当確師 作:真山 仁
帯が煽りすぎだろうと思わなくもないのですが、
選挙版ハゲタカなんていわれたら、
否が応にも期待してしまうじゃないか
そんなわけで、鼻息あらく読んでしまったのです
内容は、タイトルの通り、
選挙で勝たせるための、選挙参謀の話だったわけですが、
なんだろうかな、私の知ってる真山さんシリーズと違うというか、
どっちかというと、エンターテイメントに徹しているというか、
なんか、どっかの大逆転するアレみたいな感じで、
ちょっと肩透かしでありました
コラプティオみたいに、かなり踏み込んで
政治のなにかれを問う作品かと思いましたが、
さらっと読んで、わくわくするという
そういう小説でありました
キャラ立ちもなかなか楽しげで、
選挙戦の中身というのが、結構ありあり描かれていて
面白く読めたのであります、
なんか、選挙やってみたいとか思ってしまう
そういう具合でありました
実弾(お金)が飛び交うとか、そういう、
昔のドラマみたいな展開とは異なり、
それなりの妨害工作やら、思想対立やら、
集団を操るそれこれなんかも出てきて
非常に面白いのでありますけども、
なんとなし、もっと深く踏み込んで、闇みたいなのを
期待してしまいましたが、
ライトなというか、割とわかりやすい策謀という具合で
なんだろう、物足りないなんて感じたのであります
ロマンス的要素は、いつもの通り
まったく出てこない安心の設計でありますけども
地方の権力のあり方については、
政令指定都市の強さであるとか、ある種の政治団体を作るという
その若者の行動だとかも、物語で見ると
なかなか興味深いものだと
改めて思い知ったりしたのであります
まぁ、小説であーだこーだいうのは間違いなんだけども、
やっぱり、大多数はこの小説に出てきた
政治にかかわろうという側ではないよなぁと
思わされたりしたのであります
入ったら、それはそれで楽しそうだと
そう感じたので、よいことなんでありましょうが
なかなかどうして、考えさせられるのでありました
帯が煽りすぎだろうと思わなくもないのですが、
選挙版ハゲタカなんていわれたら、
否が応にも期待してしまうじゃないか
そんなわけで、鼻息あらく読んでしまったのです
内容は、タイトルの通り、
選挙で勝たせるための、選挙参謀の話だったわけですが、
なんだろうかな、私の知ってる真山さんシリーズと違うというか、
どっちかというと、エンターテイメントに徹しているというか、
なんか、どっかの大逆転するアレみたいな感じで、
ちょっと肩透かしでありました
コラプティオみたいに、かなり踏み込んで
政治のなにかれを問う作品かと思いましたが、
さらっと読んで、わくわくするという
そういう小説でありました
キャラ立ちもなかなか楽しげで、
選挙戦の中身というのが、結構ありあり描かれていて
面白く読めたのであります、
なんか、選挙やってみたいとか思ってしまう
そういう具合でありました
実弾(お金)が飛び交うとか、そういう、
昔のドラマみたいな展開とは異なり、
それなりの妨害工作やら、思想対立やら、
集団を操るそれこれなんかも出てきて
非常に面白いのでありますけども、
なんとなし、もっと深く踏み込んで、闇みたいなのを
期待してしまいましたが、
ライトなというか、割とわかりやすい策謀という具合で
なんだろう、物足りないなんて感じたのであります
ロマンス的要素は、いつもの通り
まったく出てこない安心の設計でありますけども
地方の権力のあり方については、
政令指定都市の強さであるとか、ある種の政治団体を作るという
その若者の行動だとかも、物語で見ると
なかなか興味深いものだと
改めて思い知ったりしたのであります
まぁ、小説であーだこーだいうのは間違いなんだけども、
やっぱり、大多数はこの小説に出てきた
政治にかかわろうという側ではないよなぁと
思わされたりしたのであります
入ったら、それはそれで楽しそうだと
そう感じたので、よいことなんでありましょうが
なかなかどうして、考えさせられるのでありました