J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

次に向けて頑張りましょう58

2013-06-10 00:52:23 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日、アルウィンで開催された、ファジのアウェー松本戦に観戦に行ってきました。実はこの時は横浜出張中で、ちょうどいいという事で、スーパーあずさで往復しました。今シーズン最初のアウェー戦ですが、アルウィンは去年初めて行って、「来年もぜひ来よう」と思った場所。またまたやって来ました。
    
 松本駅に到着。松本の都市としての印象は落ち着いた城下町というものでしたが、ちょっと街通りに入ってビックリ! 当ブログでは、ノボリではなく、フラッグもしくはタペストリーを街やロードに立てるのがベストと言っていましたが、イメージ通りの街が存在していました。駅を中心に5.6本の商店通りが走っていますが、どの通りにもビッシリとチームタペストリーがしっかり掲げられていたのです。この通りだけとか、何とかロードにはというレベルではなく、街中どこにもビッシリでした。ノボリと同じデザインではありましたが、それこそ街中に「山雅」で埋め尽くされていました。試合の日の合図にノボリを出すという考え方があるようですが、松本の街には日常的な風景になっていました。あれがフラッグだったら完璧でしょう。以前の記事でサイン入りのタペストリーをという事例がありましたが、サインあるかなと見ましたがわからなかったです。
   
 駅近くのバスセンターからシャトルバスに乗って、アルウィンに向かう。片道500円のキレイな路線バスのような感じでした。バスで約30分かかり、駅からは歩いて行けない場所なので、しょうがないかな。アルウィンに到着。もうスタジアムでは歓声が聞こえます。FSSのボランティアツアーで約40人くらい、1泊で来ているというgermanee氏に連絡を取ると、ゴル裏にいるとか。チケットを買いに、正面の方へ行く。去年は太鼓とかやっていて、今年はないのかなぁと思っていましたが、この日は「ホームタウン安曇野市デー」という事で、ゆるキャラとか来ていたようです。今年から安曇野市がホームタウンに追加になり、この日がその市町村デー。特産品が当たる抽選会、無料プレゼント、販売、市長挨拶、太鼓演舞などが催されるとか。いいですねー 岡山も岡山市と倉敷市だけでなく、津山市デーとかもカンスタで見たくなりました。
   
 geramanee氏が緑色のビールを片手に待っていてくれました。山雅ビールなのかな。気になっていたヤマガフーディアムに行ってみました。統一テントもいいですが、こちらのようなケータリングカーの方が個人的には美味しそうに思えます。メニューを見ても地元色満点の「ご当地グルメののれん街」というイメージを感じました。信州味噌もつ煮込、信州味噌だれのコンフィ、同天丼、信州上田名物「信州福味鶏」の焼き鳥、信州安曇野豚メニュー、穂高地ビール、長野県産黒毛和牛串焼、安曇野野菜のホルモン焼きと、名前を聞くだけでよだれが出るメニューばかりでした。やはりご当地グルメですね。あと、「山賊」という名前をよく見かけましたが、それもご当地なのかな。「信州山賊バーガー」は「信州B級グルメ」とありました。あと、やはり「そば」ですか、山雅そばも美味しそうでしたね。
 MDPに「ホームゲーム抽選会」の告知が出ていましたが、スポンサーからの多くの協賛品が景品となっているようで、ちょっとうらやましかったです。県内産のコシヒカリとかも当たるんですね。ゲートでの配布物の中に「サポートショップで一緒に盛り上がろう!」と書かれたサポートショップチラシがありました。後援会が運営されているもので、裏面にはびっしりとサポートショップの店名・電話番号・特典の一覧表がありました。すごい数です。数えてみると・・・約190店。スゴい数です。
       
 アウェーゲートに着くと、手作りの告知看板が出迎えてくれました。印刷文字の看板もいいですが、こういう手作り感溢れるものの方が心が個人的には温かくなりますね。チームバモスさんの「岡山サポーターの皆様ようこそ 喜山・玉林ありがとう」というゲーフラがGOODでした。同じボランティアとして、どっちがどうとかという話よりもこういうちょっとした心配りに目が行きました。チームバモスさんはこの日も100人以上という参加人数(条件は少し違うようですが)とかも評価できますが、個人的に一番注目しているのは普段よく研修会をやっている事。うちが一番と満足せず、絶えず自分達のレベルアップを図っている姿勢に頭が下がります。
 エコステーションにメンバーさんがずっと立っておられました。参加人数が多いから常時立てるのでしょうけど、すごいまったり感を感じました。どの方も自然と出ている笑顔(なかなか自分もできていません)があり、県民性もあるのかこちら独特のホスピタリティを感じました。去年は無かったエコステーションで注目したのが、ペットボトルの分解分別。岡山ではキャップを別にするだけですが、こちらは加えてカバー(燃えるゴミです)も分別でもう一歩先を進んでいるんだなと思いました。ちなみに勤務会社でもカバーも取って捨てています。「麺類の残り汁は購入店へ」だそうです。あと、いつも練習されているのか、トラメガでのしゃべりの上手さを感じました。何か個人的にですが、学ぶ事が多かったですね。
   
 スタンドに着席。germanee氏の他に、お馴染みのFSSメンバーさんの顔ぶれがありました。与太郎さんご夫妻も。中には息子さんと来たという応援団・浅口メンバーの亀さんの姿も。そういえば、何とか山女史の姿もあったっけ。先発が発表される。松本の先発には懐かしい顔が並びました。喜山選手(№11)、弦巻選手(№8)、玉林選手(№14)と、岡山の元選手を3人先発で見られるとは思いませんでした。ふと、岡山で余り出られなくなった選手が、J2で岡山と変わらない順位のチームの先発に、今も名前を連ねているって何でかなと思ったりもしましたが、まあいいや。向こうのゴル裏はやっぱりスゴいですね。タオマフを回すシーンでは、ゴル裏だけでなく、メインもバックもほとんどのファン・サポーターがみんな回している一体感があり、スゴいと思いました。チャントも去年と思い比べて、歌系から短くメリハリの効いたものが増えていたように感じました。
     
 そして岡山。琉璃さんから「今日は両方繰り出しますから」と声をかけてもらう。まずはビッグフラッグ、続いてビッグユニと自分たちのの真上に展開されて面白かったです。リーダーのけんぢ氏もトラメガでしっかりアナウンスされていました。ビッグユニは初体験でした。ビッグフラッグも裏はこうなっているんだと再認識。担当サポーターの皆さん、バッチリでしたよ。お疲れ様です。向こうを見ると、コールリーダーはコマティ氏。頑張っておられました。語る会で参戦を迷っていた八氏登場。語る会の時に「迷うんなら行くべき」とみんなに言われていましたが、やっぱ来たかと。何か目が輝いていましたね。
 パルツアーのM島っち氏も同席。ペチャクチャしゃべりながら楽しく観戦しました。「札幌と山形のアウェーツアーが登場するので、皆様ぜひご参加下さい!」との事です。来週のガンバアウェーツアーはバス7台出るとか。神戸の時の帰りはスゴい状態だったとか、いろいろと楽しい話を聞かせてくれました。柏バカ(黄色サポの愛称です)のうろたんK氏も来られていました。

 試合の詳しい内容は、他の方のブログ等をご覧下さい。結果は0-1で負けました。セットプレーで「神林」も防ぎきれずにゴールを割られ、点が奪えないまま終わりました。レン選手も確かキャプテンマークを手に巻いて、CKやFKを蹴っていたし、妹尾選手も途中早々に出てきましたが、力及ばず。神戸の再現をと期待していたのですが、最近はドラマチックな展開が見られなくなってきましたね。
 試合終了のホイッスルを確認すると、ダッシュでその場を後にする。この日に東京に戻るためには松本駅20時発のスーパーあずさに乗らないとヤバいという事で、シャトルバスが込み具合が心配だったのです。何とかすぐにバスに乗れ、電車にも間に合いました。帰りの車窓から、田んぼに米でも麦でもないような背の低い作物がいっぱいあるのを見ました。あれはソバなのかなぁ・・・ 帰り道でずっと気にしていました。(蹴刊バモ通編集長氏曰く「そばかな?」との事です)。
 帰りのシャトルバスの車窓から、ふとアルウィンを見ると、照明が映えて歓声がまだ続いているスタジアムと、その後ろにはアルプスの峰々のシルエットが見えました。「アルプス」と「ウィンド(風)」が名前の由来だそうですが、まさにアルプスの風を感じました。この日は結果的に手厳しい風となりましたが。皆様お疲れ様でした。
     
 去年に続いてアウェーの地で松本さんにやられてしまいました。これで8位。去年の最終順位と並んでしまいました。最近はドローで1つ、負けで2つ順位を抜かれるイメージがありますが、勝ち星を上げない事には順位が上がらないという事ですね。下からもどんどん迫ってきています。松本さんもいつの間にかすぐ下に。次のホーム福岡戦で、負けたら2ケタ突入の可能性もあります。頑張って欲しいと思います。
 そうそう、ファジ情報を2つ紹介します。まずは、「倉敷市立中央図書館でのチーム応援展示」。図書館のコラボ企画も今やすっかり、どこのクラブでもやるようになってきましたね。近いので、そのうち行こうと思っています。初日に選手が来てサイン会をやるクラブがありました。そういうのはいいですね。次は「久木田選手のおめでたい話題」。おめでとうございます。YAHOOのトップニュースにも出ましたね。これで少しはライト層にも少しは選手に馴染みが出ればいいのですが・・・  ちょっと慌てて県外で書いたので、まだ修正が出ると思いますので、あしからずです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァンフォーレ甲府のように12

2013-06-09 00:02:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)
 事例紹介レポです。
 以前の記事で、甲府さんを再生させた海野会長の事を紹介した事があります。真壁社長や塚野社長ほど馴染みがないので、「Jリーグで尊敬する社長さん」までには行かないのですが、とても興味がある人物で、もっと知りたい気持ちが強い方です。そんな海野会長について、スポナビに「靴の底が減り、スタジアム広告が増える 存続危機から奇跡の再建というタイトルの記事が出たので、抜粋して紹介します。
          
 「売れるスペースはすべて売る」として、存続危機からクラブを立て直したJ1甲府の海野会長。山梨中銀スタジアムにはの地元クラブを支えるスポンサーの看板や横断幕がぎっしりと連なっている。ゴール裏には計39枚の看板が4列に並んでいる。「まあ、あの看板がウチの一番の自慢」と海野会長のコメント。
 両ベンチの囲いの上、脇、背後、4カ所の砂場を覆うシートの上、選手が入場してくる蛇腹(じゃばら)式トンネル、ボールボーイのイスの背中など、広告として売れるスペースはすべて販売。担架の広告は現在多くのクラブが採用しているが、最初はJ2甲府であり、試合前にはボールボーイが広告面を客席に向けて一周する儀式があるとか。

 クラブが存続の危機だった'00年度、広告料収入は2,600万円を割り込む状態。海野会長が'01年度に「再建役」社長として就任後は、'07年度に約7億7,800万円を達成。'11年度も約6億3,500万円の実績。小口のスポンサーも多いが、その数は650超。「収入を増やして支出を減らす」という企業再建のセオリーがあるが、クラブ経営はほとんどが固定費で、減らせるものは余りないために、コツコツと広告料を積み上げていくしかなかったとか。
 その広告料獲得のために海野会長は売れるスペースを探しながらアイデアを生み出す。ユニホームと練習着のスポンサーはどのクラブでもやっているが、J2甲府ではその先をいき、アウエーの試合用の練習着に別のスポンサーを設置し、10社と契約。
 選手が地域貢献活動用に「地域交流ウェア」を着用しており、そこに別の3社とスポンサー契約。マスコット「ヴァンくん」にもま甲斐犬を飼っている経営者を口説いて契約したとか。

 海野社長は商魂だけでなく、そこに遊び心が挟まっているとしています。多くの看板の設営用に、海野会長の弟が支配人をしているゴルフ場から使い古しのカートを譲り受け、設営に使用。そのカートの他の使い道として、カートの上に看板をつけ、試合前やハーフタイムにマスコットがカートに乗って場内を回るアイディアをいう企画を生み出し、カートの看板部分に「広告募集中」と掲示して、試合中にピッチの脇に置くと、後半戦からの契約が決まったとか。

 この記事では、海野会長の経歴を細かくたどってみると、その底知れぬ営業力・発想力のルーツがあるとしています。学生時代に「足を使って見聞を広める」ために、欧州各国を訪問。その後、山梨日々新聞で新聞記者としての経験を深めた結果、大物政治家や山梨出身の財界人と顔がつながり、「特ダネ記者」として活躍。編集局長から山梨放送の取締役、広告代理店のアドブレーン社常務を務めて、放送・広告業にも携わったことで人脈が一気に広がり、J1甲府の社長就任後に大きな武器になったとか。

 ゴルフ仲間でもある経営者が「山巓会」という海野会長を支援するグループを設立。現在は有力スポンサーとなっているとか。もちろん、これだけ支援者が増えたのは、クラブが地域貢献活動を盛んに行っているからとしています。小学校で巡回スポーツ教室だけでなく、食育活動を行い、選手達の小学校や病院の訪問を実施。海野は地元企業の経営者に「地域貢献に協力して欲しい。ほんのわずかでもいい」と説得され、「地域のため、子どもたちのため」が、いわば殺し文句になっているとか。
 '11年度決算では、約14億6,600万円の総収入のうち、広告料収入が約43%。存続が危ぶまれていたJ1甲府が'01年から12年連続で黒字を計上できているのはスポンサーに負う部分が大きいとしています。

 メーンスポンサーである食品メーカーのはくばくの工場が火災に遭うと、サポーターが「ヴァンフォーレを救ってくれた会社のために、今度は俺たちが力になる番だ」と、はくばくの商品の購入運動を実行。企業はクラブの地域貢献活動を評価し、その存在の大切さを理解しているから支援する。協賛によって単に企業名が露出し、ブランド力が上がるだけでなく、その企業への親しみもわいているのかもしれないとあります。
 企業の目をクラブに向かせているのは、海野会長らの足で稼ぐ営業活動であり、所属する部署に関係なく、全員営業がモットー。海野会長は営業に出ない社員のイスを蹴飛ばし、「ここにいて稼げるのか」と詰問。いいですねー

 1口6万円で企業名が入るうちわを1口あたり300本作って配る「うちわスポンサー」がスタートしているが、契約は年々増え、昨年は600社以上の実績。事務所の壁には、パートも含めた全社員が昨年、契約した企業名を書き込んだ紙を掲示。契約が更新されると丸印がつき、誰が何社、集めたかが一目瞭然。「もっと契約を増やせ」というサインらしい余白部分もちゃんと設けてあるとか。最も多くの契約を集めるのが海野会長、次が輿水社長。率先垂範がこのクラブの特長としています。
 J1甲府は大きな親企業もなく、人口の多い大都市にある訳でもない。少額でもいいから稼ぎ出すためのアイデアを次々と出し、足を使って支援者を増やしていくしかない。毎年、翌シーズンの営業活動が始まる12月になると、全スタッフにクラブから「靴の底が減るだろう」といういたわりと、「靴の底を減らしなさい」という強烈なメッセージ付きの靴が進呈されるとか。

 以上がスポナビのコラムの抜粋でしたが、いいですねー まずは地域貢献活動用の「地域交流ウェア」スポンサー。選手による地域貢献活動がほとんどできていないクラブには存在しない話。どれだけ地域の宝になっているかの目印だと思います。確か、シャルムにはありましたね。
 これだけスポンサーが増えたのは、クラブが地域貢献活動を盛んに行っているから。巡回スポーツ教室だけでなく、食育活動を行い、選手達の小学校や病院の訪問を実施。根本的に違いますね。企業はクラブの地域貢献活動を評価し、その存在の大切さを理解しているから支援する。
 よく「売上アップが先か、イメージアップが先か」という話が、語る会等でよく出ますが、甲府さんの事例を見るとイメージアップに伴って、売上がアップしていった事がよくわかりますね。選手をどこまで地域貢献活動に出せるか、そこがJリーグクラブの「品格」なのかもしれないと、甲府さんの活動を知ると個人的に思いました。読者の皆さんの地元クラブはいかがでしょうか?

 とても公共財を扱う管理人(管理会社)というよりは、どこかの営業所そのままですね。地域みんなのモノである「チーム」という大事な公共財の管理人である「クラブ」にあって、好ましくない内容であれば「管理人交代」という声も出るところでしょうが、甲府さんに関しては海野会長がおられる限り心配ないですね。立派な管理人さんだと思います。
 ちなみに、甲府市の人口は約8万9千人(岡山市:約71万人)、山梨県は約85万人(岡山県:約193万人)、そういう規模のまちに、年間予算14億円を集めるJ1クラブがあります。まさにプロヴィンチャ。地方クラブも甲府さんをお手本すべきですね。
スポナビ該当コラム①:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/2013/columndtl/201306060001-spnavi?page=1
  〃         ②:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/2013/columndtl/201306060001-spnavi?page=2
J1甲府関連⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130530
 〃      ⑬:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130510
 〃      ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130406
 〃      ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120713
 〃      ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120422
 〃      ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090129
 〃      ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090126
 〃      ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090125
 〃      ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070630
 〃      ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070328
 〃      ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070113
 〃      ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061122
 〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060830
 〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060819
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西で地域・社会貢献 京都サンガ9

2013-06-08 00:02:34 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 さすが、京都さんという事例です。関西いや西日本では神戸さんと並んで、こういう部分では「Jリーグらしい」付加価値が高いクラブだと思います。今年になっての選手等による被災地訪問活動は、東日本のクラブではいくつか見られる活動ですが、たぶん西日本ではこちらだけなのではないかと。本当に素晴らしい活動だし、昔の「親企業のある企業チーム(親企業のない企業チームもあるようですが)」のイメージを払拭する内容です。以下、抜粋して紹介。
   
「2013京都サンガF.C復興支援サッカー教室」
 J2第16節の翌日に、今井社長、大木監督、スタッフ、遠征選手の計28名が、東日本大震災復興支援活動の一環として、宮城県亘理町の荒浜小学校を訪問し、サッカー教室を開催。

日 時:    5月27日(月)9:00~10:30
場 所:    宮城県亘理町立荒浜小学校グラウンド
参 加:    今井社長、大木監督、山形戦遠征選手、コーチ、スタッフ(合計28名)
協 力:    公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)

 J2京都では少しでも被災された子どもたちの力になれればと、昨年から被災地訪問を実施。震災から約2年経過しても、訪問した荒浜小学校の周辺にはいまだガレキが積まれていたり、震災の爪痕が多くあった。この小学校は沿岸部に位置していることもあり、すぐそばには津波を防ぐための防波堤も長く設置。
 1年~6年生の全校生徒131名の児童を相手に、約1時間半、サッカーを楽しみましたが、選手たちは前日の山形戦の疲れも見せず、笑顔でボールを追いかけたとか。J2京都では、ホームゲームの会場、また練習場があるサンガタウン内のクラブハウスに復興支援を目的とした募金箱を設置。「ぜひ皆様も引き続き、継続的な支援活動へのご協力のほど、宜しくお願いいたします」と締めくくっています。

 試合の次の日というのがいいですね。違う価値感であれば、「試合に勝つ事が最大のファンサービス、選手は体を休めるのが仕事」として、すぐに京都に戻る事でしょうが、こちらは違います。また、実施が震災年の次の年である2012年からスタートしたというのもいいですね。普通であれば、2011年にちょっとやって、活動が縮小していくのがほとんどでしょうが、特に西日本。こちらは翌年からパワーアップして継続事業化しています。
 また、J2岡山も試合会場に置いている復興支援の募金箱もいいですね。確かこちらは募金報告もされているし、クラブハウスにも設置しているところが他のクラブとの違いなのかな。最後の「ぜひ皆様も引き続き、継続的な支援活動への・・・」というセリフにも、心が温かくなりました。形だけやっているんだろうなと、心がほとんど反応しないシーンもよそではありますが、京都さんはいいですね。西日本代表の一つとしてこれからもいい活動をお願いしたいです。
J2京都サンガ日記該当ページ②:http://www.sanga-fc.jp/blogs/diary/3207/
  〃                ①http://www.sanga-fc.jp/blogs/diary/3203/

J2京都関連⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130516
   〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121109
   〃    ⑧http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120927
   〃    ⑦http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120318
   〃    ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100416
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090503
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080527
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060415
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060401
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060330

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜FCより4

2013-06-07 00:03:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 今までサッカーのシーンの中でも「バリアフリー」「ユニバーサルデザイン」という概念が登場しましたが、これらは障がい者向けの機能性を重んじるもので、ファッション性を犠牲にする場合があります。それに対して「ピープルデザイン」とはファッション性を重視し、同時に機能性を兼ね備えているデザインの事を言うそうです。今回、J2横浜で「ピープルデザイン」をコンセプトとした活動を実施されます。更に先鋭の活動ですね。以下、抜粋して紹介。
         
「ピープルデザイン活動」
 J2横浜のオフィシャルソーシャルパートナーであるネクスタイド・エヴォリューションの協力のもと、地域貢献や社会貢献活動の一環として実施。引き続き障害者施設の職場体験や就労体験の場を創出し、作業所の仕事の創出と工賃アップに協力。

対象試合:
 J2第17節 札幌戦
目的:
 サッカーを中心とした障害・世代・国籍を超えたコミュニケーションの場を創出し、「ダイバー シティ=共生感」をメッセージしていく。会場内でそれらの様々な施策を展開することにより、楽しい「時間」と「空間」を提供し、更なる「地域貢献」と「社会貢献」を目指す。
主な施策:
『ほどこしを受ける「立場」から「人を喜ばせる」側へ』
 クラブハウスがある横浜市神奈川区にある福祉作業所と連携し、利用者によるチケットもぎりとチラシ配布を実施。
※ピープルデザインとは
 ハンディを可能性と捉え、そこから新しい歓びを生み、人を動かす力となるデザインのこと。ただ単にハンディを補って使い易くするだけではなく、同時にファッション性と機能性を兼ね備えているものを言う。現在、その定義は「第三者への配慮/共存/共生への気づき」「ハンディを解決する機能やサービス」「ファッション・インテリアデザインとして洗練」の3つのうち、2つ以上を満たすものを指定。

 ここ最近では、商品だけでなく行動やサービス、街づくりのキーワードとして使用され、新たなマーケティングのキーワードとして新聞や雑誌に取り上げられ、国内外の教育機関からも注目が高まっているとか。医療関係では「医療福祉デザイン」「ホスピタルデザイン」というネーミングもあるとか。
横浜FC公式該当ページ:http://www.yokohamafc.com/news/2013/05/27/19295/
2012年度活動レポ:http://www.nextide.net/news.html#n056

 
ちなみに少し違う話になるかもしれませんが前の報道で、岡山労働局より障害者雇用促進法に基づく雇用について、岡山市教委と浅口市に是正勧告があったというニュースを思い出しました。同局は「障害者の社会参加や自立に向け、官民とも一層の採用拡大が必要。特に公的機関は率先して積極的な取り組みを」と呼び掛けておられます。
 ファジボラにも車いすのボランティアメンバーがお一人活躍されていますが、これからは障がい者との共生の時代ですね。読者の皆さんでも職場や地域で障がい者の方とご一緒する機会が増えてくると思います。そういう中で、横浜FCさんのこの取り組みは素晴らしいと思います。今後も頑張って欲しいと思います。
 他、横浜さんでは「F!toto」という試合イベントをされています。目に留まったので抜粋して紹介させていただきます。

「F!toto」

 「試合スコア予想」と「横浜FC選手の中で一番最初にゴールを決める選手」を予想して投票するイベント。正解した人の中から抽選で、選手の直筆サイン入りグッズをプレゼント。前節では、横浜FC応援グッズを身に着けた人のみを対象になっていたそうです。更に神奈川区に在住、在学、在勤の人は、2回投票できるそうで、神奈川区に在住、在学、在勤の証明できるものを持参して欲しいとの事。

・対 象: 横浜FCのグッズを身に付けたお客様
・時 間: 開場~キックオフまで
・場 所: ホームゴール裏 F!totoブース
・受 付: 専用の用紙に必要事項を記入後、専用BOXに投函。
・参加賞: 参加者全員に横浜FCのオリジナルシールをプレゼント
・賞 品:
 ①パーフェクト賞 ※1名(試合スコアも最初にゴールを決める選手も正解):
  一番最初にゴールを決めた横浜FC選手の直筆サイン入りボールと2012選手着用済みサイン入りユニフォーム(選手の指定無し)
 ②ゴール賞    ※1名(一番最初にゴールを決めた選手のみ正解)

  一番最初にゴールを決めた横浜FC選手の直筆サイン入りボール
 ③スコア賞    ※3名(試合スコアのみ正解)

  2012選手着用済みサイン入りユニフォーム(選手の指定無し)
・引 渡: 後日、クラブ公式HPにて当選者を発表し、当選者に賞品を発送。
 
※試合スコアは横浜FCが勝つか引き分けの予想のみが対象。敗戦時及び横浜FCが無得点の場合には賞品は無し。(横浜FCがゴールを決めた場合は敗戦時でもゴール賞は対象)


 面白いですね。一つのアイディアだと思います。この横浜さんの事例は当てるものなので、一緒にはなりませんが他のクラブではMVP企画のイベントをクラブで開催するところがあります。そういうところもあれば、MVP企画案が出ても「うちは選手をそういう形で区別しない」という態度を取るところもあるかもしれません。後者はいわば「クラブ目線」で、ファン・サポーター目線で考えれば、MVP企画は決しておかしいものではないと思います。読者の皆さんの地元クラブはどっちの目線ですか? まぁほとんどがファン・サポーター目線で活動をされているとは思いますが。金額差が出る選手のチャリティーオークションもこれに近い話だと思います。
横浜FC関連⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130318
  〃     ⑩:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130221
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110612
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100314
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090324
  〃     ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070410
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061130
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061124
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060530
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060311
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051202

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表のこと・・・198

2013-06-06 00:00:28 | サッカー(日本代表、W杯等)

 PV観戦レポです。
 まずは、日本全国の皆さん、読者の皆さん、ブラジルW杯出場おめでとうございます。
 昨日、ウルトラスで開催された、ブラジルW杯最終予選のオーストラリア戦のPVに参戦してきました。お店に到着したのはキックオフ時間前の頃良い時間でしたが、すでに店内には人があふれていました。店の入り口には顔なじみのスタッフさんが、受付をされていました。1ドリンク制で千円の料金、ドリンク券を1枚もらえます。そして、腕に防水紙製の腕章みたいなものを巻かれる。店内を覗くと、もちろんテーブル・椅子というような物はなく、立ち見のみですが、ビッシリ入っています。
   
 すでに下委員長から、もう来てますよという連絡をいただいていたので、探すがやはり人が密集していてわからない。とりあえず、人をかき分けてカウンター付近に近づいてみる。すると、来ると聞いていた松ちゃん君と山やん君の姿を発見。2人とも仕事帰りですが、前もってアドバイスしていたので、松ちゃん君は少し食べてきた模様。
 周りを見渡すと、20~30代の若い人だらけで、我々のようなオッサン連中もいる事はいますが、壁の方とか端っこにいっていますね。カンスタで見かけるような顔はほとんど見られず、他の2人と「これくらいファジの試合でも来たらいいのにね」「こういう人達は普段どこにいるんだろか」と言い合ってしまう。岡山以外出身の大学生も多いのかなと思ってみたり。何かナンパみたいな会話も横で聞こえるし(笑)。面白い空間でした。
   
 すぐに試合は始まりました。前半はエレベーター側の壁にある特設モニターを観ました。これって、普段は壁だよなぁと思いながら。こういう試合の時だけに登場するモニターなのでしょう。
 試合の方はうーむ、工藤はベンチ入りせず。東と駒野もベンチ外で、今日のコンフェデ杯のメンバー発表では、この3人がそのまま抜けました。あの招集は何だったのか、ちょっと練習しに行っただけなのかとちょっと消化不良に思いました。やってやれ酒井は、ウッチーからぜひポジションを奪い取って欲しいと思います。クドーも来年のブラジル本番には選出されたらいいな。

 J2組の遠藤も今野も目立っていました。遠藤はよくパスを供給し、今野はよくケーヒルを抑えていました。横で、オーストラリアは8年前から若返りに失敗して、その時の選手が多くいるという話が聞こえました。確かにドイツW杯の時のオーストラリアは本当に強かった。日ディング監督とオジェック監督(浦和時代にACLで優勝しているんですね)の違いもあるでしょうが。うーむ、今日のオーストラリアより先日のブルガリアの方が強いように思える。   
   
 0-0のまま、前半終了。外にタバコを吸いに行く人がいるのか、密集度合いが緩和されました。そこで、店内を思い切ってウロウロしてみました。下委員長は他の誰かと一緒のようですが、姿はわからず。いつもの広いフロアに入ってみると、お立ち台のようなものがあり、その上に立つ竹店長の姿を発見。モリカツ店長の代わりに太鼓を叩いていたようです。そういえば、確かに声が違っていたよなぁと。
 ACLだったり、ファジのアウェー戦だったり、語る会だったり、長くこちらのフロアに通っていますが、この日の景色はどれとも違う世界で新鮮でした。一度、昔のお店(表町)の時に、代表戦の観戦に行き、小さく体操座りして観た覚えがあります。あの時もスゴ過ぎと思いましたが、お店はあの時よりも広くなっているので、更にビックリです。今朝はFMラジオの他に、山陽新聞には約600人という事で、動画(4Fのスポーツカフェ12でもやっていたのですね)付きで載っていました。
 東京渋谷のスクランブル交差点が大混乱したというニュースがよく流れますが、この夜のローソン前がそんな状態でした。しかし、こういう人達ってカンスタにも来て欲しいよなぁと。
山陽新聞WEB版該当記事:http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013060500175444/

   
 ネットでは上では、ザック監督の采配ミス論が出ていますね。後半に前田に代えて栗原を投入し、ディフェンシブになり、そこから慣れないフォーメーションになってバランスが崩れていき、あの失点につながったというもの。個人的には、4年前の岡田ジャパンよりは全然いいチームだと思っているので、まあいいかと。今回の試合で20本近くのシュートを本数を放ち、片手で余る決定機を作りながらPKでの1点しか取れなかった攻撃面は問題として残ったのかもしれないし、実際は負け試合だったのかもしれませんが、W杯予選突破という実績を作ってくれたので、結果オーライでしょう。
 ザック監督も選手達と一緒にもがきながら、世界で戦ってくれているのです。4年前の岡田監督とは違って、希望が持てる存在だと思います。やはり、本田のチームでした。ロシアから帰国翌日の試合となって、時差ボケで体が重い中、90分戦ってくれたのはスゴかったです。何か感じが変わりましたね。神がかった様子でしたし、あれほどのプレッシャーがあれば、ああなるのかな。
   
 さきほど報ステで流れた記者会見良かったですね。本田選手の「個」の話が良かったです。「チームワークは生まれながらに持っている。個の力が必要」と。今までは「日本の良さはチームワーク」という言い方を口を酸っぱくして言われ続けてきましたが、欧州組はどの選手も「個の力を高めなければならない」と口にしています。4年前と違って欧州組が増え、ビッグクラブで活躍する選手が増えました。そういった環境になって見えてきた部分なのかもしれないし、世界に向けて背が伸びていく時期なのかもしれないと思いました。
 そんな本田選手を観ていてふと、昔の中田ヒデ選手を思い出しました。よく似たタイプですが、根本的に違う所があります。本田選手は、他の選手を信頼して一体になっていますが、中田ヒデ選手はとてもネガティブでした。小野伸二選手達とも対立していたとも聞くし。
 楽しみですね。当ブログでは、オーストラリア戦はきっと決めてくれるだろうと楽観視していて、その通りになって良かったですが、コンフェデ杯ではこてんぱんにやられるかもしれません。その敗戦の中で、チームワークと「個」を高めて、一つの強い個の集団になって、ブラジルへ行ってもらいたいと思います。個人的には、ベスト8まで行くのではないかと予想しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボランティアの力183

2013-06-05 01:05:36 | 吉備国際大Charme岡山高梁

 ボランティアレポです。
 2日、笠岡陸上競技場で開催されたなでしこカップ戦、FC吉備国大シャルム対浦和で、OSS委員会のボランティアとして参加してきました。この日はちょっと少な目の5名参加。担当は、両ゲートと、両芝生席の警備です。
   
 アウェーゲートには続々と赤い服を来た方々が集結してこられます。さすが浦和という感じで、まるでJリーグサポーターの雰囲気です。覚えている中では、コアサポーターで一番の動員力かなと。まさに一致団結した印象です。リーダーさんと思われる方に運営側として、少しだけ説明させていただきましたが、紳士的に対応していただいて助かりました。浦和サポのリーダーさんは、試合前にメインスタンドに座っている浦和サポに、トラメガで語りかけて一体感を演出されていました。いいシーンでした。

 フロント担当の大さんの話では、この日も学生ボランティアが多く動員され、男子学生さんも10人くらい来られているとか。このボランティアのメイン活動である撤収作業も今回は少し楽になりそうです。
 アウェーゲートには、その男子学生A君と、シャルムの選手である女子サッカー部員のBさんが来ました。Bさんは先日の試合に出場していたそうで、本当に選手の一人でした。Bさん曰く、愛媛レディースはJクラブの下部組織のためか、環境がいいとか。部活無しというA君も四国出身。スポーツ関係の学部なので、今回単位の関係で参加したとか。
   
 試合の方ですが、ヤングなでしこで活躍した、浦和の楢本選手は先発ではなく途中出場でしたが、すごい人気でした。結果は、前回のリーグ戦では勝った浦和さんに、0-3で完敗でした。敗因はよくわかりません。それでも、シャルムの選手達は元気に、試合後は例の横断幕を手に場内一周します。バックスタンドからアウェー側に足を向けた時に、浦和側から拍手が起こり始める。まるで待っていたかのように。メイン芝生席のアウェー側に陣取った浦和サポの応援席の前で、挨拶。浦和サポも温かく応える。いつもながらいいシーンです。相手サポのところに、挨拶に行くというシーンはJ、なでしこ問わずなかなか無いシーンなので、やはり学生チームだからできる事なのかなと思ってみたり。
    
 試合後はメイン活動の撤収作業です。まずはという事で、ピッチボードで作業していると、GMさんを発見。御自ら撤収作業をされるシーンに、「これはしっかりブログで書かなければ」と思う。GMさんに呼んでいただいた学生ボランティアの面々も、作業を頑張ってくれました。男子学生もいましたが、女子の子も多かったですね。ゴール撤収作業を行っていた樽部長も、いつになく張り切っておられた感じでした。ボランティアをしながら、若い学生さん達にパワーをもらった感じですね。
   
 最後に帰る前に、そばにおられたGMさんに「訓示を「お願いします」という事で、わざわざ来ていただいて、締めのご挨拶をいただきました。こういうシーンは専務理事さんだったりするのですが、GOODでした。ありがとうございます。

 話は変わり、やりました。見事W杯最終予選を通過しました。その熱かった夜の模様は明日。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次に向けて頑張りましょう57

2013-06-04 00:01:17 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 このタイトルがまた増えてきました。と書くともう片方が増えたので少し期待。昨日、ファジのアウェー岐阜戦のPVが開催されたウルトラスへ参戦してきました。早めにお店に入ると早くも席で飲んでいる人が。八氏と、その向こうには岡ちゃん。岡ちゃんは今回岐阜には行っていなかったんだねぇと声をかけて、いつもの席へ着く。ボラで一緒になったしまくんとgermanee氏も到着。
   
 この日はお客さん多かったですね。何か大きい声がするなと思ったら、忍氏も来られていました。ガンバでは宇佐美の他に安田も復帰してくるよという話も出ました。画面を観ると、現地にも大勢のファジサポが行かれている様子でした。
 内覧会に行ったという八氏から、様子を聞きました。社員さんともお話をされたとか。八氏は積極的にどんな人にも話かけるタイプのようです。ブログ等を観たり、行かれた人の話を聞いて、何となく様子が見えてきました。

 この日は19時キックオフという事で、絶好の呑み日和(すいません)でした。ボラ作業の疲労も手伝って、よくお酒が回りましたね。みんな、こちら名物の丼ぶりを食べる。豚キムチ丼を目の前で余りに旨そうに食べているので、一度注文で口に出したナシゴレンを慌てて撤回し、豚キムチ丼を食べました。
 試合の方ですが、前節の熊本戦と一転して岐阜さんは守りのチーム。しかもミラーゲーム(両チームとも同じシステム)でした。岐阜さんとは確か2勝5敗で相性が良くない相手。この日勝てば4位、負ければ8位という状況で、ドローだったので7位になりました。クワシン選手が惜しいシュートを打っていました。初ゴールも間近か。
   
 あの復帰した妹尾選手が後半44分から登場しました。まさかと思いました。岡山出身選手だし、本人の強い希望だったと思いますが、長い目で見ると厳しさも多いと思います。無理がない範囲で、できるだけ長く現役で頑張って欲しいと思います。吉備ファジの会の皆さんもお喜びの事でしょう。また、庭瀬駅前のアーケードにまた横断幕が登場して欲しいですね。個人的には、コーチ時代のように気軽に声をかけにくくなったかもしれないと思ってみたり。そういえば、一度、電車の中でも一緒になったなぁ。
 さて、明日はW杯出場を決めるオーストラリア戦です。大丈夫でしょう。明日もウルトラスへ出勤だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラブ経営について52

2013-06-03 00:00:42 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 昨日の「FOOT×BRAIN」で「群雄割拠のJリーグ 飛躍の条件を探る!」というテーマで、常勝クラブになる条件について特集されていました。過去にはヴェルディ川崎、磐田、鹿島が常にリーグのトップに君臨していたが、ここ3年J1優勝クラブが替わり、常勝クラブは見られない。今シーズンはJ1大宮が首位を走っていると触れていました。以下がポイントです。

   
「クラブのスタイルが変化」
 代表選手と強力助っ人外人選手の組み合わせで強豪チームが活躍できたが、W杯を契機に海外にスター選手が出ていく事が多くなり、チームづくりが少しずつ変わってきている。海外移籍の増加により、優勝を遂げたクラブでも戦力の維持が困難になってきている。
「常勝クラブになるための必要条件」=「過去の優勝クラブに3つの共通点」
①日本を知る外国人監督(現在J1では10人の外国人監督が指揮)
 成功を遂げた監督の共通点 ・・・過去に日本での指導やプレーの経験がある。
 日本人を知る ・・・J1大宮のベルデニック監督は日本人の性格を理解した上で指導。
②監督が連れてきた選手の活躍
 J1柏はレアンドロと、ワグネルをブラジルから、J1大宮ではズラタンとノヴァコビッチを母国スロベニアから連れてきた。
③若手・生え抜き選手の活躍
 J1柏では工藤、J1大宮では青木や金澤がユース出身選手で活躍。海外移籍があるため、若手選手の育成を続け、チームに供給し続ける事がクラブ運営に重要。
   

他「名参謀の存在」
 去年秋にJ1大宮に就任した小倉ヘッドコーチと、今シーズンから就任した里内フィジカルコーチ。2人のコーチの加入が大躍進のポイント。
 こうした条件が整っていたから、一昨年の柏、昨年の広島、今年の大宮が活躍できていると結んでいます。

 また、J1大宮でISOの認証関係のニュースがありました。「ISO」とは国際標準化機構の事で、その基準がISO規格です。仕事等では出てくる言葉ですが、Jリーグでは普段ほとんど出てこない言葉です。ほとんど国内で活動するプロサッカークラブには、国際規格というのは差し迫って必要ではないからです。
 そういう中で、ISOを取得しているJ1川崎などのクラブは本当にスゴいと思います。川崎さんくらいかと思っていたら、現在J1首位の大宮さんも去年取得されていたようです。その話題です。以下、抜粋して紹介。
      
 J1大宮では、2012年3月に環境「ISO14001」を認証取得し、環境に配慮した経営を取り組んでこられましたが、新クラブハウス移転に伴って適用範囲が拡大し、この5月に追加認証が完了し登録証が発行されたそうです。
 J1大宮では、'08年に「エコクラブ」を発足。「明日のために、今日できること。」をテーマに、現在の子どもたちはもちろん、これから先の未来の子どもたちのために、暮らしやすい地球環境を作ることをクラブの使命として、さまざまな形で積極的にエコ活動を実施。
 今後も地球環境の保全に努めるとともに、環境マネジメント活動の継続的な維持・発展を目指していかれます。

①追加適用範囲:
 クラブハウス(オレンジキューブ)及びアルディージャ練習場(さいたま市高木サッカー場
②認定機関:
 日本適合性認定協会(JAB)、英国認証機関認定審議会(UKAS)
③審査登録機関:
 ㈱日本環境認証機関(JACO)
④認証月日:
 2013年5月29日
⑤適用規格:
 ISO14001:2004/JIS Q14001:2004
⑥登録番号:
 EC11J0057
J1大宮公式HP該当ページ:http://www.ardija.co.jp/news/detail/2197.html
J1大宮関連⑦:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121221
   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121110
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120302
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120127
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060407
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060112

 J2横浜FCが2008年に環境マネジメントシステムであるISO14001認証を取得。クラブハウスで省エネルギー化を進め、練習グラウンドの芝管理に化学肥料を使わないことなどを検討しながら事業を「行われています。
 J1川崎では去年3月の記事で、2005年3月に環境ISO14001取得と紹介していますが、ネットで探しても出てこないのですが維持はされているのでしょうか。たぶん、そのまま維持されているのでしょう。

 話は変わり昨日、シャルムのボランティアの後に、ファジのアウェー岐阜戦を観に、PVに行きました。PVは明日、シャルムは明後日です。その後はW杯予選(PV観戦)か。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域に溶け込む川崎フロンターレ42

2013-06-02 00:42:41 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

※6/2(日)19時キックオフの、ファジのアウェー岐阜戦はウルトラスでPV決定!

 事例紹介コラムです。
 当ブログも長く多くJ1川崎を紹介しており、「格」で一つ抜け出たクラブの一つです。湘南さんは百年構想、川崎さんはイベントやファンサービスのイメージが特に強いですが、この活動は知らなかったです。普段、積極的にアウトソーシングされているクラブさんには、とても参考になる事例だと思います。以下、抜粋して紹介。
    
 「駅掲示板プロジェクト」(駅掲PJ)は、JR南武線の駅構内外に設置されているJ1川崎公認掲示板を管理・運営しているサポート団体。活動も10年を超え、現在管理・運営している「フロンターレ掲示板」は、JR南武線10駅(矢向、鹿島田、平間、向河原、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口、登戸、中野島、稲田堤)に設置。各駅の掲示板には担当者が1名(夫婦含む)就き、試合日の告知や試合結果、リーグ戦の順位表、ユースの試合告知、ファン感のお知らせ等々、駅の利用者にチームの様々な情報を発信するよう、自作のポスターを作って掲示板に掲出。
 駅掲PJは「フロンターレをもっと多くの人に知って欲しい」「少しでもクラブの役に立ちたい」との思いでサポーター有志が集まり、掲示板の管理をしっかり行えるよう1駅1名(1組)の担当制を取り、責任を持って担当駅の掲示板を管理、運営するシステム。ポスターを貼り替えのみで駅に入場する事もあり、常に同じ人が掲示板の作業を行う事により、駅員との信頼関係も築けて活動も円滑に出来るそうです。
 クラブ公認として、クラブが作るポスターに加えて、自作ポスターを掲示板に掲出されていますが、それらもクラブのオフィシャルポスター扱いになるので、個人的メッセージをポスターに入れる事は不可。駅掲示板に使用されている写真・ロゴ類は、駅掲示板活動の範囲内にて、クラブより使用許可がおりており、一部ポスターはリサイクル紙を使用。

 担当駅は、自宅の最寄り駅や通勤途中の駅とメンバーそれぞれで、週に数回通う事もあるので、無理なく通える駅を担当する方針だとか。ポスターを製作して掲出のために駅に通うのは、基本的に試合毎で、試合後に試合結果等のポスター内容。
 この記事に新たな担当者募集が出ていました。応募内容は、「氏名・メールアドレス・意気込みなど何か一言」で、応募条件は「フロンターレが好き」「やる気と責任感がある」「インターネットによる連絡手段を持つ」「一人または夫婦1組(友達同士での応募は不可)」だそうです。

 クラブにはファン・サポーター等外部の存在を信頼してアウトソーシングがしっかりできるところ、「我々だけでやるが、手が回らないからやらない」と消極的なところがあると思われます。川崎さんは前者としてわかりやすい事例ですね。まあ、この辺りは価値観や経営構造、体質の違いもあるのではないかと思っています。
 こういういい事例を目にすると、当ブログでよく口にする「地域に根を張る」「公共財になる」という部分は、「アウトソーシング」が重要なキーワードだと改めて認識しますね。ファン・サポーターだけでなく、選手による地域・社会貢献活動が盛んなところは、選手に対しても深く信頼しているという事なのだろかと思ってみたり。うらやましいですね。
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2013/0529.html
   〃        2011年該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2011/0510.html
「駅掲示板プロジェクト」公式ブログ:http://ekikeipj.blog.so-net.ne.jp/
                  
 また、日本代表でも活躍の中村憲剛選手が「けんごのピンクアンブレラ運動」という活動をされています。憲剛選手が2010年・2011年と川崎市における児童虐待防止キャンペーンに参加し、それがきっかけでその実態を知り、自分自身も父親になった事で、さらに子どもたちを守りたいという思いが強くなって活動を始めたとか。「一般財団法人 チャイルドワン」を設立し、「世の中の児童虐待やいじめの被害からひとりでも多くの子どもたちを救う「ピンクアンブレラ運動」を実施をされています。
 ホーム試合で啓発グッズも販売されています。収益はピンクアンブレラ運動の推進のために活用され、普段はアズーロネロ(公式ショップ)の店頭でも販売。
 さすがです。サッカーだけやってればいいという価値観は皆無ですね。心が温かくなり、感動の密度が増し、こうしてサッカー以外の部分でも選手に馴染みが強くなっていくのですね。川崎には勝ち負けしか興味がないファン・サポーターは少ない事でしょう。
一般財団法人 チャイルドワン公式HP:http://child-one.org/
J1川崎関連:39383736353433323130292827262524232221 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表のこと・・・197

2013-06-01 01:18:07 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例というか一つのニュースです。
 6月はJ1は中断期間に入り、ナビスコ杯とコンフェデレーションカップが開催されます。ナビスコカップについては、昨日「すぽると」で組み合わせ抽選が行われたそうです。鹿島対横浜、浦和対C大阪、仙台対川崎、柏対広島という対戦になりますが、詳細が不明なので決まったらまた紹介したいと思います。
 そして、昨日ブルガリアに完敗した日本代表ですが、6月4日のオーストラリア戦で世界最速の予選突破を決めてくれるものとして、その後に開催されるコンフェデ杯を観てみましょう。
       
【出場国】
ブラジル(W杯開催国)、日本(アジア杯2011優勝)、ナイジェリア(アフリカネイションズ杯2013優勝)
メキシコ(ゴールド杯2011優勝)、ウルグアイ(コパ・アメリカ2011優勝)、タヒチ(OFCネイションズ杯2012優勝)
イタリア(ユーロ2012準優勝)、スペイン(W杯2010・ユーロ2012優勝)
※ユーロ2012優勝国はスペインだが、W杯優勝国としてユーロ開催前に出場権を獲得したため、準優勝のイタリアが繰り上がりで出場。
【1次リーグ】
・A組: ブラジル、日本、メキシコ、イタリア     ・B組: スペイン、ウルグアイ、タヒチ、ナイジェリア
【日本戦(1次リーグ)】
・ブラジル戦: 6月16日(日)午前4:00~(開幕戦)
・イタリア戦:  6月20日(木)午前7:00~
・メキシコ戦:  6月23日(日)午前4:00~
【決勝トーナメント】
準決勝:    A組1位対B組2位: 6月27日(木)午前4:00~     B組1位対A組1位: 6月28日(金)午前4:00~
決 勝:     6月30日(日)午後1:00~
3位決定戦: 6月30日(日)午後7:00~

 一瞬、A組は死のグループで、B組は楽なグループのように見えますが、みんな大陸の大会優勝国ですからどこも強いです。でも、個人的にはB組の方が良かったかも。まあ日本代表も、ブラジル、イタリアとガチで戦えるというのは財産ではないでしょうか。ザック監督も祖国と試合できるのも感無量でしょうし。オセアニアでニュージーランドではなくてタヒチというのが少し引っかかりますが。

 日本はちなみに、この大会に過去4度出場しており、日韓W杯前年の2001年の大会で準優勝しています。この時はブロンズボール(大会最優秀選手3位)を中田ヒデ選手(当時)が、2003年フランス大会で、 中村俊輔選手がブロンズシューズ(得点王)を獲得しており、代表チームとして、2001年と2003年大会でフェアプレー賞を受賞しています。代表別通算成績では、トータル5勝で歴代6位につけていますが、ヨーロッパ代表はアジア代表と比べて競争度合が比較できないため、余り参考にならないかも。

 原技術委員長の話では、W杯予選オーストラリア戦後に選手登録を26人から23人に絞り、イラク戦とコンフェデ杯に臨む方針を示したそうですが、やってやれ酒井(大丈夫でしょうが)と、エキセントリック工藤は生き残って欲しいですね。クドーはオーストラリア戦に途中からでも出て、ぜひ得点を決めて欲しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする