まり、3月からグループリーグ、夏頃にラウンド16、秋頃に決勝を行い、12月のFCWCに出場という日程でしたが、コロナ禍になってから、特に1年目は日程がグチャグチャになっていました。それがちょうど半年ずれていく訳ですね。そこで出る素朴な疑問がFCWCはどうするの?です。ちなみに去年のFCWCは今年2月に開催されましたね。
 このコラムではACLのシーズン移行程度ではJリーグは変革しないとあります。大きな影響が出ると思っていましたが、実際はそこまでの話にならないのか。やはり日本社会は4月から3月の「年度制」であり、学校から企業まですべてが春秋制なのです。高卒ルーキーは入団してその春からJリーガーとなるため、高校生Jリーガーを除いて3年生の秋から入団というのは少し違和感があるのかな。

【アジアサッカー考察】「秋-春制」の採用は広大なアジアの圧倒的「東高西低」を変え得るか【ACLとワールドカップ予選が大きく変わる】(1) | 概要 | Jリーグ・国内 | ニュースコラム | サッカー批評Web

【アジアサッカー考察】「秋-春制」の採用は広大なアジアの圧倒的「東高西低」を変え得るか【ACLとワールドカップ予選が大きく変わる】(1) | 概要 | Jリーグ・国内 | ニュースコラム | サッカー批評Web

アジアのサッカーカレンダーが大きく変わる。ACL、そしてワールドカップ予選と、フォーマットが別物に…

サッカー批評Web

 

【「秋-春制」の採用はACLの圧倒的「東高西低」を変え得るか【アジアの「サッカーカレンダー改革」は何をもたらすのか】
「世界の移籍ウインドー(移籍可能期間)と合わせることで、より高いレベルの選手や指導者を獲得できる機会が増え、アジアのトップクラブにとってより大きなメリットがある。同時に、クラブとナショナルチームの日程をよりバランスよく組み合わせることができる」と、AFCは説明している。
■圧倒的に東アジア優位の現在
『東高西低』の力関係からか、これまでのACLは東アジアの3か国(韓国、日本、中国)のトップリーグで採用されている『春-秋制』で行われてきた。しかし東アジアの3か国以外、決勝進出の10か国では7か国が『秋-春制』を採用している。夏の暑さが厳しい西アジアはもちろん、タイもオーストラリアも、欧州の主要国と同様、年をまたぐシーズンを採用しているのだ。ただしオーストラリアは『秋-春制」とは言えない。この国のトップリーグ(Aリーグ)は10月に開幕し、翌年の5月まで行われる。南半球のオーストラリアでは、『春から秋』なのである。」
「この変更によってACLはどうなるのか。その最初の2023/24シーズンで日本のクラブが関係しそうな日程だけを見ると、プレーオフ(1試合制)は8月22日、グループステージ(全6節)は9月から12月、ラウンド16が2024年の2月に行われ、準々決勝は3月、準決勝は4月、決勝は5月となっている。
 なお、ACLの2023/24シーズンにはもうひとつ大きな変化がある。外国人選手制限の大幅な緩和だ。これまで、ACLでは『3+1』のルールが適用されていた。すなわち、国籍を問わない外国人選手3人に、AFC加盟国の国籍をもつ外国人選手1人、計4人をピッチに出すことができた。しかし2023/24シーズン以降はこれが『5+1』となる。」

 アジアにおける最近の西高東低の影響もあるのでしょうか。当ブログでも長く秋春制問題を取り上げてきて、村井前チェアマンとともに反対してきましたが、野々村チェアマンはそうでもないようです。まぁこうしてACLで秋春制になったという事は時代も変わってきているのかもしれません。でも、ACLでも春秋制のままでも戦えなくはないです。しばらく春秋制でやってみて、また近いうちに再び秋春制の論議が起こる事でしょう。当ブログでも注視したいと思います。
秋春制関連⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃    ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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