アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

アメリカデイゴ(アメリカ梯梧)の小さな木にも花

2013-08-16 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池そばの畑で、アメリカデイゴの若い木に数個の花が付いていた。
原産地はブラジルで、日本へは江戸時代に渡来。樹高は1m~5mになるらしい。アルゼンチンとウルグァイの国花で鹿児島県の県花だそうだ。
参考サイト 花図鑑アメリカデイゴ
マメ科デイゴ属 落葉高木
2013年8月11日
↓ アメリカデイゴの花
下にペロンとたれている花弁を旗弁(きべん)という。
マメ科の大部分の花に見られ、普通は上に立っているが、
アメリカデイゴは下向き。
雄しべは先の方まで合着し、そこで分かれる。




↓ アメリカデイゴのツボミ




ガガイモの花

2013-08-15 | 大堀川周辺の動植物

たくさんのガガイモの花が、大堀川防災調整池横の整備中の仮設道路で開花。立派な種髪が見られるまで無事でいて欲しいが・・・
ガガイモ科ガガイモ属 つる性多年草
2013年8月11日
↓ 工事現場の柵にからまりたくさんの花をつけたガガイモ






2013年7月19日に見つけた痩せたガガイモはこちら ⇒ クリック




橙色の花穂が目立つトリトマの花

2013-08-15 | 大堀川周辺の動植物

橙色の花穂が目立つトリトマの花が、散歩コースの斜面と、農家の庭で開花。
原産地は南アフリカ。日本へは明治時代中期に渡来、切り花や花壇用に栽培。開花時期は6月~10月。草丈60cm~120cm。根際から生える葉は剣状。長い花茎の上部に、筒状の花を穂状につける。花は先が小さく6つに裂けていて下向きに密生し、下から咲き上がる。ツボミのうちは紅色で咲き進むと黄色になるので、上部が紅色、下部が黄色に見える。花後にできる実は果で熟すと下部が裂け、種子が散布される。
以上 龍さんの花図鑑 トリトマ より
ユリ科シャグマユリ属
別名「シャグマユリ(赤熊百合)」
2013年8月11日
↓ 下から開花が始まったトリトマ、紅色はまだツボミ状態




↓ ツボミ状態のトリトマ


↓ わさわさと生えているトリトマの剣状の葉にセミの抜け殻



参考サイト ヤサシイ園芸 トリトマ


ヤマノイモ(山の芋)訂正オニドコロ(鬼野老)の雌花

2013-08-14 | 大堀川周辺の動植物

以下のヤマノイモはオニドコロに訂正(2014/8/3)
ヤマノイモの雌花が、生け垣と電柱にしっかり巻き付いて沢山の花をつけていた。ヤマノイモは、雌雄異株で、雌花序は葉腋から下垂し、白色の花がまばらにつく。さく果は下向きにつき、扁平な丸い翼が3個ある。果実には3室があり、それぞれに2個の種子が入る。種子とは別に葉腋に出来るムカゴ(零余子)によっても栄養生殖する。
ヤマノイモ科ヤマノイモ属
別名「ジネンジョ(自然薯)
2013年8月11日
↓ ヤマノイモの雌花






↓ ヤマノイモの果実。扁平な丸い翼が3個ある。






↓ ヤマノイモの雌花の花穂が多数。








↓ つるがからまってワサワサ状態。






参考サイト松江の花図鑑ヤマノイモ

Wikipediaヤマノイモ


カンナの花

2013-08-14 | 大堀川周辺の動植物

遠目にも鮮やかな黄色が目立つカンナの花。熱帯アメリカ原産の園芸植物。以前は庭先などでも良く見かけたが、大きすぎるためか、最近はあまり見かけなくなった。このカンナも農家の屋敷に続く広い畑の境に植えられていた。
花の色は、黄色の他、紅色・朱色・橙色・白色など多様。交配の結果作り出されたもので、雄しべが花弁状に変化し、大きな花弁の中心で飾弁となっている。だから花はさくが、種子は出来ず、株分けで増やす。(参考サイト植物雑学辞典カンナ による)
カンナ科 カンナ属
2013年8月11日












フヨウ(芙蓉)の花

2013-08-13 | 大堀川周辺の動植物

近所の農家で咲いていたフヨウ(芙蓉)の花。早朝に開き夕方には萎んでしまう一日花。
アオイ科フヨウ属
2013年8月11日
↓ フヨウの花、雌しべの先が5裂して上を向く。その下に雄しべがつく。


↓ 今朝開花したフヨウと昨日咲いていたフヨウ(左側)


↓ フヨウのツボミと昨日咲いていた花


↓ 萎みかけたフヨウの花を覗くと、
雌しべの先が5裂し、その下に雄しべ多数が確認。






↓ フヨウの幹は直立して良く枝分かれする。


モミジアオイ(紅葉葵)の花

2013-08-12 | 大堀川周辺の動植物

農家の畑で咲いていた。高さ2mを越える位大きくなる。モミジアオイの花は、雌しべと雄しべは途中まで合着して柱状となり、長くて超出する。雌しべの柱頭は5つに分かれ、その下に雄しべが群がっている。このように雌しべと雄しべの合着は、アオイ科植物の特徴。
アオイ科フヨウ属
別名「コウショッキ(紅蜀葵)
2013年8月11日











モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)の花

2013-08-12 | 大堀川周辺の動植物

大堀川の草地で今年5月に出会ったモモイロヒルザキツキミソウは、すっかり刈り取られてしまったが、刈り取りを免れた別の場所の群生が、元気いっぱい咲き続けている。ヒルザキツキミソウは花色が白だが花弁が桃色なので桃色昼咲き月見草。マツヨイグサの仲間では珍しく昼間に開花する。ヒルザキツキモソウの果実は水にぬれた時に裂開し、乾くと閉じる。種子は雨滴で散布される。これは、ユウゲショウも同じ。(農村教育協会「形とくらしの雑草図鑑」より)
アカバナ科マツヨイグサ属
2013年8月9日








↓ 昆虫や蛾の仲間に人気があるようだ。残念ながら名前がわからない。






2013年5月13日のモモイロヒルザキツキミソウは⇒ クリック


ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の花と実

2013-08-11 | 大堀川周辺の動植物

繁殖力旺盛で、大堀川近辺では、あちこちに見られる。1本の株で、開花下手の花から黒光りする果実まで観察できる。花には花弁がなく、花びらにみえるものは萼片。雄しべ10個、雌しべ1個。根元の方から開花していくので、先端が咲くころには、根元には若い果実がみられる。ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で根>葉>果実の順だが、果実中の種子に毒性が高いので要注意。果汁が皮膚に触れることも避ける。(Wikipedia ヨウシュヤマゴボウ による)
ヤマゴボウ科 ヤマボゴウ属
別名「アメリカヤマゴボウ」
2013年8月9日
↓ ヨウシュヤマゴボウのツボミ


↓ 元の方から開花していくので、先端が開花するころには、根元に果実が








↓ 黒い果実の中は、10室に分かれ、1粒ずつ種が入っている。
一房に数十個の果実がつき、その一つ一つに
10粒の種が入っているわけだから増えるわけだ。





サルスベリ(百日紅)の花_2

2013-08-11 | 大堀川周辺の動植物

農家の庭で満開になったサルスベリ。家の人にお断りして撮らせて頂いた。
ミソハギ科サルスベリ属
2013年8月11日













↓ サルスベリの花は6個の萼片に、6枚の縮れた花弁、
長い6本の雄しべと多数の短い黄色い雄しべ、
先端が緑色をした1本の雌しべを持つ。



サルスベリ(百日紅)の花

2013-08-11 | 大堀川周辺の動植物

大堀川近くのサルスベリ(百日紅)も開花し始めた。まだまだツボミが多く満開になるのが楽しみ。このサルスベリの木蔭には良くアルが散歩の時に休んだ。
ミソハギ科サルスベリ属
2013年8月9日






↓ まだまだツボミは堅そうだ。


ここのサルスベリを3年前にアルと撮った時ブログは⇒ クリック


ミソハギ(禊萩)の花満開

2013-08-10 | 大堀川周辺の動植物

大堀川近くの駐車場でミソハギ(禊萩)の花が満開になった。
ミソハギ科ミソハギ属
2013年8月9日









↓ ミソハギの花には、
雌しべ(花柱)の長さと雄しべの位置により三つの型がある。
・長花柱花 雌しべが長い雄しべと短い雄しべのいずれよりも長い。
・中花柱花 雌しべが長い雄しべと短い雄しべの間にある。
・短花柱花 雌しべが長い雄しべと短い雄しべのいずれよりも奥にある。
参考サイト石川の植物ミソハギ


↓ このミソハギの花は中花柱花(ちゅうかちゅうか)
長い雄しべ6本(濃紫色)と短い雄しべ(黄色)6本の間に雌しべ1本。