柏の葉公園のヤマボウシ(山法師)の果実も色付き始めた。
ヤマボウシの果実は集合果。種子は約3ミリで大きい果実には3~4個、小さい果実には1個入っている。食用になり、果実酒にも適する。近縁にハナミズキ(アメリカヤマボウシ)があるが、この果実は集合果にならず、個々の果実が分離している。
ミズキ科 ミズキ属
2015年9月12日午前10時40分
↓ ヤマボウシの綺麗な樹形、写真ではわからないがところどころに果実が見えていた。
柏の葉公園で今年初めて気づき、観察続けてきたミヤマガマズミ(深山莢蒾)が赤くなった。
「山渓ハンディ図鑑樹に咲く花」によると、果実は核果。名前はガバズミが里山にも普通に生えているのに対し、深山で見られるから。
レンプクソウ科ガマズミ属
2015年9月12日午前9時40分
メモ
類似種のガマズミの葉は、葉の先の尖りが鈍く、葉柄には短毛や星状毛などが密生しているのに対して、ミヤマガマズミは葉の先が鋭く尖り、葉柄には長い絹毛がまばらに生えることから区別できる。